回復期セラピストマネジャー認定式に参加しました | 東大阪病院 リハビリテーション部のブログ

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こんにちは。言語聴覚士Iですニコニコ


またの名を、回復期セラピストマネジャーI です。

 

昨年の7月から11月の間に、3クールの研修と試験を経て、

第7期の回復期セラピストマネジャーに合格いたしました乙女のトキメキ


通称「セラマネ」と言われるこの認定資格は、回復期リハビリテーション病棟協会が主催をしており、

 

 ・質の高い療法士の育成

 

 ・リスクマネジメントの実施

 

 ・多職種協働のための組織マネジメント

 

を果たすべく、それらの実践を可能とするセラピストの育成を目的としたものです。

 

全ては患者さんの日常生活能力の向上と社会生活の復帰のために、そのノウハウをしっかりと叩き込んでもらった研修でした。研修期間中に、全国各地から集まった多くの参加者とも仲良くなり、LINEやメーリングリストでつながりを持つことができました。療法士育成や病棟作りに関して他病院さんのアイデアを借りることもできるのがセラマネの強みの一つですので、おそらくですが、セラマネのいるリハビリ病院といない病院では、患者さんへのリハビリやケア、またはサービスの質が変わってくるのではないかなと思います。


先日の1月末に、セラマネの認定授与式が東京で行われ、認定証と認定バッジをいただいて参りました。同協会の園田茂会長の記念講演では、「高齢者比率の増加に伴う社会情勢の変化の中で、回復期リハビリ病棟がどう役割を担うのか、その中でセラマネの果たす役割は非常に大きい」というお言葉を聞き、とても身の引き締まる思いとなりました。

 

当院の回リハ病棟では、患者さんが退院をされるのがゴールではなく、退院をされた後の生活を考えた支援をゴールと捉えており、職員もその意識を高く持って従事しています。

患者さんの思いを大切にして、退院後、様々な活動を行え、地域や社会への参加も積極的に行えるための病棟作りが、私のセラマネとしての仕事だと思い、一日一歩(いや半歩?)前に進んでいきたいと思います。

 

 


最後までお読み頂きありがとうございました。

 

文責:言語聴覚士I
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