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新宿ゴールデン街…
ごくたまにですが、映画仲間と飲みに行きますが…
これ、この軒を連ねる小さな店舗の中には、Boxingを肴に朝まで飲める店があるのでしょうかね…?
いつか旗揚げした「夜明けの会」でお会いした皆さんとの話は大変興味深くさらに馬鹿馬鹿しく?て楽しかったですが、プクーさんの一言を思い出しますね…
「20年間、ずっと見てきたけど、仲間は出来ないですよね…」
マニアの孤独…
プロボクシングの残酷と切実、理不尽と奇跡、その崇高なる芸術性…
新宿ゴールデン街のひなびた風情を眺めながら、日本プロボクシングの繁栄と衰退を想う…
往年のファンと新しいファンの溝を想う…
空洞化した感覚に悶える…
共通言語としてのその歴史の映像的体系化がさらに身近に存在したならば…
白井さん、原田さん、具志堅さん、輪島さん、大場さん、ガッツさん、柴田さん…
誰がどのように凄かったのか…?
辰吉さん、畑山さん、鬼塚さん…
彼等でさえ、何だかもうかなり前の印象がある…
共通言語としての名勝負、名ボクサーたちの「具体の不在」が嘆かわしい…
また、欲を言えば、「あと一歩の名ボクサー」たちのドラマもたくさんあるはず…
これも酒の肴には最高の一品になるはず…
雨の昼過ぎの新宿ゴールデン街を歩きながら、そんなことを考えた…
プカ~…
御愛顧感謝
つづく