赤城山から湧きだしている湧水で育てられた鮎です。今年も、渋川市赤城町勝保沢の斎藤養魚場へ出かけて分けてもらって来ました。美しい鮎です。


分けてもらって来たのは30尾+2尾(2尾はおまけです)、そのうち26尾は家に連れ帰るとすぐに背開きにして、一夜干しに加工しました。大事な友だちに食べてもらうためです。年に一度の仕事ですけど、1尾もやり損なうことなく、きれいに捌けました。

 


午前9時、ユキ子さんの運転する車で斎藤養魚場を目指しました。国道17号、榛名山の上には立派な入道雲が居座っていました。大正橋を渡って赤城町の三原田を抜けて溝呂木に、溝呂木の隣が勝保沢です。ここには「勝保沢の湧玉」と呼ばれている湧水があり、その水を引いてアユやマスを養殖しているのが斎藤養魚場です。


斎藤養魚場の鮎の養殖水槽です。2基の水車を使って早い流れを作り出しています。鮎たちはその流れに逆らって泳ぎ続けています。良い水質と強い流れの中で育てられた鮎は格別です。


下の谷地にはヤマメやマス、ギンヒカリを育成している養魚地があります。養魚場につくと、「やっぱりヒゲじいさんだ!」ってお出迎え、「お電話では、ヒゲじいさんですって言ってください、そうでないと分からないから…」だって。

 
池ではニジマスやギンヒカリが元気に泳いでいました。斎藤養魚場とは朝日新聞に連載してた『ヒゲおじさん厨房に入る』の2009年4月11日掲載分で、ギンヒカリを取り上げた時からのお付き合いなんです。時を経てヒゲじいさんになりました。秋になったらまた来たいなって…

 
養魚地脇の水田です。この稲が黄金色になった頃がいいかなって。田んぼの畔際にはオモダカの白い花が咲いていました。

 


帰り道溝呂木を過ぎて北橘町へ入ったあたりにため池があります。池の水面の半分以上をハスの葉が覆っていました。花が咲いているかなって探してみたんです。

 
一生懸命探したのですけど、つぼみを二つ見っけただけでした。残念…

 


家に戻ると、留守番をしてたCOCOに、ユキ子さんがご褒美のエノコログサを摘んできました。COCOは鮎には見向きもしません。

 


昼食を済ませた私は、32尾の鮎と遊びました。ちょっと前まで赤城の湧水を泳いでいた鮎です。6尾は夕食に塩焼きにしていただきます。残る26尾を一夜干しに加工です。


一夜干しにするには背側から包丁を入れて背開きにしす。一番上は開いたばかり、内臓があります。中は、内臓とエラを取り除いた状態です。鮎の腹膜は真っ黒です。それと鮎は血の多い魚です、特に背骨の下側の『血腸(ちわた)』と呼ばれる腎臓はすごいです。下は、歯ブラシを使って腹腔、背骨下、エラのあった部分などをきれいに水洗いした状態です。これで、鮎の背開きが完了です。


よく水洗いしてから、食塩水に約1時間浸けて、血抜きをし、塩分を加えます。少し強めに塩をしました。普通、立て塩は海水並み(3~4%)の食塩水に浸けますが、少し強くしています。

 
食塩水から揚げた鮎は
脱水シート『ピチット』で包んで冷蔵庫で1日脱水します。空気に晒して水分を抜くのではなく、冷蔵庫の中でシートを利用して水分を抜きます。この方が、素人の干物づくりとしては「衛生的」です。脱水後に冷凍保存します。

 


夕食のおかず、主菜は鮎の塩焼きでした。昨年はユキ子さんの母さんを招いてわが家で一緒に食べたのですが、昨日は最高気温37.4℃、夕方6時過ぎても35℃超、あまりの暑さ、ユキ子さんに運んでもらって二人で食べてもらいました。

 
副菜はマイタケと野菜三種の天ぷら、ナスとピーマンの油味噌、ホウレンソウのゴマ和えと

胡瓜の梅漬け和えでした。勝保沢の湧水育ちの鮎、おいしいです。汁は斎藤養魚場でいただいた白イボ系の太い胡瓜で冷や汁をこしらえました。ごちそうさまです。
今朝7時半には気温が30℃を超えました。猛烈な暑さ、自愛生活に徹するほかないようですが、NiiSのトレーニングへは行ってきます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が創設し、伯母の二代目吉駒から私に引き継がれた美登利会を主宰しております。毎年4月に、舞踊会を開催しております。今年も4月5日に82回目を開催することができました。来春には、83回目を予定しております。こうして回を重ねることができますのも支えてくださる皆様のおかげと、ただただ有り難く感謝申し上げるばかりです。


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