>◆プロボクシング 報知新聞社後援ダイナミックグローブ 東洋太平洋ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇挑戦者・竹迫司登(判 定)王者・細川チャーリー忍●(18日、東京・後楽園ホール)
東洋太平洋ミドル級タイトルマッチは、挑戦者の竹迫司登(たけさこ・かずと、28)=ワールドスポーツ=が王者・細川チャーリー忍(35)=金子=に判定勝ちした。
竹迫が右アッパーから左ボディーを打ち込むと、細川が距離を詰めてクリンチという流れが何度も繰り返された。初めて経験した12ラウンドだったが、竹迫はそれでもパンチを出し続けた。この試合の前まで、12勝のうち11試合がKO勝ちで、4敗はいずれも判定という強打者・細川に対し、11勝(1引き分け)すべてがKO勝ちの竹迫。派手なダウンの応酬は当事者も含めて期待していたが、王者の高度なテクニックに、竹迫も勝負を決めることができない。ジャッジ1人がフルマークの120―108をつける3―0の判定勝ち。日本王座との2冠達成にも、勝者に晴れやかな笑顔はなかった。
「いつも相手を倒してきた自分のボクシングができず、今だ、と思った時に距離が詰まって、イライラしそうにもなった。倒したかった」と竹迫。細川は「パンチの重さを感じなかった。威圧感も感じなかった。全力出し合って、やり合ったが方が盛り上がっただろうけど、相手は何が何でも勝ちたかった」と振り返った。「パンチは重くない」という言葉を伝え聞いた竹迫は「悔しい~」と苦笑いで顔をゆがめたが、すぐに「でも、倒せませんでしたから」とうなずいた。
「目標は世界王者。厳しい世界ですが、無理だとは思っていない」と新王者。今後は4月中旬~5月初旬の間に、チャンピオンカーニバルで、日本王者として日本同級1位の国本陸(六島)の挑戦を受ける(日時未定)。斉田竜也会長は「今日は、やってきたことは出し切れたし、今後に生きるキャリアだったと思う。ミドル級は激戦階級。チャンピオンカーニバルの後は、WBOアジアパシフィック。それも通過点にしたい」と話した。竹迫も「もっとキャリアを積んで、思うようなボクシングをやりたい」とさらなる成長を自らに促した。
…アジアタイトル総なめしなくちゃ、ミドルでは世界挑戦者になることさえ難しい
アジアパシフィックを獲って、さらに本場アメリカの地で豪快なアピールができなくては目にも留めて貰えない
厳しい世界ですが、それがミドル級ですな
どばばば〜んっと、突っ走ってもらう他ありません
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