1965年発売のアルバム「青春の光と影」に収録のシングルヒットな
ジョニ・ミッチェルはカナダ出身のシンガーソングライターにして、「女性シンガーソングライター史上最高」の評価をあちこちで受けるスーパースターな
さて
この曲はジョニの作詞作曲だけど、元々は先に別のアーティストに提供されてヒット、自身によって吹き込まれたのはその後だったという
で、僕はジョニ・ミッチェルのヴァージョンしか聴いたことないですが、さておき…
トロントからニューヨークに出てきたジョニが住んだのがチェルシー地区であった…と
不安と希望に満ちた若きジョニが感じたニューヨークの「チェルシーの朝」を歌ったわけだ
貴重なるテレビライヴ映像貼るな
なんつうのかな
晴天の、キラキラした、眩しい朝…っていうイメージでよいのかな⁇
あれ、なんか違うようだな
ちょっと調べてみると…
♪早く起きて! チェルシーの朝よ!
♪最初に聴こえてきたのは窓の外の歌、渋滞の歌よ
♪それがクリスマスのベルみたいにつながって、笛や太鼓の音になるのよ
♪ねぇ 一緒にいてよ
♪あなた一緒に「今日」という日を着こなしましょうよ 夜になるまで
…とかなんとか
でも、「女性の可愛らしさ」が溢れているよね
煌めいてる
僕はこの ♪チェルシー・モーニング がやたらと好きなのだ
ほら
「朝が始まる‼︎ まいりますか‼︎」
という気持ちになれる
基本的に僕は捻くれたとこあるから、いろいろ素直に受け取れない屈折も抱えてるんだけども
この ♪チェルシー・モーニング は す…っと入ってくるよ
いいよ
我々を包むこの世界が美しいと素直に感じられる名曲だと思うんだ
まぁ
この世界の実態は魑魅魍魎っちゅうか、暗黒面もそうとうに深いんだけど
でも
確かに「美しい」部分が存在していることを僕らはよ〜く知っている
その「両面」を我々はそれぞれ、その都度、自分勝手に都合よく「凝視」したり「蓋をしたり」しながら生きてる
だとしても
それでも
「この世界は美しい」
と感じられる「瞬間」を少しでも増やしたいじゃない⁈
そういう時間を積極的に作りたい、感じたいじゃない⁈
だから音楽が好きだし、芸術ってあるんでしょ⁈
いや、誤魔化しって意味じゃないよ
「真実の追求と解明」という大義名分はもちろんあるけども、ただ、そんな難しいことも、もちろん人類の存在意義としてあるんだけども…
ただ
「今朝は、なんだか美しいなぁ」
と、ふ…と感じたいっていいますか
僕はこの ♪チェルシー・モーニング を聴きながら、ちょっとだけそんなことを考えてもしまう
ただ
「美しい」
と、肯定的な気持ちになりたい…と
んんん⁈
なんか、堅苦しいか⁈
あはは
あとね
ジョニ・ミッチェルって、ギタリストとしての評価も高いよ
アコースティックギターの名手と言えば、男性ならポール・サイモン、女性ならジョニ・ミッチェルでしょうなぁ
あたしゃ、そう思いますわ
御愛読感謝