星野愛加さんのフラメンコが、一番好き。

4月12日、杉並区高円寺のタブラオ(食事もできるフラメンコライブのお店)、エスペランサでフラメンコを観てきました。

フラメンコ 



エスペランサは、「フラメンコパブ」なのだそうです。

フラメンコパブ 


アルコール全くダメなのに、パブに行く私^^

エスペランサ入り口 



こちら、昨日のタパス(軽食) 

タパス♪ 


美味しかったです。

たまにアルコールにチャレンジしたくなるのですが、体に全く合いません。

昨日はチャレンジ日(笑) ドリンクはカシスソーダ。

案の定、その一杯で「二日酔い」ならぬ「一日酔い」に。

昨日ずっと、かるーい頭痛がしていました^^;




この日は、西川千鶴さんが「ガロティン」を披露。

バイラオーラ(フラメンコダンサー) 西川千鶴さん 

コルドベス(帽子)を使ったフラメンコも格好いいですね。


5月18日は、草加の庭というせんべい焼き体験ができるお店で、星野愛加さんがガロティンを披露します!

星野さんのコルドベス姿って、まだ直接観たことがないんですよ。

楽しみ~。



他のバイラオーラ(躍り手)の方も素敵なのだけど、私にとっては、星野さんが創り出す空間が一番しっくり来るし、魅力的。

バイラオーラ(フラメンコダンサー) 星野愛加さん 



ゆっくりとした動きも、単にゆっくりなのではなく、そこに力が生まれている。

そして心地よいステップが、フラメンコを見ているという意識、雑念を消し、観客の心をステージの空間に溶けさせる。


バイラオーラ(フラメンコダンサー) 星野愛加さん




見得……躍り中の決めポーズも、いつもながらカッコいいよね。




フラメンコも書道も共通点がある。

フラメンコは、ステージ全体を躍りで切って、空間に表情を生み出す。

書道は、紙を墨の線で切って、表情を生む。

黒い墨の部分が主役ではなく、そうでない、紙全体の部分が主役だ。


紙は2次元、舞台は3次元。

立体な分、表情付けは難しいのではないだろうか。

それでも星野さんは、余計な空間を感じさせない。

ライブハウスのフラットンタイムズ、
タブラオのエルフラメンコアルティスタエスペランサ



どの空間も、その空間に合わせて切れるのだから、星野さんはスゴイ。

空間バランスの見事さ。

ステージにポッカリと目立つ空間を持たせず、窮屈さが目につくこともない。


バイラオーラ(フラメンコダンサー) 星野愛加さん 



フラメンコは、カンテ(歌)、バイレ(躍り)、ギターの会話も楽しい。

会話といっても喋るのではなく、お互いに空気を通して意思の疎通をしている。

もっとも、その雰囲気を感じるくらいで、その会話が上手いのかどうか、そこまでは、まだ私には分かりません^^



この日、ギターは小原正裕さん。

カンテ(歌)は、川島桂子さん。




フラメンコのリズム、どうしてこんなに好きなのだろう?

表現の好みは理屈ではないけど、ふと不思議に思いました。

バイラオーラ(フラメンコダンサー) 星野愛加さん 


フラメンコの歌も大好き。

スペイン人の血は流れていないから、前世がスペイン人なのか?


バイラオーラ(フラメンコダンサー) 星野愛加さん 



客席で隣に座られたご婦人、以前フラメンコを踊られていたそうです。

今はお年の関係で、クラシックバレエをたしなまれるのみとか。

色々気を使っていただいて、優しく上品な、素敵な方でした。

感性を刺激しに、たまにフラメンコをご覧になるそうです。


出演されていたバイラオーラ(踊り手)のテラさんのファンの方でした。

バイラオーラ(フラメンコダンサー) 高関テラさん 






星野愛加さん、はるばる高円寺まで来てくださって感謝^^

本当に良い時間です。

星野さん、ありがとう。