グラン・パラディーゾ 登山 その1 | くまこ と くますけ

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2014年8月11日-12日 シャモニーは 時々強い雨 気温15度?

モンブランの標高4800mは時速80km以上の風らしい。

今日は グラン・パラディーゾ(4061m)へ。

イタリア国内に有る山としてはイタリア最高峰。

(モンブランはフランスと国境で接している)

ヨーロッパ最高峰(モンブラン)、スイス最高峰(モンテローザ)と3つ極めた。

ちょっとうれしい。

この山はイタリア人には人気だそうだ。

名前くらいは聞いたことがあったが、全く予備知識の無い山だった。

アルプスから少し離れて南に有るので、山頂からの眺めが良いそう。

日本で言えば八ヶ岳みたいな山なのかな?

鼻歌を歌いながら登れる?山のようだ。

天気が良くて、きれいな山ならどこでも良いや?

とにかく行ってみよう!


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7時に出発予定だったので、6時前に起床。

神田さんに早起きして朝食を用意していただいただきました。

7時前にガイドのフィリップさんがやってきた。

しかし、今日から2泊3日でダンブランシュ(スイス、4357m)、へ行く予定だったが、悪天候と積雪のため危険との判断で取りやめになった。

7月からヨーロッパでは天候不順で、ここ40年でも一番天候が悪いそうだ。

フィリップさんともう一人のガイドさんとでどこへ行き先を変えようかと2時間ほど、あーでも無い、こーでも無い、と相談した結果、天気が良さそうなイタリア側のグラン・パラデーゾへ1泊2日で行くことになった。

小屋にも予約を入ることができた。

この日からモンブランを登頂予定だったピンク隊員。

コスミック小屋から三山縦走でモンブランを越える予定だったが、雪崩の危険が有るため、グーテ小屋からのピストンで山頂を狙うとのこと。

それでもかなり厳しそうな天気。

ピンク隊員のこの日のガイドは女性(ナタリーさん)でしたが、「行くわよ!」と言って出かけていきました。

(後日談、グーテ小屋までも行けずテートルース小屋で停滞、後撤退。)

あんず隊員も予定を変更して行けそうな山へ変更。


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11時に出発予定になったので、ベランダでゆっくりくつろぐ。

相変わらず、時々強い雨が降っている。

ピンク隊員は大丈夫だろうか?。


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11時に雨のシャモニーを出発。


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シャモニーの町にイタリア側へ抜けるトンネルの入り口があります。

モンブラン(アルプス)の真下を突き抜ける長さ十数キロのトンネルを越えるとイタリア側に出ます。


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そこは、 晴れ!!!!。


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後ろはアルプス山脈ですが、上は雲の中です。


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トンネルを抜けて1時間ほど車で走り、小さな町に到着。

この辺の建物の屋根は、薄い石で葺かれています。
スイスのツエルマットと同じです。


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途中で観光です。
「すごい橋が有るんだ。」
とフィリップが車を止めて案内してくれました


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深さは70m以上有るでしょうか。


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フイリップは、お客を楽しませようと、いつも気を使ってくれます。

良いガイドさんです。

左はエルベイ。(高田純次というあだ名にしました)


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グランパラデーゾ国定公園に到着、ヨーロッパで最初に指定された国定公園らしい??

ハイキング客も大勢いた。


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駐車場から平らな渓谷の道を歩き始める。 13:30


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花がいっぱい咲いている。

名前はわからないが、日本と似た花もたくさん有る。


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15分ほど歩くとレストラン?小屋かも?


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どうやら レストランのようだ。


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コーヒーを頼んで、自分の行動食で昼食を取る。

2時間くらいで小屋まで行けるのでゆっくりで良いそうだ。

夜は9時頃まで明るいので問題無い。


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羊を追う犬だろうか?

やってきた。


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ただの野良犬?

突然 お手をされた。

餌がほしいのかな??


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15時にレストランを出発。

整備された歩道を歩く。


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ガイドの二人は、古くからの友達らしい。

一緒にアイガー北壁?とかを登ったらしい。

フランス語なまりの英語で話すので聞き取りにくい。

小屋までずっと大声で話しながら歩いて、時々大笑いをしていた。

それでも歩くのが速くて、ついていくのが大変だった。


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途中から急勾配の谷の斜面をジグザグに登り始めた。

高度が上がってくるとすばらしい眺めが待っていた。


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沢登りできそうだけど、水温低いだろうな。


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整備された歩道が続く。


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グランパラデーゾはガイドがいなくても登れそうな山だが、

ダンブランシュへ行く予定でガイドを頼んでいたので、2人のガイドだ。

ダンブランシュ、日本ではほとんど知名度の無い山だが、マッタホルンの近くにあり、独立峰的な山容できれいな山らしい。

難易度は雪の付具合ではマッターホルンより少し難しいくらいの山らしい。

フィリップさんが薦めてくれた山だった。


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花の写真を撮りながら進む。


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大きな山が見えてきた。

グランパラディ-ゾでは無いそうだ。


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やっと小屋が見えてきた。


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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世小屋。

すごい名前だが、最初にイタリアを統一した王様らしい。


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とりあえず記念撮影。  16:30


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とてもきれいな小屋だった。

食堂その1


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ルート図があった。

黄色の線が普通のルート。

赤点が、くますけが歩いたルート。


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タリフ?


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トイレもきれい。

でも水洗和式?的なトイレ。

シャワー室もある。

部屋は 5人部屋、3段ベットと2段ベット。幅は1m位。


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窓がカッコ良い。


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風が強いのに洗濯物干している。

10分くらいで乾きそうだ。


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小屋のまわりを散策。


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チングルマ。


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池もあった。


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日本にもありそうな花だ。

胸に付けているのは、小屋のバッチ。


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夕食のはじまり  19:00 ちょっと遅い気が。。。

イタリアの山小屋の食事はおいしいと聞いていたので、楽しみだ。

まずは パスタかスープをチョイス。

くまこがパスタ、くますけはスープを。


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具がたっぷりのスープ。 ミネストローネ風?

小屋の人が温かいスープを運んできてくれた。

両方食べたが、なかなかおいしかった。


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次はお肉と野菜。 熱々を運んできてくれる。

まずまずのお味。




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よく出てくるパン。 かなりパサパサでちょっといただけない。

スープとかに着けないと食べにくい。


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デザートは、フルーツかプリン。


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くまこはプリン。

おいしい!といって、くますけには一口もくれなかった。


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食後には

アルコール分40%のきつい酒にハーブを漬けたものをいただいた。

口に入れると火を吐きそうになるが、その後ハーブの香りが鼻に抜けていく。

悪くは無い。

何という酒だろう? 土産物屋にも売っていたような気がする。

気がつけば 20:30 夕食はゆっくり食べるのだろうか?

明日は4時朝食なので、3時過ぎに起きなければならない。

早く寝よう!