広島のホープ・中広大悟!! 亀田興穀を差し置いて、敵地タイで王者・ポンサクレックに挑戦!!!  | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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中広“お先に”世界初挑戦

内藤VS中広4


 ボクシングのWBC世界フライ級17位・中広大悟(24=広島三栄)が5月1日、タイ・バンコクでポンサクレックに世界初挑戦することが発表された。中広はデビュー13連勝の勢いを駆って2月に日本王者の内藤大助(宮田)に初挑戦。1―2で判定負けしたが、競った内容を伝え聞いたポンサクレック陣営に対戦の指名を受けた。中広は「失うものがないから気が楽」ときっぱり。ジムの新谷彪会長は「声がかかれば受けて立つ」と奪取すれば亀田を迎えて初防衛戦を行うプランを明かした。


興毅VSポンサクレック破談も

 ボクシング・フライ級のホープ亀田興毅(19)とWBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(28=タイ)の対戦交渉が仕切り直しとなった。協栄ジムの金平桂一郎会長(40)が31日、交渉地のタイから帰国し明らかにした。

 金平会長は「ポンサクレック側が破格のファイトマネーを要求してきた。これから亀田家ともう1度相談したい」と語った。ポンサクレック側のウィラット氏から要求されたファイトマネーは3000万円(推定)。1000万円程度といわれるフライ級世界戦の相場を倍以上も上回る金額だけに「亀田の人気と勢いを見越していた。それに(敵地の)日本でやれば負ける可能性もあるというのが相手側の言い分」と金平会長。今後は放映権を持ち、資金源となるTBSテレビとも協議を進める。

 ポンサクレックは5月1日にタイ・バンコクで中広と14度目の防衛戦を行う。金平会長は「中広戦後にポンサクレック側と話し合いを持つことになると思うが、最悪の場合を想定して(WBA王者)パーラとも話を進めたい」と方向転換も示唆した。



以上それぞれ記事抜粋



 亀田興穀、さっそく破談しましたか…。


 しかし、今年のチャンピオンカーニバルで内藤大介に敗れた中広大悟がポンサクレックに挑戦、それも敵地・タイで…とは驚きだ。


 参考記事http://ameblo.jp/higege91/entry-10009070513.html 中広VS内藤日本タイトルマッチ


 中広は「巧」くて「頭の良い」選手…という印象だ。スマートなボクサーだが、パワーでは圧倒的にポンサクレックにはどう贔屓目に見ても劣るか…。しかし、正直、その巧さが卓越しているだけに、亀田より可能性を感じるのは僕だけか?


 亀田はある意味、この破談が予定調和…の可能性があるし、噛み合うが相性は最悪…といった意見がほとんどだから、さらに実績を積むのも悪くない、と思う。


 5月1日…か。


 あと1ヶ月…で敵地挑戦…。条件は最悪に近い。


 圧倒的な判定勝ち(フルマーク近く圧倒的なポイント連取)あるいは、KO勝利…しか王座奪取は見込めない敵地挑戦…。


 以前、同様に敵地タイに乗り込んで、1R36秒で凄惨なKO負けを喫したのが最短男・内藤大介であり、その内藤に僅差とは言え敗れた中広大悟…。


 しかし、若さがある。これが最大の武器だと言ってもいい。


 パワー不足を気迫で補い、さらに集中力を高めて当てて離れてコンビを決め続ければ勝てる…訳だが、ポンサクの強打はやや衰えたとは言え、世界最高レベルには変わりは無い。


 世界奪取の確率は25パーセント以下…と見るも、その巧さとスピードが思わぬ展開を作る可能性はある!! 亀田興穀よりも可能性は高い。それは引き出しの広さと日本人離れした「クレバーさ」だ。


 楽しみな話題だ。もうドキドキしてきた。


 しかし、お金が原因で「決裂破談」をもう発表した亀田陣営…だが、ファイトマネーが足りないなんて、TBSが付いていてそれはおかしいよな。これはその相性の悪さと、壮絶なKO負けが見えすぎての回避…と見られても仕方ないが、慌てる必要も無く、興穀が日本を代表する『逸材』であることは事実なので、それも懸命な判断なような気がする。


 しかし、中広大悟、殺されないように真面目に鍛えてがんばれ!!!


 ご愛読感謝


 つづく