今日の「ふいに無性に」は…
♫エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ
イギリス出身のソウルシンガーで、ホール&オーツのカヴァーナンバー
1985年発売のアルバム「シークレット・オブ・アソシエーション」に収録
んで、これがUSNo.1ヒットとなり、当時、めちゃくちゃ流行りました
ずーっとラジオで流れてた
本当に懐かしい
デュラン・デュラン、ハワード・ジョーンズ、ブライアン・アダムス、ワム!、カルチャー・クラブ、ペットショップボーイズ…
もうイギリス勢が世界を席巻してましたなぁ
…で、まぁ、聴いて頂ければわかる通り、とにかくいい曲なのは間違いないんだけど、なんでまた僕にとってこの曲がふいに無性に聴きたい曲なのか…というと
ご存知、日本の「エレキギターの神様」、寺内タケシさんっ
で、どういうわけか、僕の高校時代の芸術鑑賞会ってのがあって、なんと、寺内タケシとブルージーンズのコンサートが開催されたんです
テケテケテケテケ…っ
ツブツブツブツブ…っ
ベンチャーズサウンド…的なモノ、そして、♫津軽じょんがら節も聴いたはず
エレキ民謡と呼ばれる画期的なるアレンジね
エレキギターが不良の楽器だとう⁈
先生なんかクソ食らえっ‼︎
好きなことを好きなだけやれ〜‼︎
…的な発言があったかなぁ⁇
おもしろかったなぁ
でも、なんでまた、芸術鑑賞会が寺内タケシさんだったのかは謎だ…けど、街の教育委員会もなかなか粋なことをしてくれました
感謝
それはさておき、で、そのステージで、寺内たけしさんは、この、♫エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ をインストゥルメンタルで演奏した後で、こう言ったのだ
この曲、知ってる人⁇ いないの⁇ いい曲だろ⁇ こういう曲を聴かなくちゃダメだぜ…と
確か、そんなことを言っていた
僕はもちろん知っていた
で、知っていたことが嬉しかったのを覚えてます
30年以上前の、かすかな記憶…
寺内タケシさんの速弾きは実に痛快だったんだけど、この♫エブリタイム〜は選曲的に、はっきり言ってかなり浮いてた
だけに、今なお、頭に焼き付いている
型にハマるなよ、好きなことを見つけろよ〜っ‼︎ と、人生の教訓を教えていただきました
で、僕は、ふいに無性に、人生の岐路の気配を感じるたびに、この曲が聴きたくなる
ポール・ヤングの美しいこの名曲の向こうに、30年前に聴いた、あの、寺内たタケシさんが聴かせてくれた ♫エブリタイム〜 と、あの時に説いてくれた教訓を思い出したくなるのだ
ポール・ヤングと寺内タケシ…とは、なんとも奇妙な組み合わせだけど、僕の中では絡み合って、忘れられない結晶となっています
いい思い出…
微笑ましい、本当にいい思い出であります
御愛読感謝