[ふいに無性に] ビートルズ ♫アイ・アム・ザ ・ウォルラス を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


今日の「ふいに無性に」は…




ザ ・ビートルズ


アイ・アム・ザ ・ウォルラス





1967年発売 ♫ハローグッバイ のB面に収録され、ビートルズの中でも、かなりサイケデリック色が強いナンバーとして名高いジョン・レノンがメインの楽曲


アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録



かなり、ぶっ飛んだ楽曲


ウォルラス とは、セイウチ のこと


セイウチ とは…




これ…⁇


トド…とは違うのか⁇


トドは強いオスが多数のメスたちを独り占めしてハーレムにしちゃうんだっけ⁇


わかりやすく言うと、ギバのあるなし…で違いがハッキリしとるそうな


セイウチには立派な牙があって、トドにはない


さて、それはそれとして…


(^◇^;)


詩人としてのジョン・レノンを語る時、不滅の名曲 ♫イマジン において、美しき理想と思想を見事なまでに紡ぎ上げたことへの賞賛に対して、ある種の真逆の評価、そのナンセンスをなじられる筆頭にある存在がこの ♫アイ・アム・ザ ・ウォルラス かと…


♫ 私はセイウチ…


おれがあいつ

あいつがおまえ

おまえはおれというわけ

 

つまりみんながみんなということ

ブタみたいに銃から逃げ回って

吹き飛ばされるみんなを見物といくか

泣けてくる



まぁ、よくわからない ^_^


僕にはドラック体験がないからわからんのだけど、世界の「秘密」やら「繋ぎ目」やら「異世界」を覗くと、書ける曲なのかなぁ⁇


理解できる、というと嘘になる…が、楽しめる、とならば言える


斬新にして前衛的なるアレンジが、いかに芸術性の高さを示しているか⁇ は、同時期のロックと比べるまでもなくずば抜けているし、その実験精神の凄まじさは、まさに、「先駆者」としての異端さを物語っている


これもまた、奇蹟の名曲かと…


ドラック体験が背景にある表現を卑下する向きの潔癖症の方もおいでになるかと思いますが、ジミヘン然り、ドアーズ然り、ジャニス然り、そして、ボブ・ディラン然り…でありますが、僕は時代と感性が融合する過程において、それは必然であったかと思うし、また、ジョンに関して言えば、後の不滅なる名曲 ♫イマジン へと繋がる道程だとしても、やはり、ここは通過せねばならなかった停留所だったのだ、と考えると、愛情をもって向き合える…という気持ちか


また、その他のドラック・カルチャーを背景にしたアーティストたちの功績もまたそんなふうに考えている


が、もちろん、こと日本においては違法であるし、芸術性のためならばドラック使用肯定…というわけではござらん


あくまで、イギリスやアメリカのカルチャーや歴史的背景においての、必然だった…という意味合いにおいて、であります


しかし、面白い楽曲であります


ロックにおけるストリングス導入も大胆、さらに効果音のラジオチューニングの音も斬新、コーラスワークの不気味も特筆もの


聴きどころ満載の、スーパー・ナンセンス実験的名曲かと


楽しい


遊び心満載にして、しかし、意味深長である


意味はひとつに定まることなく、オマージュや例えに満ちている


こちら次第で、さまざまなる広がりと解釈を得られる


僕はふいに無性にこの奇蹟の珍曲⁈ ♫アイ・アム・ザ ・ウォルラス を聴きながら、「ロック・トリップ」を味わう


時代を、世界観を、そして、ジョンの精神世界をトリップさせていただく


んで、想像力の飛躍と可能性を目一杯に愉しむわけ


んんん


実に奇妙奇天烈なる味わいと興奮がここにある


まあ、紛うことなく、ロックにおける、「革命」の痕跡のひとつ


素晴らしい、と思う


ビートルズ最高っ‼︎


サイケデリック爆発なる動く映像貼るぞな



オアシスによる、ライヴ・カヴァー・ヴァージョンも有名か?




御愛読感謝