WBC世界バンタム級6位
WBA世界バンタム級7位
池原信遂 24勝18KO1敗
VS
日本バンタム級3位
元東洋太平洋バンタム級王者
鳥海純 24勝10KO5敗1分
過去記事 鳥海純再起戦 VS 高野旭戦 http://ameblo.jp/higege91/entry-10005451441.html
鳥海純OPBF陥落戦 VSクマントーン戦http://ameblo.jp/higege91/entry-10002888026.html
higege91 が、鳥海を応援する訳 http://ameblo.jp/higege91/entry-10001082304.html
僕は三十路ボクサーびいきだ。
苦労人、鳥海純が好きになったのは現・WBCバンタム級世界王者・長谷川穂積に敗れた戦いからだ。
スピードと回転力に圧倒されながらも、その中盤、長谷川のアッパーに合わせた絶妙な左カウンターは素晴らしかった。
あと1分残っていたら倒していたかも…って惜しさがあった。
その戦いは世界挑戦者決定戦…と銘打たれたランカー対決で、判定で鳥海を下した長谷川がその後名王者・ウィラポンを破って世界王者になったのは言うまでもない。
鳥海はその後、敗れたものの評価を上げ、OPBF決定戦に出場、リンゴ・ジャガーを相手に見事フルマークに近い戦いで王座を奪取するも、クマントーンを迎えた初防衛でダウンを喫してのまさかの判定負け。
…天国と地獄を行き来している。
OPBFを戴冠した際、リング上から「プロポーズ」して話題を作ったのだが、まさかの初防衛失敗は悲しかった。
鳥海は優しい男だ。試合後の表情がいずれもそうだった。
特に、長谷川穂積に敗れた直後の
『絶対に獲ってね…』
…と言う一言がテレビ中継に映っていたのだが、その表情には胸を打たれた。
世界挑戦を賭けての『サバイバルマッチ』に敗れながら、その直後にあの表情は爽やか過ぎる。
しかし、今回は厳しい…というのが正直な気持ちだ。
それは再起戦の高野戦の内容が微妙に映った為だ。
やたら『喰って』いたのが気になる。
対する池原選手が連打からストップに持ち込むタイプだそうで、序盤を上手く捌けないと相当に厳しい展開が予想される。高野戦のように『喰ったら』危険である。
落ち着いて対処して欲しい。
技術的には勝っていると思うので、序盤からの接近戦は避け、自分のリズムを作ったうえでコツコツとダメージを与えた上で中盤以降に勝負して欲しい…だなどと勝手に思うわけだが、いかんせん、僕は池原選手を見たことがないのでなんとも言えない。
しかし、これは楽しみなカードだ。
どなたかテレビ放送録画を分けて頂けると大変にありがたい。
池原選手も無敗街道をつっぱしていたのにまさかの敗北をはさみ、当たって砕けろ世界ランカーを破ってここまで復活したボクサーだと聞く。
お互いに敗北は許されない、『進退』を賭けた大一番である。
白熱必死!!!
さらに同日、先日木村章二に敗れたヨーダムロン・シンワンチャーが沖縄の豪腕・竜宮城選手と戦う。
僕は竜選手の朴訥さをこよなく愛するファンである。
今回は体重差のハンデがあるのでパワーで圧倒して欲しい!!
がんばれ、竜宮城!!
そして、世界戦線再浮上を賭けてがんばれ、鳥海純!!!
ご愛読感謝
つづく