久高「ワクワクする」24日アルゼンチンで世界挑戦! スポーツ報知
>◆プロボクシング世界戦 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・オマール・ナルバエス─同級15位・久高寛之(24日、アルゼンチン・チュブ州トレレウ) プロボクシング仲里ジムは14日、所属のWBO世界スーパーフライ級15位・久高寛之が同級王者のオマール・ナルバエスに今月24日に挑戦すると大阪市内のジムで正式発表した。決戦の舞台、アルゼンチン・トレレウは南緯43度。日本人として地球最南端での4度目の世界戦に、久高は「僕がデビューした02年から世界王者(WBOフライ級)だった相手とやれてワクワクする」と、同団体ではバンタム級・亀田和毅(22)=亀田=に次ぐ日本人2人目の王座奪取に気合を込めた。
今月24日に敵地アルゼンチンで、名チャンピオンのナルバエスに挑む久高選手は世界戦4度目なんですねぇ…
世界初挑戦は日本で、時のWBAフライ級チャンピオンの坂田選手で、これは判定負け…
2度目の世界挑戦は敵地タイで時のWBA世界フライ級チャンピオンのデンカオセーンに挑み、これは僅差の1-2で惜敗…
3度目の世界挑戦も日本で、時のWBA世界スーパーフライ級チャンピオンのウーゴ・カサレスに挑んでこれも判定負け…
さて、しかし、久高選手は国内タイトルは過去に保持しておらず、日本国内では世界挑戦できない身の上…
とはいえ、久高選手は敵地へ潔く乗り込んで時の世界1位であったパノムルンレックをKOしたり(亀田興選手が実質負けていたようにみえた挑戦者)、元世界チャンピオンのオーレドンと戦ったり…と、海外での戦いに積極的なボクサーとして慣らしてきたボクサーなんですねぇ
敗戦も多いが、物怖じしないところがあります…
が、ちょーっとその戦いが淡白過ぎてしまうところがありますねぇ
先のデンカオセーン戦なんて、もうひとふん張りしてたら勝てた試合でしたし、カサレス戦も然り、戦前予想優位で迎えたいつかの日本フライ級暫定王座決定戦における吉田戦なんて積極性の「せの字」も見えない残念な戦いに終わったりしてまして、番狂わせも起こしますが、しかし、なんでまたこんなに消極的になっちゃうの…!? 今しかないのに!!! と、思わずヤキモキすることが多いのも確か…
が、4度も世界挑戦できるなんて本当に恵まれてますよねぇ…
今の世界ランクは元WBC世界フライ級チャンピオンだったソニーボーイ・ハロを破って獲得したモノですが、これだけチャンスの道筋を整えてもらえる環境と言うのはなかなかないでしょうねぇ…
先日、敵地タイで暫定とはいえWBAフライ級タイトルを獲得した江藤選手に続いて、「奇蹟のタイトル獲得」を目指して頑張っていただきたいですねぇ…
ただ、対するオマール・ナルバエスは距離感の優れたボクサー型の技巧派チャンピオンでありますが、対する久高選手も中間距離を主軸にすえたボクサーファイター型でありまして、やはり、カウンターパンチャーとしてその力を発揮できるのが久高選手ではあるのですが、自分から仕掛けて行かないとポイント獲得も難しいのではないでしょうか…?
しかし、捌かれちゃう可能性も非常に高い…
届かない、当たらない…な展開も十分予想されますが、さて、どんな作戦で打って出るのか…?
戦前予想は不利…だとは思いますが、ナルバエスも気がつけば35歳でありますか…
ならば可能性はなくはない
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つづく