いつ呼ばれるとも解らない病院の待合廊下で、いつかの観戦メモを開く…
08年 6月 16日 後楽園ホール GutsFighting
瀬藤幹人 × 木村章司
いいカードだったなぁ…
汚いメモを読み返し、いつかの激闘を脳髄の彼方から呼び起こす…
日本ランク１位の変則強打者と、日本ランク２位のテクニシャンによるハイレベルなその攻防は、僅かにテクニシャンの技巧が上回る結果となった…
そして、この事実上の日本王座挑戦者決定戦を制した木村選手は今年初に日本チャンピオンに見事返り咲いた…
前チャンピオンとなった三浦選手をマットに這わせたのは、狙いすました左フックカウンターで、その切れ味は抜群であった…
そんなこんなで、僕は病院の廊下で名前を呼ばれるのを待っている…
まだまだ、しばらくはかかるだろう…
あといくつ、いつかの激闘を呼び起こせるかなぁ…
下手をすると、２～３年前まで遡ってしまうかもしれない…
そいつは憂鬱だが、意外とこんなことでもなければ古い観戦メモなんて開かないかも…とも思う。
ゆっくり待ちます…
御愛顧感謝
つづく