基本的な資源回収フロー<船井総合研究所☆循環資源コラム>分別・破袋設備・振動風力選別装置・磁力選別装置・アルミ選別装置・瓶類選別装置
再生利用と再利用との違い<廃棄物の資源化コラム>船井総合研究所環境コンサルタント
以前のコラムでは『産廃の資源化:廃油』『産廃の資源化:特別管理産業廃棄物』『廃棄物:再利用』『再利用:ガラスビンの再利用のフロー(例)』『再生利用と再利用との違い』をご紹介しました。今回は『基本的な資源回収フロー』をご紹介します。
■基本的な資源回収フロー■
空き缶などの資源は、自治体による分別回収やリサイクルセンターでの回収、小売店や製造メーカー、ベンダー(自販機補充允)などによって回収されています。
しかし、回収時には空き缶の中に、飲み残しタバコ吸殻などの夾雑物(きょうざつぶつ)が入っていたり、ビニール袋に入れて排出されていたりしますので、再利用するにはこれらの夾雑物等と適正に分離し、回収する必要があります。
■基本的な資源回収フロー■
上記の図は、基本的な資源回収のフローを示しています。
①分別回収
↓
②破袋設備
↓
③振動風力選別装置(※ビニール袋など除去)
↓
④磁力選別装置(※鉄類)
↓
⑤アルミ選別装置(※アルミ類)
↓
⑥ガラス瓶選別装置(※ガラス瓶)
そして、その後、それぞれの工場(※電炉工場、合金工場、ガラス工場など)にてリサイクルやリユースにて、再利用されます。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
■廃棄物資源化の分類(例)■
■都市ごみの資源化方式の分類■
■廃棄物資源化の状況(例)■
■ごみ処理フローの例■
■最終処分場の種類■
■廃棄物の最終処分方法■
■廃棄物の最終処分■
■ガラスビンの再利用のフロー■
<今までのコラムの一例とお問合せ先>
★産廃の資源化:特別管理産業廃棄物
★廃棄物:再利用
★再利用:ガラスビンの再利用のフロー(例)
★再生利用と再利用との違い★
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<船井総合研究所東新一>
☆廃棄物処理法(廃掃法)とは?廃棄物処理法の改正の背景や改正年度(1976~最新)・改正内容など☆わかりやすく説明