久高寛之が16年目の初日本王座、5度目世界戦意欲 日刊スポーツ
><プロボクシング:日本スーパーフライ級王座決定戦10回戦>◇14日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場
同級2位久高寛之(33=仲里)が同級1位翁長吾央(37=大橋)を2-0判定で破り、日本タイトル初戴冠に成功した。
老練なサウスポーの手数の多さに苦しんだが、腰の入った重いパンチがポイントにつながった。過去4度の世界戦を経験したが、王座奪取はなし。今回は日本タイトルだったが、11年前に日本フライ級王座奪取に失敗しており、喜びは格別。リングで勝者のコールを受けると歓喜の涙を流した。
「(ベルトは)すごい重たいです。必ず、何が何でも、と思ってました。(デビュー)16年目でやっと日本が取れました」。33歳のベテランは夢をあきらめず、5度目の世界挑戦の機会をうかがっていく。
…いやぁ、特に注目していたのは日本スーパーフライ級王座決定戦、34歳×37歳の、超ベテラン対決となったこの王座決定戦はどちらが勝っても「初」の日本チャンピオンでありました
試合はマジョリティーデシジョンで途中までは割れてもいたようですが、ここは、その「チャンピオンになりたいという執念」の、その極めてごくわずかな差が明暗を分けてのかな~?と感じましたが、どうだったのかな
久高選手と言えば、古くは日本フライ級王座決定戦で事前予想で優位に立つも吉田さんに判定負け、その後、敵地で時の世界1位のタイ選手をKOして再浮上、時の世界チャンピオンであった坂田さんに挑戦するも判定負け、が、負けても負けても戦い続けてきたわけですが(世界戦合計4度)、しかし、戦い続けてきましたねぇ
最近では井上拓真選手との激闘もありましたし、その戦い続ける姿勢は尋常ならざるものがありましたねぇ
凄いよ、この拳跡は…
僕が初めて後楽園ホールで生観戦したのは何年前だったかな~?
まだライトフライ級の日本ランカーだったなぁ
で、セクシーソルジャーなんていう奇妙なニックネームをつけられていて、本人は本当に嬉しいのか?なんて感じた記憶もあります
また、一方で、敗れてしまった翁長選手ですが、こちらもずーっと期待され続けてましたが、ついに王座奪取ならずでしたねぇ
タイトルマッチでの惜敗も多かったなぁ
日本チャンピオンには間違いなくなれるはず…という逸材として注目はされてましたが、でも、届かなかったなぁ
過去の日本王座決定戦では佐藤洋太さんに帝里木下選手と争っているですが、まぁ、特に強敵が相手になってしまった感じもありますが、でも、チャンピオンになるにはその都度、その壁を突き破らなければならないわけですねぇ
いやいや、実に僕好みの味のある王座決定戦でありましたが、こういう試合こそ生観戦したかったですなぁ~
世界戦のダイナミックももちろん大好きですが、こういう「男の意地と執念」がにじみ出る、『背景と拳跡』を味わえる真剣勝負の方が惹きつけられちゃう時もありますねぇ
両者よくやったっ
お疲れさまでした
堀川選手が日本ライよフライ級チャンピオンになった時も感動したけれど、久高選手のこの戴冠も実に味わい深いですなぁ
感動したっ
御愛読感謝
つづく