はじめよう月1回の乳がん自己検診① | 東大阪病院 人間ドック・健診センター ブログ

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大阪市城東区にある東大阪病院の「人間ドック・健診センター」スタッフによるブログです。

みなさんこんにちはニコニコ  

東大阪病院人間ドック・健診センターの

ブログ訪問ありがとうございます 

 

以前もお話しさせていただきましたが、

今回は、乳がんの自己検診ついて
お話します。  

まずはじめに、
 みなさんは自己検診はされていますか?

乳がん検診を担当していて、以前より自己検診をされている方が増えているなあと感じています。

 

しかし、半数ほどの方は、

  全く自己検診を行っていませんガーン
 
エコーやマンモグラフィによる検診は年1回です。次の検診までの間は、自分で検診を行うほかありません。自己検診は、自分でがんを見るけることができる、ほぼ唯一の手段です。
    
☆乳がん患者さんの約半数が自分で

   乳房の異変を見つけています。

   自分で触って偶然見つかる

  乳がんのしこりの大きさは2㎝以上ですが、

  自己検診を習慣にすると1㎝の大きさにも

   気づけるようになります。

 

    2㎝                1㎝
1㎝はパチンコ玉、2㎝は1円玉の大きさです。
乳房の中に1円玉があれば、触ればわかるはずです!!

 

乳がんは
早期発見・早期治療で予後(生存率)が
変わります。


乳房を定期的にチェックする事で少しの異変にも気づきやすく、
乳がんの早期発見・早期治療につながり、
その後の暮らしに大きく影響を与えます。

ですので、乳がんの自己検診は大切ですね(^o^)丿

ただし、しこりが見つかったからといって全てが乳がんだとは限りません。
  
次回は、自己検診の方法について(^o^)丿

 

 

 

小林医師より

 自己検診では分からず、機械(マンモグラフィー・エコー)でしか検出出来ない病変もあります。しかし、検診の機会はそう多くありません。検診と次の検診までの間に自己検診によって自分で異常を見つけるくらいの心構えを持ちましょう。なぜなら、乳腺は数少ない自分で触れる事ができる大切な臓器なのですから。

 

乳腺エコー検診