2014年4月26日 晴れ 気温18度 風ほとんど無し
暑い、、、。 春山ほど衣服に苦労させられる季節は無い。
-10度から+20度まで対応しないといけない。
春の雪山はきらいだ。
学生の頃の装備は貧弱で、靴も服も濡れて冷たかった。
あまり良い思い出が無い。
この日は結局 上はシャツ1枚、下はアウター+ズボン+ももひきでの行動だった。
それでもシャツが塩を吹くほどの汗をかいてしまった。
下は濡れに対応するためにカッパでも良いのだが、冬用のアウターの方がサイドにジッパーが着いていて、それを開いて対応することができる。
ももひきもいらないくらいの天気だったが、春山は天候の急変で-10度になる場合も有る。冬靴やアイゼンをはいているので、途中でももひきを着ることができないので我慢してはいておくしかない。
八方尾根のスキー場からスタート。 8:00
雪はほとんど無い。
リフトを3本乗り継ぐと、そこはまだ銀世界。 8:55
大勢のスキーヤーで賑わっていました。
白馬岳や栂池高原方面が一望できます。
鯉のぼり、 この後、落としてしまったようです。
くまこは良く落とし物をします。
雷鳥、リス、鹿、靴、洋服など頻繁に落とします。
くますけを落としたこともあります。
山の中で変な小物を見つけたら、それはくまこが落とした物かもしれません。
最後のリフトから30分くらいは雪の無い登山道を歩きました。
雪が出てきてからはスノーシューをはいて出発です。
適度な傾斜をひたすら登ります。
この日は春霞があって遠方はよく見えませんでした。
唐松岳へは大勢の登山客が歩いています。
もう一息。
小屋の手前の分岐に荷物をデポして、山頂へ向かいます。
無事唐松岳山頂 到着。 11:55
くますけは 山頂までスノーシューをはいていました。
立山連峰が霞の中に現れました。
来週も天気が良いといいな~。
白馬岳方面
今日のケーキは先週の苺を使ったもの。
これから向かう 五竜岳 。
意外と手強そうだな。
唐松小屋で水分補給。
コーラを飲み干します。
汗がいっぱい出ているので、水分が足らなくなりそうです。
早速、雷鳥がゲロゲロ鳴いて現れました。
まだほとんど白い。
ゲロゲロ もう少しかわいい鳴き方をしてほしいものです。
岩場が続きます。
このルートはこんなに岩場があったかな?
ずいぶん前に歩いたので良く覚えていません。
この日唐松から五竜へ向かったのは我々以外に5-6人いたようです。
アイゼンをはいての岩場なので歩きづらいのです。
雪がいやらしい場所に残っています。
途中、ロープを出す場面も。
雪庇に注意しながらの歩き。
左側はほとんど雪庇と思われます。ぎりぎりの所を歩いています。
時々雪を踏み抜いて穴に落ちるので、怖いです。
雪庇の右は樹林帯なので、落とし穴がいっぱい。
歩きづらいしルートファインディングが大変です。
五竜岳が近づいてきます。 14:55
雷鳥のつがいを発見。
樹林帯を右に左にと雪庇を迂回しながら進みます。
小屋の手前の白岳への最後の登り。
急な斜面をトラバスし。
五竜がすごい迫力で近づいてきます。
雪の急斜面を直登すると
白岳の山頂でした。
気持ちの良い場所でした。 すぐそこに五竜岳。
すぐ下に小屋も見えます。
やっと到着しました。 16:10
意外に 長かった。。
疲れました。
五竜小屋と言えば、カレーだと思っていましたが、最近は変わったのでしょうか。
野菜たっぷりのハンバーグでした。 デザートの冷凍ゼリー付き。
疲れたので早めに寝ます。
3人で一部屋使えました。
小屋は全員で20人くらいの宿泊でした。