[ふいに無性に] 遠藤賢司 ♫歓喜の歌 に打ちのめされる | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

あけまして、おめでとうございますっ

2022年とは、どんな年になりますでしょうか⁇

ううむ、それは「我々次第」かと…

だな

…で、

今日の「ふいに無性に」は…

激動の2021年を締め括るのに、ぜひ、耳を傾けたくなる一曲…





遠藤賢司

♫歓喜の歌


1972年発売のアルバム「嘆きのウクレレ」に収録…




日本を代表するフォーク・ロックのレジェンドのおひとりかと存じます


この曲、イントロに耳を澄ますとお分かりの通り、かのヴェートーベンの ♫第九 のフォークアレンジであります


囁くような掠れ掠れの歌声が紡がれてゆき…


と、


やがて、喉から血が出そうなほどのエネルギーを湛えた叫びへと豹変っ



静と動…の、圧倒的なるコントラストの、この眩しさに、僕は打ちのめされるのであります



この劇的なる歌声に触れるたびに、僕は遠藤賢司さんの凄まじき人間力にたじろいでしまうのだ




ヤバい、これぞ、アーティストと呼ぶに相応しいと、心底唸るわけであります



己が道を征く…



という言葉が浮かぶ


嫌なものは取り合わず、欲するものだけに手を伸ばし、それを分かち合うべきだと感じたならば、増幅し、色彩をつけ、音色をつけ、そして、歌声で包み、差し出す


相手が受け取ろうが、そうでなかろうが、差し出し、しかし、鑑みない


己が道 を進む過程も、相手の気持ちも、たぶん、鑑みない


だって、その時点で差し出されたものは、全身全霊でもって、誠心誠意を込めて差し出したものなのだから、いかなる事態が発生しようとも鑑みない



…と、僕は遠藤賢司さんの歌を聴きながら、そんな感覚を持つのだ



遠藤賢司さんは自身をこう呼んだという


純音楽家…


おおっ


「純」とな…っ⁈




さすがです




存在が、存在そのものが、まさに「純」であるかと…


ありがとうございます


今年もまた、存分に、聴かせていただきます


♫歓喜の歌



最高っ



御愛読感謝