20日に大阪で行なわれる注目の一戦…
アマチュアで実績を積んだ、関西のホープが思い切り大胆なる大勝負に打って出る…
なんと、プロ6戦目でのタイトルマッチ出場を果たします…
東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
チャンピオン ロッキー・フェンテス
28W17KO6L2S
×
挑戦者 WBC12位 向井寛史
5W無敗
注目の世界ランカー向井選手でありますが、僕、実は向井選手のデビュー戦観てますっ!!!
08年8月1日、6回戦デビューの期待の新人っ!!! って触れ込みで、「安田幹男×宮城竜太」戦の興行でしたねぇ…
さて、アマチュア仕込のテクニックを持つ向井選手、プロ3戦目で当時の韓国チャンピオンを撃破、続く4戦目で当時の世界ランカーソニーボーイ・ハロを撃破、で、このタイトルマッチを実現したわけでありますが、さて、このロッキー・フェンテスでありますが、ズバリ、「日本人キラー」でありますねぇ…
先ず、前のチャンピオン、しつこさが抜群だた大久保を判定で破ると、今度世界挑戦を果たす当時の日本チャンピオンであった清水選手をかなりの苦戦に追い込んだ(序盤負傷判定引き分け)池原繁尊選手を11RTKO、さらに、中部の実力者・有富康人選手も8RTKOで粉砕、これにタイ選手相手に3度目の防衛を2RTKOで勝利…ってことで、3連続のKO防衛中でありますねぇ…
3度目の防衛戦後、ノンタイトルで8R判定勝ちとなってますが、まぁ、戦い方も違うんでしょうし、やはり、ベルトががかると紛うことなき強いはず…
さて、このチャンピオンをジックリ観たのは後楽園ホール登場の池原戦でありますが、これ、物凄い真っ向勝負、バチバチの打ち合いになった一戦だったわけですが、いやぁ、たまげちゃいましたねぇ…
池原選手、もうこれ以上ないってほどの突貫攻撃で打って出たのですが、これを正面から受け止めると、脅威的なる勝負強さと打たれ強さを発揮、日本フライ級屈指の池原選手の重厚なる攻めを跳ね返した挙句、池原選手を根負けさせてしまったわけですが、まぁ、ビックリしましたねぇ…
あれだけの打ち合いを厭わない勇敢なるチャンピオンでありますので、プロキャリア6戦目の向井選手には正直分が悪い…との印象を受けざるを得ません…
もちろん向井選手には戴冠していただきたいですが、しかし、相手が悪い…
あくまで個人的な意見ですが、勝機を見出すとしたら、ズバリ、「ポイントアウト」を狙うのが最善の作戦選択なんじゃないでしょうかねぇ…?
相手のテンポに合わせてしまい、ガス欠になってしまったことがある、なんて向井選手のインタビューにありましたが、フットワークとスピードを生かして12R戦いきるくらいの準備ができていればいいなぁ、と思いますが、さて、どのような戦術をみせてくれるのでしょうか…?
険しい険しい戦いとなりますが、負ければ早すぎた、無謀だなどと言われかねない戦いとも言えます…
新チャンピオン誕生の一報を期待しながら待ちたい、と思います!!!
ズバリ予想は期待を込めて向井選手の僅差判定勝ち!!!
御愛読感謝
つづく