今日の「ふいに無性に」は…
♫セシールの雨傘
で、僕はごたぶんに漏れず、ラジオっ子でして、飯島真理さんの番組を毎週聴いてました
彼女はアイドル声優の元祖みたいな扱いをされますが、いやいや、実力派のシンガーソングライターなんです
この「キモノステレオ」というアルバムは傑作だと思います
実に、スキがない
美しい声と美しいメロディ…が、バランスよく散りばめられてます
坂本龍一さんプロデュースのデビューアルバム「ロゼ」も捨てがたいけど、彼女自身によるプロデュース作品ならば、やっぱり、粒ぞろいなる「キモノステレオ」がオススメかなぁ〜
貴重なるライヴ映像ありがたくいただきます
さて
ポップスの魅力は彼女のラジオ番組とベストヒットUSAから影響受けましたなぁ
で、当時、僕は彼女のラジオ番組でかなり勉強させていただきました
ケイト・ブッシュとかティァーズ・フォー・フィアーズとか聴かせてもらったんです
彼女自身もLIVEではケイト・ブッシュのカヴァーしてました
つまり、かなりアーティスト志向強かったし、その実力も備えてました…が、アイドル声優的なイメージの根強さに悩まされ続けてしまったようですねぇ
囚われなくていいのに、まぁ、アーティストであること…とは、そういう気概が背骨になるんだろうし、むずかしいところだなぁ
この ♫セシールの雨傘 ですが、まだまだアイドル全盛期の時代に飯島真理さんがアーティストとしてその実力を見事に発揮したシングル曲だったんだけど、まぁ、スマッシュヒット…だったのかなぁ⁇
今想えば、彼女はずーっと悶えていたのかなぁ、と…
理想の自分と、現実の自分との、圧倒的なる乖離に苦しみながらもがいていた…のかなぁ、と妄想しちゃうんだけど、これほどの才能があっても悶えなくちゃならんなんて、なんと無慈悲な世界なんだろう…と感じてしまう
で、僕は彼女のアルバムを「ふいに無性に」聴きたくなるんだけど、僕にとっては洋楽の架け橋になっていただいたアーティストのお一人だから、やっぱり、スペシャルなんです
洋楽ポップスをいかに日本語のポップスに取り込むか、いかに消化するか…という試みと昇華…がこの一曲にはあると思うんです
で、僕はこの曲とある洋楽ヒットの類似性を発見しまして…
フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズ
♫イージー・ラヴァー
飯島真理さん、たぶん、これを取り込んでんじゃないかなぁ〜⁇ と思うんだけど、ぜひ、聴き比べていただきたいなぁ
あのね、まぁ、遠いんだけど、面影がある…というか、わかるかなぁ〜⁇
違うかもしれないけど、僕は踏襲してると感じてます
まぁ、そんな試行錯誤も含めて、その挑戦する姿勢にも、今なお、心動かされます
んで、僕の実家のタンスの中には、飯島真理さんのサインが眠っています
ラジオでリクエストを読まれたんですっ
ややや
ビックリしたなぁ、届いた時は…
嬉しかったなぁ
…あ、今度、実家帰ったらまだちゃんとしまってあるか確かめますっ
♫ピンクのルージュ
これ、抜群
ディス・イズ・ジャパニーズ・ポップスっだと思うんだけど、まぁ、埋もれた名曲なんだろうなぁ
…で、僕が1番好きな彼女のバラードは ♫瞳はエンジェル かなぁ
失恋の歌ね
これも「キモノステレオ」に収録されてる
…で、飯島真理さんはどんどんロック色強くなっていくんだけど、僕がアルバムを買いそろえたのはこのあたりまでだったなぁ
彼女の歌と声…もまた、僕の青春の断片に間違いないです
本当に毎週楽しみにしてました
今でも、ふいに無性に、聴いとります
そして、いつかの 思春期 の、あの感じを思い出して、甘く切ない気持ちにさせていただいてます
ありがたや〜
(^^)
いい曲だらけでビビるよ、本当にっ
御愛読感謝