松山英樹プロが復活、6打差からの大逆転優勝!!(2) | 電車で酔いどれゴルフのブログ

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K.J.チョイの米PGAツアー8勝の記録を更新した9勝はアジア人最高記録!!

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Every shot from Hideki Matsuyama’s win at The Genesis Invitational | 2024

 

 

【音声調整版】松山英樹6打差逆転優勝を牽引したショートゲームとライバルたち突き放した最難関ホールでのバーディ【内藤雄士

 

 

 

 

繰り返すが、2年ぶりの勝利である。しかしどうにも“前回のブランク”よりも長かったような気がしてならない。

 

2021年4月、松山は3年7カ月、実に1344日ぶりのツアー優勝をマスターズで飾った。今回、当時以上に苦しみぬいて、勝てない時間にピリオドを打ったように感じてしまうのは、抱えてきた闇がより濃かったからかもしれない。

 

2017年の夏場からオーガスタでの歓喜までの時間は、松山は抱えていた問題点を明け透けにせず、黙々とスイングや用具の改善に取り組んでいたのに対し、この2年は苦悩する様子が誰の目からも見て取れた。

 

2022年の春先、ソニーオープンの約2カ月後に首の故障が顕在化。自宅のリビングから立ち上がれないほどの痛みを発症しながら、強行出場と欠場、途中棄権を繰り返した。“騙しだまし”でやる過ごせるほど、肉体的な余裕はなく、そしてPGAツアーは甘くはない。首から背中にかけての痛みが軽減された昨年、「スイングが分からず、パットも一番、泥沼にハマっている感じだった」と振り返る試合がまさに、このジェネシス招待の前回大会だった。

 その後も復調のきっかけをなかなかつかめないまま、飛距離ダウンに悩み、持ち前のショットのキレが影を潜めた。前シーズンよりもドライバーショットは平均で7.5ヤード落ちた。

 もっと問題だったのはミドルアイアンでピンを狙うシーン。想定よりも10ヤード近く飛ばないこともザラで、「それではゴルフにならない」。年間ポイントレースであるフェデックスカップランキングはツアー10年目にして自己ワーストの50位。本格参戦初年度から続けてきたトップ30による最終戦、ツアー選手権出場もかなわなかった。

 

失意の1年を終え、夏場から翌シーズンが始まるまでのあいだ、松山は日本国内で調整に勤しんだが、多くの時間はオーバーホールに費やした。フィジカルだけでなく、メンタルも。

 8月に帰国してから1カ月はほとんどクラブを握らなかった。ボールを打ったのも、黒宮幹仁コーチと数日、室内練習場で短いセッションをしたくらい。

「ほんとに一日、二日だけで。50球くらい軽く打った後に、シミュレーションゴルフで110ヤードくらいの距離から“ホールイワン”にチャレンジしたんですよ。意外と入るんちゃうかと思ったら、これがなかなかうまくいかない。ムキになって80球くらい打ったら、次の日もう腕はパンパン、背中はバッキバキ(笑)。一般のゴルファーだって、(練習では)もっと打ったりするでしょう? 『練習って、ゴルフってしんどいんだなあ』って」

 

ツアーを戦いながら、ここ何年も抱えてきた「もう若い頃と同じだけの打ち込みや、トレーニングはできない」という悩みは、そんな完全オフの日常でも感じられた。

 

 

降下を続けていた世界ランキングはロサンゼルスに向かう直前、55位。プロ初年度の2013年6月以降のキャリアで最も低い順位で、背中には星野陸也や久常涼といった後輩たちが迫って来てもいたが、半面、戦えるまでのコンディションはゆっくりと上昇曲線を描いていた。

 

マスターズを一緒に勝った後輩の早藤将太キャディを筆頭に、彼らはある意味で家族以上に親密な間柄。全米を駆け回る契約メーカーの用具担当者を除けば、目下の黒宮コーチのほかに寝食を共にするトレーナー、通訳もみな同い年か年下である。チームでは誰よりも、松山本人がPGAツアーでの生活が長く、コース内外の知識の蓄えがある。

 32歳の誕生日を前に手にした、アジア人最多のPGAツアー9勝目は30代になって初めてつかんだ勝利。日本の男子ゴルフ界という大枠だけでなく、日常においてもリーダーという役目を背負って手にしたタイトルだった。

 

ジェネシス招待は、松山のキャリアにおいてちょうど250試合目のPGAツアーだったという。これまでのどの優勝よりも苦労した証をロサンゼルスに残して次のゲームに臨む。

 非情にも、プロアスリートに流れる時間には勝ったその瞬間から、勝てない時が再び刻まれるのである。

 

 

【超貴重】松山英樹プロがアプローチのすべてを語ってくれました!【祝優勝】

 

 

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松山選手のジェネシス招待の優勝賞金400万ドル、約6億円(;゚д゚)


ジェネシス招待はPGAツアーのシグネチャー大会なので優勝賞金もFedExCupポイントも大きい。


リブゴルフの優勝賞金と同じ額。リブゴルフの場合は個人戦と団体戦を兼ねているので団体優勝の300万ドル、一人あたり75万ドルを加えれば475万ドルになりますが。


リブゴルフを意識して出来たと思われるシグネチャー大会なので賞金が大きい。


もう、大会スポンサーだけでは出せない多額の金額(?_?;


その他の大会ではがシグネチャー大会などに集中してトップ選手が集まりにくくなったせいか、また、賞金額があがりすぎてついていけなくなりスポンサーをおりてなくなった大会もあった。


(22年間スポンサーだったウェルズ・ファーゴが、2024年の大会(5月)を最後にツアーから撤退。契約を延長しないことを表明した。大会はなくなる。


他には米大手保険会社のファーマーズ・インシュランスが、現在の契約が2026年に満了後更新をしないと発表。「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は、例年1月に米カリフォルニア州にあるトリーパインズGCで開催。同大会は1952年に「サンディエゴ・オープン」として開始され、86-87年にはいすゞ自動車が冠を務めたことでも知られている。2010年以降はファーマーズ・インシュランスが冠スポンサーを務めてきた。)


◎PGAツアーのシグネチャー大会とは以下の試合。


出場人数をフルフィールドのおよそ半分となる70~80人ほどに絞り、優勝者には通常500ptのフェデックスカップポイントを700pt付与。賞金も増額される。


各大会の出場者については、22-23年シーズンのフェデックスカップランキング上位50位がベースとなり、直近成績上位者などが追加され、最大で80人とされている。(ランク50位以内って大きい、松山選手はぎりぎり50位だった。)


「ザ・セントリー」(1月4日~7日)
「AT&Tペブルビーチプロアマ」(2月1日~4日)
「ザ・ジェネシス招待」(2月15日~18日)
「アーノルド・パーマー招待」(3月7日~10日)
「RBCヘリテージ」(4月18日~21日)
「ウェルズファーゴ選手権」(5月9日~12日)
「ザ・メモリアルトーナメント」(6月6日~9日)
「トラベラーズ選手権」(6月20日~23日)


賞金の上がりすぎで財政難になった米PGAツアーコミッショナーはリブゴルフのスポンサーと昨年統合を発表。


さらに今年はリブゴルフのスポンサーの影響力を薄めるためか、プレーヤーを株主へと変える新たなプログラムを発表。 PGA TOURエンタープライズを発足してSSGと提携、SSGは30億ドル(約4410億円)を投資する。約200人のPGAツアーの選手はその株主となる機会を得て、実績に応じてより多くの株を取得できる。


PGAツアーはプロスポーツ団体のオーナーらが参加する投資家グループ「ストラテジックスポーツグループ(SSG)」と提携し、PGAツアーエンタープライズを発足すると発表した。


◎ストラテジックスポーツグループ(SSG)
フェンウェイスポーツグループ(FSG)率いるアメリカのスポーツチームオーナーの共同体
SSGには、NFL、NBA、MLB、NHL、EPLなど、主要なグローバルスポーツリーグで計200年以上にわたるスポーツチームの管理責任を持つオーナーや個人が含まれれている
 

参考

 

 

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