[もう一度観たい映画] 「バーディ」が浮かぶ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?



今日の「もう一度観たい映画」は…





バーディ

アラン・パーカー監督作品

マシュー・モディーン、ニコラス・ケイジ出演

1984年公開のアメリカ映画

1985年カンヌ国際映画祭 審査員特別グランプリ受賞作品

これ、上に貼った予告編では面白さがなんとなく伝わりづらいんだけど、メチャクチャにぐっと来る青春映画であります

監督も名匠のアラン・パーカーであります

アラン・パーカーに駄作なし…であります

僕はアラン・パーカー監督作品の中では「ミッドナイト・エキスプレス」や「ザ ・ウォール」や「エンゼル・ハート」や「ミシシッピー・バーニング」より好きかなぁ〜

まぁ、悩ましいのは「ザ ・コミットメンツ」との比較だけど、ロック野郎としてはバンド映画の金字塔たるこの映画の評価は揺るがない…んだけど

え〜

この2本がアラン・パーカーの中の無双ってことで

(^^;;




以下、Wikiのあらすじ、ね


> 高校時代の親友だったバーディ(マシュー・モディーン)とアル(ニコラス・ケイジ)は共にベトナム戦争に従事する。以前からに病的な執着心を持っていたバーディは戦争体験から精神に異常をきたし、軍の精神病院に収監される。

顔面を負傷したアルは別の病院で治療を受けていたが、バーディの治療の協力のため、軍医少佐のワイス(ジョン・ハーキンス)に招集される。心を固く閉ざしたバーディに高校時代の数々の思い出を語り続けるアル。その努力も虚しく一向に反応を示さないバーディ。アルがバーディの病院に滞在できる残り時間は刻一刻と少なくなっていく。


…つまり、「鳥になりたくて、本当に飛ぼうとした青年」と、その親友のストーリーなんだけど、戦争に翻弄された2人の過去と今…が交互に描かれ、解きほぐされてゆくわけなんだけど…


ちょっと、かなり昔に観たから詳細は微妙なんだけど、アラン・パーカーの名前を一発で覚えたほどで、さらに、それから1週間はずーっと「バーディ」のことを考えていた記憶あるくらい好きになった映画…のはずなんだ





で、最近、ふいに頭に浮かんだわけだけど、なんだかあやふやで、こりゃ、もう一度観なくちゃ死ねんのう…と感じた次第であります


ラストカットだけは覚えてる


まぁ、あれは一度観たら忘れられないな


うん


びっくりして、戸惑った


衝撃だったなぁ


あれはハッピーエンド⁇


いや、違う


しかし、バッドエンド、ではないなぁ⁇


なんていうのかな、にわかに困惑を残しながらも、しかし、気持ちがふわっとやわらぐ…というか、心が解き放たれる…というか


初めての「感触」だったんだ


ほら、よくある「どうにでも受け取れる」とも違うんだけど





あ〜


なんというか、ギリギリと張り詰めていた緊張の糸がプツっと切れる



えっ⁇


なにこれ⁇


なんなの、どうなったの⁇


でも


なんか


気持ちいい⁇


と、なる


わかるかなぁ〜⁇


まぁ、観ないとわからんな、これは…


説明もできない


(^^)


まぁ、これは必見の青春映画だと思う


ほろ苦くて、切実で、心臓をぐっと掴まれるような、素晴らしい作品である


僕はもう一度観ずには死ねない


御愛読感謝