今日の「ふいに無性に」は…
フレディ・キング
♫ハヴ・ユー・エヴァー・ラヴゥド・ア・ウーマン
B B・キング、アルバート・キングと並んで3大キングと讃えられるブルースギタリストの巨人…
ん〜
すいません オリジナルアルバムじゃなくて、僕はベスト盤で愉しませていただいております
あのね、フレディ・キングといえば、エリック・クラプトン在籍時のジョン・メイオール・ブルースブレイカーズによるカヴァー♫ハイドアウェイ や、第二期ジェフ・ベック・グループによるカヴァー ♫ゴーイング・ダウンなんかも有名でわかる通り、かな〜り 後のロック・シーンに影響を与えてます
ぶっちゃけ、僕は3大キングの中では1番好き…
だけど、わずか42歳で他界されてしまったため、 B B・キングみたいな太くてなが〜い存在感にはちょっと及ばないんだけど、そのギターテクニックやサウンドはブルースギタリストの中でもとりわけ鋭利にして時すでにロック的なニュアンスがかなり強いし、その影響力は先に挙げたクラプトンやベックに色濃く受け継がれたわけで、これはすなわち、後のロックサウンドの源流のひとつとなっていることの証左であるかと…
これ、情緒的なるスローブルースの王道、ブルース・スタンダードの一曲であります
この、深き、濃き、味わい…
たまらん
ジャズもいいけど、やはり、ブルースがいい…ってのは、たぶん、ちょっとおこがましくなっちゃうけど、ジャズって超絶技巧スーパーマンたちによる別世界的音楽って感じあるけど、ブルースってのはもっと等身大にして日常的なる音楽…って肌触り強いわけで、ジャズよりも近い存在かなぁ、と
だって、我々のような凡人でも演奏できるし、気持ちものせやすいし、こめやすい
ブルースは庶民的なる音楽、いわば、民謡とか演歌…であります
まぁ、アメリカ南部の虐げられた労働者の方々の嘆きや悲しみがその発祥と言われたら、ブルースミュージックの本質を真に理解できているのか…⁇ と問われたら、たぶん、NO…でしょう
でも、肌身に感じ、想像し、噛み締めた時に感動と喜びを感じられることは疑いようなし
ブルースミュージックはあらゆるロックミュージックの延長線上に確実に存在し、我々はそれを肌身で感られる
僕にしてみたら、ブルースミュージックとは、1番仲の良い、1番可愛がってくれる、1番お年玉をはずんでくれる大好きな親戚のおじさん…みたいなものなのである
んで、僕はふいに無性に、この ♫ハヴ・ユー・エヴァー〜 を聴きながら、ロックミュージックの源流・源泉に想いを馳せるのだ
あぁ
人類の歴史とルーツミュージックの奥深き関連性に思いを馳せる…
思想と人権、芸術性と商業性、戦争と平和…
…ん⁈
ちょっと大そうすぎかいなぁ⁈
エリック・クラプトンによるカヴァーヴァージョンも貼っとく
御愛読感謝