昨晩、川崎市で開催されたWBA世界フライ級タイトルマッチ、「レベコ×黒田」でありますが、結果はチャンピオンの判定による完勝…でありましたが、最近の地上波生中継における過剰な前振りや大仰な演出が一切廃された中継スタイルが逆に新鮮で誠実に感じましたねぇ…
地元神奈川県を対象のテレビ神奈川でオンエアと、その制作中継はスポーツ中継に特化したCSチャンネルであるskyAでありましたが、ボクシング以外の不要なる要素がそぎ落とされていて、なんと言いますか、非常に居心地がよいですねぇ…
お笑い番組の録画中継を中断してボクシングに切り替わったり、ボインの水着ねえさんがCM前に登場したり…と、非常によこしまな不純物が入っていないことの清々しさを感じましたねぇ…
また、解説席に座ったWBA世界スーパーフライ級チャンピオン、河野公平選手の朴訥なる声も良かった(笑)ですねぇ…
まぁ、ざっくばらんに言って、おしゃべりは得意ではなさそうでしたが、現役の世界チャンピオンらしく、ただ、「ここはガッツリ行って欲しい」といった呟くような一言がなかなか重かった…
現在、格闘技中継でなんとか生き残れたのがボクシングだけ…というのが現状な訳ですが、いかにして、マニア層ではない、一般層の視聴者へ番組の面白さをアピールすべきか?と言うことでの、ボクシング以外の付加価値演出の試行錯誤もあろうかと思うわけですが、やはり、単刀直入、一球入魂…ってわけじゃぁありませんが、純然たるボクシングの面白さを前面に押し出す方向性はないものか…?なんて感じちゃいましたねぇ…
本質的には、ボクシングにチャンネルを合わせる皆様とは、やはり、「ボクシングを観たい」わけですからねぇ…
御愛読感謝
つづく