三浦、謎の新賞の受賞を辞退…について | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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Sフェザー級王者三浦が賞辞退 どんな賞か分からない デイリースポーツ


>日本ボクシングコミッションが6日に発表した2014年度の表彰で、サポーターズ特別賞に選ばれた世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(30歳=帝拳)が22日、本人と帝拳ジムの長野ハル・マネジャーの連名で受賞辞退を表明、マスコミ各社に発表した。

 ボクシングコミッションの森田事務局長に当てた辞退文書では、「この度の受賞につきまして世界チャンピオンである私が選考に漏れました事は自分の力が及ばなかったと反省しております 又、あとで頂いたサポーターズ特別賞につきましては どうして頂けたのか、どんな賞なのかも説明を受けておりませんので御辞退したいと思います」などと記した。

 また帝拳ジムは別文書で「この度は、年間表彰に関しまして、大変御迷惑をおかけ致しました」とした上で、この辞退が「三浦選手の強い意向」に基づくものであることを伝えた。

 14年度表彰は男子プロ最優秀選手に日本選手最短のデビュー8戦目でライトフライ級、スーパフライ級の2階級制覇を果たした井上尚弥(大橋)が、KO賞と併せて受賞。技能賞には2度の防衛戦をクリアしたWBCバンタム級王者の山中慎介(帝拳)が、殊勲賞には日本初の主要4団体制覇を達成したミニマム級チャンピオンの高山勝成が選ばれた。

 女子ではWBCアトム級王座の防衛回数を14に伸ばした小関桃(青木)が最優秀選手賞を受賞した。

…これ、少し痛々しい記事だなぁ


ランキング上位者を相手にKO防衛を果たした三浦選手でありますが、「後出しの新設賞」をあてがわれたけれどこれを辞退…ってことですが、これ、僕も納得いかない部分あったのです


井上選手のMVPは不動で同意ですが、敢闘賞、KO賞、殊勲賞からももれてしまった三浦選手ですが、まぁ、年に1試合しか戦えなかったのは確かなんですが、豪快にKOはしたんですけれどねぇ


確認で2014年の受賞者一覧を貼りますと…


【プロ】▽最優秀選手賞 井上尚弥(大橋)

▽技能賞 山中慎介(帝拳)

▽殊勲賞 高山勝成(仲里)

▽敢闘賞 内山高志(ワタナベ)、八重樫東(大橋)、天笠尚(山上)

▽努力賞 田口良一(ワタナベ)、村田諒太(帝拳)

▽KO賞 井上▽新鋭賞 田中恒成(畑中)

▽年間最高試合 (世界)WBOスーパーフライ級タイトル戦 井上-オマール・ナルバエス(アルゼンチン)、(東洋太平洋・日本)東洋太平洋ミニマム級タイトル戦 原隆二(大橋)-田中恒成(畑中)


…ってことで、あぁ、まだ世界戦ではないキャリア上積みのための戦いを続ける村田選手が名のある賞を受賞しているのに、三浦選手は漏れてしまったのですねぇ


そう、初防衛達成の河野選手も実は漏れています…


同じ年に1試合でKO防衛の内山選手は敢闘賞で、三浦選手は「謎の新賞」、それも後だしだから悔しさも理解できますねぇ


で、ならばということで河野選手にも同賞が後出しみたいですが、まぁ、河野選手は悔しい後味の悪いドロー防衛でしたがねぇ…


ううむ


新鋭賞の田中選手はまぁ、井上選手の日本選手最速世界王座奪取の記録を抜きそうな逸材ですが、まぁ、東洋太平洋チャンピオンですけど、これは新鋭賞ですから、三浦選手を差し置いて…とは言えませんし(汗)


にしても、微妙な話だなぁ


ううむ、「サーポーターズ特別賞」かぁ…


素直に受け取ってしまえって意見もあるだろうけれど、でも、ボクサーとしての「矜持」がそれを許せないってのも分かるし、それだけの気概を持って戦っているわけで、この反骨こそが強さの下地にあると思えてくるのも確か…


いずれにせよ、JBCは予めしっかり説明すべきでしたよねぇ


それも全体像の賞を発表する前にね


後出しの新賞とは、確かに理解しづらいでしょうねぇ


河野選手はどう思っているのかなぁ?


難しいなぁ


でも、この悔しさを拳に乗せて2015年はMVPを獲っていただきたいなぁ、と思いますっ


はいっ


御愛読感謝


つづく