適正廃棄物処理コラム☆廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物の処理基準とは
<排出元向け:適正処理>廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物の処理基準とは
以前のコラムでは、『石綿含有廃棄物等の定義』『廃石綿等の定義と補足』『石綿含有廃棄物の定義と補足』『廃石綿等及び石綿含有廃棄物の処理フローと廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物とは』をご紹介しました。今回は『廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物の処理基準とは』をご紹介します。
■廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物の処理基準■
-産業廃棄物-
<特別管理産業廃棄物の処理基準>
・梱包する等飛散防止措置をとること
・他の廃棄物と区分して収集、運搬、積替、保管を行うこと
・廃石綿等である旨及び注意事項の表示を行うこと
・溶融、無害化処理による処分を行うこと
・埋立処分を行う場合、あらかじめ、固型化、薬剤による安定化後、耐水性の材料で二重梱包すること
・一定の場所で分散しないように埋立処分し、覆土すること
<産業廃棄物の処理基準>
・飛散防止措置をとること
・他の廃棄物と区分して収集、運搬、積替、保管を行うこと
・溶融、無害化処理による処分を行うこと
・中間処理としての破砕禁止
・一定の場所で分散しないように埋立処分し、覆土すること
-一般廃棄物-
<一般廃棄物の処理基準>
・飛散防止措置をとること
・他の廃棄物と区分して収集、運搬、積替、保管を行うこと
・集塵設備により確実にダスト除去する中間処理
・一定の場所で分散しないように埋立処分し、覆土すること
※石綿含有家庭用品については通常の処理で飛散等の問題が生じないことを確認すること
■廃石綿等及び石綿含有廃棄物の処理フロー■
廃石綿等及び石綿含有有廃棄物の処理フローは以下のとおりです。
■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。
<今までのコラムの一例とお問合せ先>
★石綿含有廃棄物等の定義
★廃石綿等の定義と補足
★石綿含有廃棄物の定義と補足
★廃石綿等及び石綿含有廃棄物の処理フローと廃石綿等/石綿含有産業廃棄物・一般廃棄物とは
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<船井総合研究所東新一>
☆廃棄物処理法(廃掃法)とは?廃棄物処理法の改正の背景や改正年度(1976~最新)・改正内容など☆わかりやすく説明
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