きっちりと『復活して欲しい』 完璧な「敗戦」を味わった「金井晶聡」 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

絶対に勝ってくれよ 応援に行くぞ

8月4日に「再起戦」を行う「金井晶聡」に期待している。正月にデビュー以来14連続KO記録を引っさげて日本フェザー級王者「榎洋之」に挑戦するも、榎の硬い左ジャブの前に為すすべも無く顔面を変形させてTKO負けとなった金井…。「底力」と「格」の差を無様なほど露呈して敗れた格好となった、辛い敗戦であった。

 注目度が「連続KO」に集中して精神統一も難しかったであろうが、「結果」が全てのこの世界…。榎の王者振りを上げる格好となったあの敗戦から、金井がどう「変わって」リングに帰ってくるかが楽しみで仕方ない。金井の武器は右ストレート。本人曰く「パンチ力」はさほどではないらしい…が、「角度」と「タイミング」によって一撃で対戦者を撃沈させる「カウンター」の力はその連続KO 記録が証明している。何も出来ず、いいところ無く負けた金井…。榎が「世界 世界」と豪語している。日本人相手には確かに敵なし感はある…、が、ここから金井には是非もう1度ぶつかって欲しい。姫路のKOスナイパーはきっとあの「完璧な敗戦」を乗り越え、さらに大きくなって帰ってくるはずだ…。

木村V4なるか  

 さて、僕の嫌いな日本Sライト級王者「木村勇登」のV4防衛戦がメインイベントだ。V3防衛を果たした「佐々木基樹」戦は辛くものポイントアウト勝ちだった。僕は佐々木の「根性」と「執念」が好きだったし、実際、初回のダウンがなければ、あれは「佐々木」の勝ちだった。惜しかった。最も、佐々木自身、たまらない敗戦だったに違いない。さて、挑戦者は大島宏成。確かベテラン選手。とにかく、破って欲しい。僕は木村の弱音を吐きながら戦っているような、くねくねしたクリンチ、とにかく色彩感覚が苦手だ。勝利者インタビューの受け答えを聞いてみると、謙虚でかわいらしかったりもするが、「のらりくらり感」は駄目だ。

 むむむ…。早く明日にならないかな…。 

 長く辛かった「映画のロケ」が終わった。これからはギターとボクシング三昧の生活を送ろう。ふふふ。

 

お。そう言えば、先日東洋太平洋バンタム級王座から陥落した「鳥海純」が再起を明言した。さらに「強く」なるための「試練」だと思って、さらに「強く」なって欲しい。打倒 「長谷川穂積」。頼むぞ、みんな応援しているからな、早くあの「高速ステップイン」をもう1度みたぁい…。だって46歳トーマス・ハーンズKO復活してるし、39歳西沢ヨシノリだってまだまだ現役。いけぇー!!


つづく