産後、メンタルを病んだ時の話【後編】~絶対に自分は手を上げたりしない!はずが…~ | やっと子どもできましたが何か

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不妊治療のあげく高齢出産を経て子どもができました。育児日記的な何かと、時々、不妊治療についても書いていけたらと思っています。

ども!コメ子です。

さっそくですが、昨日の話の続きです。

 

毎日、激しくぐずる我が子。

私は、心身ともに疲労がたまる一方でした。

 

娘が泣いている。

おっぱいでもオムツでもない。

抱っこユラユラを続けても、眠らない。

気晴らしにと外出しても、ますます泣き喚き。

体もあちこち痛くて限界。

 

「私に、これ以上どうしろと?」

 

ぐずり続けるわが子に

はじめて「ムカムカッ」としてしまいました。

 

そして・・・

「そんなに泣かないでよ!!」
 
ハッ!!!
 
「いま、私、この子のこと…叩いた…!??」
指で軽くおでこを押した程度でしたが、そんなことをしてしまった自分に、とてもショックを受けました。
 
「自分やばい!」
そう思った私。
 
なんとか娘以外の人と接触して、気持ちを他にそらそう。
そう思って、仕事中に申し訳ないなと思いながら、夫へLINEを送りました。
「ずっと泣いてて、どうしたらいいか分からん」
「辛い」
返事は、
「ぼくに言われても困る」。
な、ん、だとぉ…。
 
そ、そんなこと…
分かっとるわーい!
仕事で忙しいのも分かってる!
どうしようもないのも分かってる!
そりゃーそうなんでしょうけども!
ただ、分かっててもあんたにしか愚痴れんのじゃーい!
 
「どうかした?」
とか
「大変だね」
とか…。
口だけでも寄り添うっていう選択肢もあるよ?
そんなバッサリ切られたら、死ぬ。
(まあ、困惑する夫の気持ちもよく分かるんですが)
 
夫からのラインを読んだその後。
私は、情けないことに、メソメソ泣きました。
 
そこでふっと思い出したのが、娘が生後1ヶ月の時に様子を伺いに来てくれた、役所の助産師さん。 
「どんなことでもいいから、気軽にかけてきて!」と電話番号を教えてくれていたのです。
 
「私ぐらいの苦労はみんなしてるだろうから、こんなことで連絡してもいいんだろうか…」
さんざん迷った挙句。
少し気が引けながらも、電話をしてみました。
 
そうすると
「すぐに行くね!」
と駆けつけてくれてびっくり。
私の「不慣れな育児が辛い」という愚痴を優しく受け止めてくれました。
もう、それだけでメンタルかなり回復!
それだけでなく、役所が実施している母親支援のサービスについてや、抱っこの仕方やスリングについてなど、色々と役立つことを教えてもらえました。
 
その後も、助産師さんに教えてもらった役所のサービスなども利用しながら、なんとかやり過ごすうちに娘が大きくなり、自分自身も母親として学んでいく中で、少しずつ育児に慣れていくことができました。
 
めでたし、めでたし☆
 
じゃない。
今も毎日必死です。
 
ただ、このことで、「孤独は悪」だと思いましたよ。
一人で考え込んでいると、思考がどんどんネガティブな方向へいってしまうもんですね。
毎日、必死で赤ちゃんのお世話をしているお母さん。
一人で抱え込まず、時には私のように誰かに相談するなどして、いっしょに育児がんばりましょうね。
 
なお、夫は、あのようなラインを送っておきながらも気になっていたようで。
この日はいつもより早く帰って来てくれたことを書き添えておきます(笑)
 

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