[ふいに無性に]ドアーズ ♪ライダース・オン・ザ・ストーム を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?




今日の「ふいに無性に」は…






ザ・ドアーズ

♪ライダース・オン・ザ・ストーム


1971年発売のアルバム「L.Aウーマン」に収録の、カリスマ・ロック詩人、ジム・モリソン最後の収録と言われるシングルヒット曲…



いわゆる破滅的ロッカーの典型と思われるのがジム・モリソンでありますな


小市民の僕とは全く別の、「生き急ぐ天才」であり異世界の人間…とはわかっております


が、だけに


覗き見るように、聴かずにはおられん…のであります


「天才の感性」「天才の詩」「天才の歌」


…が、あまりに早過ぎる死を迎えてしまう


ドラッグや音楽業界の闇もあるんだろうけど、やはり、極限域での「創造性」との戦いはその生命さえも削って行くのだろうなぁ、と、ついつい妄想は膨らむ


たぶんだけど


「天才」にもいろいろあって、飄々と水面を走るように疾走できるタイプもいれば、苦悶と自虐を糧に死に物狂いでなければ産み落とせないタイプの「天才」もある…かと



ジム・モリソンはどちらかと言えば、後者にあたる、と


痛々しくて、繊細すぎて、刺々しくて、今にも砕け散りそうな…と


まぁ、これは僕の印象であります


果たして、こういうタイプは得てして「協調性」はなく周囲を困らせることが多い… (~_~;)


学生時代にもいたなぁ〜


「自己完結」し過ぎの、「自意識過剰」なる「排他的なるマイワールド・オンリー」タイプ…


そのくせ


「なんでみんなわかってくれないんだ⁇」


と悶え続ける


あ、ジム・モリソンがそうなのかはわかりませんが、本人にしてみたら図らずもそうなってしまうのかもしれませんが、たぶん、「友達」になるのはかなり大変だったんじゃないかなぁ〜⁇


僕はドアーズは大好きなんだけど、ちょっと「神経質」過ぎて聴けない時もある


けど


触れだけで砕けてしまいそうな『詩』には常に畏敬の念を抱いてもいる


「芸術性」の高い曲も多い…と思います






僕はある種の「不穏」と「暗澹」を感じる時、ふいに無性にこの ♪ライダーズ・オン・ザ・ストーム を聴いてしまうのだ


♪嵐に乗るものたちよ


ある「不安」や「闇」が嵐だとして、しかし、我々は人生というその嵐に自ら乗らざるを得ない…


というか、そんな悲観的なる感覚で僕はこの ♪ライダース・オン・ザ・ストーム を聴いてしまうけど


まぁ


非常に哲学的だと思うなぁ


こういう人生のダークサイドにどっぷり浸かるのも悪くない


けど


時々…にしないと危ない、で、ござんす


^_^


御愛読感謝