ノートン・シンガーズ（※）は、来月の金曜日と土曜日、6月14日と15日にウィートン・カレッジ（※）で『CHESS：ザ・ミュージカル』を再演します。
この公演は、ワトソン・ファインアーツ・シアター（※）で行なわれ、両夜ともにカーテンは19:30に上がります。
このミュージカルは、ティム・ライス、ベニー、ビヨルンのコラボレーションで作られました。後者の2人はABBAのメンバーでした。この作品には「ワン・ナイト・イン・バンコク」や「サムワン・エルシズ・ストーリー（別の誰かのストーリー）」などの名曲が含まれ、CHESSのゲームをロマンチックな競争や東西の政治的駆け引きのメタファーとして発展させています。
このショーには40人のパフォーマーと25人のオーケストラが出演します。
監督はメリッサ・フランクリンとテッド・ミッチェルが務め、音楽監督はアンソニー＝アレクサンダー・トレリです。
フローレンス・ヴァッシー役にはアディーナ・リチャードソン、ロシアのチャンピオンであるアナトリー・セルゲイフスキー役にはアンドリュー・クーターマーシュ、アメリカの熱血漢フレディ・トランパー役にはマシュー・スキャンロンが出演します。アナトリーの疎遠になった妻、スヴェトラーナ役にはレイチェル・フィッシャー＝パークマン、狡猾なロシアの外交官アレクサンダー・モロコフ役にはグレゴリー・ボニン、アメリカのカウンターパートであるウォルター・デ・コーシー役にはティム・フレミングが出演します。また、テレビアナウンサー役にはパトリック・マーフィー、権力欲に駆られた審判役にはメリッサ・カルビアが出演します。
『CHESS』はコンコード・シアトリカルズ（※）のアレンジで上演されます。
チケットはnortonsingers.comで購入できます。
※ノートン・シンガーズ：ノートンを拠点とするアマチュアミュージカル劇団です。この劇団は地元の才能あるパフォーマーたちを集め、地域社会に向けて様々なミュージカル作品を上演しています。彼らの公演は、地元の文化生活を豊かにし、アマチュア劇団としての魅力を広く伝えています。ノートン・シンガーズは、プロフェッショナルな制作スタッフと共に高品質なパフォーマンスを提供し、地元の劇場やイベントで定期的に公演を行なっています。
※ウィートン・カレッジ：マサチューセッツ州ノートンにある私立のリベラルアーツカレッジです。1834年に設立され、男女共学の大学として知られています。ウィートン・カレッジは、多様な学問分野にわたるリベラルアーツ教育を提供し、学生に幅広い知識と批判的思考能力を養うことを目指しています。
この大学は、小規模なクラスサイズと個別の指導に重点を置いており、学生と教員の緊密な関係を育んでいます。また、キャンパス内には美術館や劇場などの文化施設があり、学生の創造性や芸術的な活動も重視されています。ウィートン・カレッジの卒業生は、様々な分野で活躍しており、大学の教育理念とコミュニティ精神が高く評価されています。
※ワトソン・ファインアーツ・シアター（Watson Fine Arts Theater）：ウィートン・カレッジのキャンパス内にある劇場です。この施設は、演劇、音楽、ダンスなどのパフォーマンスアートを開催するための主要なスペースとして機能しています。劇場は学生や教員、地元のパフォーマーが利用し、質の高い芸術活動を支える設備と環境が整っています。
ワトソン・ファインアーツ・シアターでは、学生による演劇公演やミュージカル、コンサート、講演会などが行われ、キャンパス内外の観客に向けて多様な文化イベントを提供しています。この劇場は、ウィートン・カレッジのリベラルアーツ教育の一環として、学生が実践的な経験を積み、創造力を発揮する場として重要な役割を果たしています。
※コンコード・シアトリカルズ（Concord Theatricals）：世界中の演劇やミュージカルのライセンスを提供する主要な劇場出版社です。彼らは様々な劇作家、作曲家、脚本家の作品の版権を管理し、劇場や学校、アマチュア劇団に対して上演許可を与えています。コンコード・シアトリカルズは、多くのクラシック作品から現代の人気ミュージカルまで、幅広い作品のカタログを持っており、世界中のパフォーマーや観客に質の高い演劇体験を提供することを目指しています。
コンコード・シアトリカルズは、以下のような活動を行なっています：
・劇場公演のライセンス提供
・脚本や楽譜の販売
・劇場制作のサポート
・演劇教育プログラムの提供
彼らのカタログには、『CHESS』のような人気ミュージカルや古典的な戯曲が含まれており、演劇界で広く利用されています。
