世界挑戦資格の「抜け穴」について… | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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興毅3・22再起戦一時白紙…大毅不適切発言で協栄・金平会長示唆 報知新聞


なるほど… 


金平会長も強行姿勢に入ったようであります…


亀田家長男の試合までもが「次男の問題発言」の煽りを食って白紙かも…だそうな。


まぁ、きちんとお話し合いをすべきですね。世間の目もある。金平会長、そのあたり平衡感覚ある方だとは思ってましたが、このような戦術できますか…


だいたいボクシング界とは縁を切ったはずの父・史郎氏(厳密にはトレーナーライセンス剥奪か…)と兄弟たちでニュースを賑わしている時点でおかしいですものね…


いいです、これは金平会長にお任せしましょう。ボクシングファンにも、世間的にも納得の結果を導いて欲しいものであります。


あまり期待はあまりできませんが…


それよりも今夜はこれ!!!


東日本協会が世界王座挑戦資格の修正案  日刊スポーツ


この記事、一旦却下された内規、「世界挑戦者は日本・東洋太平洋タイトルを手にした者しか認めない案」の修正版、「世界挑戦資格は15位内から、10位以内に…」というモノ…


微妙…


これ、微妙じゃないですか?


元々世界ランキングって「強さのバロメーター」ではなくて、「挑戦資格の優先順位」…というものでありますし、大体、1位と13位が戦ったとして、これ、やってみなくちゃわからないのに、また、戦ったこともないのにランク分けされているわけで、さらに、いろいろな資金力だったり政治で変わっちゃうものですから、漠然と「数字」「順位」が厳しくなったといってもあまり意味がない印象あります…


ただ、例えば昨年末の世界4位のフセイン・フセインを日本の久高選手が完璧な判定勝利で破って奪った世界ランク…は認めたいですよね?


しかし、世界を実際やるとなれば、権利はあっても、ファン的には日本王者の吉田選手と再戦して勝ってからのほうが応援しやすいのも確か…


せめて、世界ランク10位以内の選手と挑戦者決定戦なんぞをしてそれをクリアしてからならばまだ理解しやすい。


む…


いかかでしょうか?


つまり、この「世界10位以内」と言う条件を満たしたとして、それと「実績が伴っているかどうか」を判断するってことは、あまり意味がない。すなわち、亀田大のように、無敗の笑いながら倒れたボクサー・タフミルのような『穴ランカー』をうまいこと見つけさえすれば勝ち…って抜け道は残ったまま…


僕は王座を獲得し、さらに防衛を2つくらい果たしたチャンピオンが世界へ挑む…って方がファンも関係者も本当は『納得しやすい』…のではないか?


って、思いますが、いかがでしょうか?


記念挑戦…なんていやな言葉がありますが、この規約ではまだ『抜け穴』が存在しそうな印象が残りました…


それでいい…って思いたくないなぁ…


御愛読感謝


つづく