寺地拳四朗の処分解除 「また『応援したくなる選手』になりたい」 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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> プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29)=BMB=が日本ボクシングコミッション(JBC)から科されていたライセンス停止処分が、2月28日までに解除された。1日、オンラインでの取材に応じた寺地は心境を語るとともに、自身が行った社会貢献活動の内容を明らかにした。

 寺地は昨年7月、飲酒後に都内のマンションに侵入し、他人の車を傷つける騒動を起こしてプロボクシングの社会的信用を毀損(きそん)したとして、JBCから同12月1日から3か月のボクサーライセンス停止、制裁金300万円および6か月以内に48時間以上200時間以内の社会貢献活動を義務づける処分を科された。1日からは再びボクサーとしての活動が認められることになり、「試合ができるようになったのは、素直にうれしい。ここから新たに頑張っていこうと思います」と神妙な面持ちで話した。

 すでに被害者側との示談は成立している。JBCからは社会貢献活動を義務づけられ、この間は地元・京都と首都圏近郊で様々な活動を行ったという。京都では児童の登校を見守ったり、介護施設での仕事にあたるなどし、1月下旬に東京に戻って来てからは、街中のゴミ拾いや、畑で子ども食堂に納める野菜の収穫などにも汗を流した。社会貢献活動は、延べ85時間ほどになる。「色々と経験させていただきました。人のためになれるということは気持ちがいいです。今後、役に立つことが多かったと思います」と語り、ライセンス停止期間が明けても、社会貢献活動は「まだやる予定でいます」という。

 東京での練習場所を提供し、活動を見守った三迫ジムの三迫貴志会長は「(社会貢献活動は)やらされているというのではなく、自主的に社会奉仕に努めていた。本人は言いませんが、練習を見ていると、ジムに来ていない期間も基礎体力をしっかりつけるようなことは、やってきていたと思う。ボクシングに向き合うとか、自分に向き合うとか、そういう時間にもあてられたのではないか。自分を見つめ直して、真摯な気持ちになれたのではないかと思う」と話した。

 昨年12月19日に予定されていた久田哲也(36)=ハラダ=とのV8戦(大阪)は中止となった。次戦についての発表はこれからだが、寺地は「いつ試合が決まっていいように準備はしています」と、2月初旬からはスパーリングも再開した。

 「2か月練習を休んだことで、今までの自分は重心が高いということに気づきました。それを修正することで、しっかり打てるようになった」と寺地。ボクシングができることの喜びを改めて、かみしめている。「恩返しするということは、僕にはボクシングしかない。それは勝つこと。いかに強いかを見せることだし、成長した強い姿を見せたい。また(ファンが)応援したくなる選手になりたい」と話した。


…ちょっと天狗になっていたのと、世界チャンピオンとしての自覚と立場、その道義的責任というものを理解できていなかった、と

この大失敗を糧に、リングの上でも、リングの下でも、さらに胸を張れる世界チャンピオンとして輝き直して欲しい



…で、2度目はないぞ、と付け加えたい



がんばれ

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