ここ最近、ホールへ足を運べていないhigege91 だが、6月3日(土)は何とかなるかもしれない。
ダイナミックグローブ!!!!
『日本vsメキシコ』トリプル10回戦/後楽園ホール
粟生 隆寛 × フランシスコ・ディアンソ
http://ameblo.jp/higege91/entry-10007797025.html
過去記事VSリチャード・カリーリョ …この試合最高だった!!
ホルヘ・リナレス × フアン・カルロス・ラミレス
http://ameblo.jp/higege91/entry-10010850394.html
過去記事VSサオヒン・シスタイコンドー …苦戦の前戦!!! サオヒン強かった!!!
下田 昭文 × ヘラルド・マルチネス
http://ameblo.jp/higege91/entry-10008749861.html
過去記事VS瀬藤幹人 …イーグルVSマヨールと並ぶ、個人的年間最高試合候補!!!
…の、トリプル10回戦は見ごたえ充分な内容ではないか!!!
「西の亀田 東の粟生」…だなどとテレビ雑誌では紹介されるが、あまりそんな気はしない。
別物ですね。
しかし、メインの粟生、その柔らかさと勘のよさは日本フェザー級屈指の才能である。
剛なる変則…日本王者・渡邊一久との対決が年内にも実現しそうな粟生にとっては「日本タイトル前哨戦」的な意味合いを持つ負けられない一戦である。
この日本タイトルマッチが実現すればファンには堪らない垂涎の黄金カードとなる…。
うーん、渡邊は憎たらしいほど強いからなぁ…。パワーでは負けるが子供の頃から磨き続けた技術とカウンター勘の良さでKOする可能性はあると見る。
早くみてぇなぁ…
さて、ベネズエラのゴールデンボーイ、リナレスだがサオヒンは強かった。かなりてこずった挙句、技術を駆使してのポイントアウト。接近されてボコボコこられると苦しい…って弱みを晒してしまった感がある。あの鋭い「匕首」のようなジャブ・フックをかいくぐったサオヒンが勇気のあるボクサーだった…って印象が強いが、今回は圧倒的な強さを発揮してほしい。…って言うか、これが「世界」だ!! ってボクシングを見せてくれるリナレスは是非とも「生」で見ておきたいボクサーだ。まだ生で見たことない方、足を運ぶべきである。牽制ジャブだけで開場がどよめくボクサー…はやっぱり日本人にはなかなかいない(大場浩平のアッパーもどよめくけど…)。
さらに前回まさかの敗北を味わった下田昭文の再起戦の相手が面白い。
長谷川穂積の初防衛戦で急遽代打出場となって気の毒なTKO負けを喫したマルチネスで、彼は現在も世界ランカーだ。
瀬藤の気迫に押され負けたものの「イイ負け方」だった。
日本人離れした圧倒的な運動神経とスピードの持ち主である下田は生意気そうな顔をしているが、そこが堪らない…というファンも多いことだろうな。
負けん気が強く、多少非力感はあるものの、変則強打者の瀬藤に真っ向から打ち合って敗れたわけだが、更なる「パワーの上積み」が為されているとしたら相当に頼もしい存在であり、さらに華のあるボクサーなので今後が楽しみなのだ。
ああ、いい天気だな、今日は…
立て込んでいる「仕事」も何とか調整できそうだし、そろそろホールで絶叫しないとストレスで気が変になってしまいますしね。
亀田づくしの昨今のボクシング界に多少鬱憤を感じているhigege91…。
実力派のボクサー達の戦いが恋しい…
また、亀田を通じてボクシングに興味を持っていただいた方に是非観ていただきたいのがこの対抗戦。
ボクシング観戦道は深く険しく底なし…なのであるが、その入り口としてはこれほど魅力的な企画興行はない。
粟生の天性と技術、リナレスの技と鋭さ、下田の圧倒的なスピードと才能…と見所満載、おつりがきますね、この興行…
あ、元日本ランカーの矢代義光選手も登場ですね。
彼も注目です。そのながーい腕から繰り出される強打は見ものですね。
さぁて、どれくらい新しい「ボクシング狂」が誕生するか?
ボクシングJPさんのおかげでアクセスが増えましたので、ここぞとばかりに『布教活動?』に励むhigege91ですが、これは観なくちゃ損損です、はい…。
ようこそ、「底なしのボクシング観戦」の世界へ…。