1976年に発売のアルバム「スピード・オブ・サウンド」に収録された全米No.1ヒットな
ウイングスはビートルズ解散後にポール・マッカートニーが作ったバンドな
さて
僕のiPodにはポール・マッカートニーの2枚組ベストが入っているんだけども
これをランダム再生していて、この ♪心のラヴソング がふいに流れ出すと、なんだか、妙に得をしたようなありがたい気持ちになるのである
この優しきメロディと軽妙、そして、不滅なる洒脱…
とは言うものの
たまらない哀愁と憐憫みたいなものを僕は同時に感じてしまう
つまり
メロディアス・ポップ・ロック…というものが瀕死の危機にあり、いや、あるいはもはや、墓石の下に閉じ込められてしまっているのではないか⁇ という悲痛に囚われるのである
こういう輝かしい大ヒットが、「遺物」と化している現状に寒々しいモノを感じてしまう
僕は「オールド・ロック」をこよなく愛する立場…と言い続けておりますが、いまや、完全に「懐メロ化」してしまい、当時を知る人しか耳を傾けなくなってしまった、と感じるたび、なんだか背筋が凍ってしまう気がしてくるのだ
「時代遅れ」
と呼ばれるような
そんな自分の頑なな趣向に誇りを抱きながらも、しかし、やっぱり、苦々しい焦燥感も否定はできないか…⁇
(~_~;)
けど
「いいものはいい‼︎」
と叫びたい気持ちになるのだ
♪愛してる 愛してる 愛してる
この、あまりにもなサビ…^_^
僕はポール・マッカートニーの柔らかくてあたたかいメロディ、そして、その歌声が大好きなのだっ‼︎
じっくり聴いてよ
癒される
印象的なイントロも最高だけど
途中、ハーモニーとコーラスだけになって、すう…っと吸い込まれていきそうになる瞬間が特に好きかなぁ
お、ライヴ映画「ロックショウ」の映像もあるな
普遍的なる、メロディアス・ポップスの「王道」にある、と思う
けど
ちょっと埃をかぶっているような気もする
だから
僕の心のロックアルバムの棚から、時々引っ張り出しては、その埃を払い続けている
パタパタ…とはたいてから聴く
そして、呪文のようにこう唱える
ずーっとずーっと聴くたびに、「今と同じ気持ち」でいられますように…と唱える
♪心のラヴ・ソング
ささやかでいて、寄り添ってくれる感じの…
なんか
気の許せる友達のような一曲である
御愛読感謝
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