今月31日に、神戸はサンボーホールで行なわれるは…
東洋太平洋バンタム級王座決定戦
1位 ゼロフィット・ジェロッピ・瑞山
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3位 ロリー松下
…ははぁ、フィリピンからの輸入ボクサー同士による、国内開催の王座決定戦っ!!
さて、しかし、どうしても僕なんかは生観戦もしたことのあるロリーに肩入れしちゃうんですよねぇ…
当時、その惚れ惚れするような天才的ボクシングセンスを遺憾なく発揮していたマルコム・ツニャカオを後楽園ホールで破って東洋太平洋バンタム級タイトルを奪った試合でありますが、あれは衝撃だったなぁ…
WBA世界バンタム級王座にも挑戦、チャンピオンのモレノの前に判定で敗れるも、その後、東洋太平洋スーパーバンタム級王座も獲得するわけですが、日本人選手がどうしても敗れなかったウェート・サックムアングレーンを破って戴冠をしたんですよね、確かぁ…
ああ、でも、個人的に一番燃え上がったのは、ロリーが東洋太平洋バンタム級チャンピオン時代、当時、日本バンタム級チャンピオンだった三谷選手との世界ランカー対決ですかねぇ…
勝ったほうが世界っ!!! っていう素晴らしい組み合わせだったんぁ…
で、ロリーは東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルを日本の大橋選手に奪われた試合ですが、印象として、ボディー打ちに苦しんで最後は沈んだ…なんて感じだと思ったのですが、その実態は両拳の骨折…なんて背景もあったようですね…
その後、ロリーの噂はあまり聞かないなぁ…なんて思っていたのですが、再起を期してずーっと日本で子供にボクシングを教えたりしながら「その時」を待ち続けていた、なんて記事を再起直前に専門誌で読んだ覚えありますが、その時はぐっと来ちゃいましたねぇ…
中部のカシミジム所属の27歳…
おっ、ロリーってまだ27歳なんですよねぇ!? 若いですねぇ…
対するジェロッピはすでに31歳なんですねぇ…
意外だなぁ…
ジェロッピは長谷川穂積選手のスパーリングパートナーとして来日、そのまま千里馬神戸ジム所属になったボクサーですが、かなりのテクニシャンだそうで、確か、最強後楽園1回戦で後の日本スーパーフライ級チャンピオンの佐藤選手と戦って引き分けてますねぇ…
ははぁ、まだ敗戦・黒星も一つしかないんだぁ…
ボクシングビート誌の予想ですが、「巧さ×パワー」でやや「巧さ」が勝るか?っていうんで、ジェロッピ有利か?なんて印象の記事になってますねぇ…
神戸開催だから観にゆくわけにはまいりませんが、実に渋い組み合わせ、また、実に素晴らしい組み合わせでありますねぇ…
注目の一戦であります…
御愛読感謝
つづく