今日の「ふいに無性に」は…
チェット・ベイカー
♫バット・ノット・フォー・ミー
1956年発売の名盤「チェット・ベイカー・シングス」に収録のスタンダードナンバー
この甘く、刹那的なる、アンニュイの極み…
ただごと ではない
僕はチェット・ベイカーの自堕落にして自虐的なる生涯と、そのあまりに輝かしい音源のコントラストに困惑しながらも、うっとり聴き惚れる…
圧倒的才能と麻薬、そして、神域のひとたらし…
僕の中のチェット・ベイカーは「天然の剥き身」…
そうなってしまう…という生き方
憧れても、絶対に真似できない生き方
ん〜
触れただけで、いともかんたんに壊れてしまいそうな危うさ…
あまりに繊細なる、軽やかにして煌めくメロディと歌声…
僕はふいに無性に聴きたくてたまらなくなるのだ
たくさんは持ってないけど、手持ちのジャズアルバムの中で1番聴いてきたのはやっぱりこれかなぁ〜
御愛読感謝