熱風受熱型乾燥の種類(通気バンド乾燥、回転乾燥、噴霧乾燥、気流乾燥)と特徴☆廃棄物処理コラム | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

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廃棄物処理コラム☆廃棄物処理:熱風受熱型乾燥の種類と特徴

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<排出元向け>廃棄物処理コラム☆廃棄物処理:熱風受熱型乾燥の種類と特徴

 以前のコラムでは、『調質・脱水とは』『廃棄物処理☆乾燥とは』『廃棄物処理☆乾燥機の種類』をご紹介しました。

今回は『廃棄物処理:熱風受熱型乾燥の種類と特徴』をご紹介します。

 

■廃棄物処理☆熱風受熱型乾燥の種類と特徴■

 熱風受熱型乾燥の種類には、『通気バンド乾燥』『回転乾燥』『噴霧乾燥』『気流乾燥』があります。ここでは『通気バンド乾燥』『回転乾燥』『噴霧乾燥』『気流乾燥』、それぞれの特徴をご紹介します。

・通気バンド乾燥徴:金網や多孔板等のバンド上に汚泥等の材料をのせて熱風を通気し乾燥させる方法です。熱風は材料層の上方から通気することが多く、空気加熱器が内蔵されるものが多い。バンドの代わりに多孔ドラムを用いるドラム型通気乾燥機もあります。

・回転乾燥:内部に材料かき上げ翼を備えた傾斜回転円筒内に、材料と熱風が向流若しくは並流に供給されて乾燥させる方法です。材料はかき上げられてある高さから落下し、熱風と接触しながら乾燥させます。比較的水分の少ない粉粒体の大量連続乾燥に適しています。

・噴霧乾燥:溶液・スラリーを熱風中に噴霧して、一挙に乾燥成果を得る乾燥法です。多くの場合、球体の20~500µm(マイクロメートル)の粒子を得ることができます。乾燥時間は5~60秒程度で、熱変性を受けにくいです。

 

・気流乾燥:乾燥後は粒粉体となる材料であって、湿潤時に泥状、塊状若しくは粒粉状のものを熱気流中で粒粉状に分散させ、熱気流と並流に送りながら瞬間的(1~10秒)に乾燥させます。

以上、廃棄物処理:熱風受熱型乾燥の種類と特徴でした。

 次回は、伝導受熱型乾燥

(間接加熱式回転乾燥、溝型攪拌乾燥)

 次々回は、その他

(真空乾燥、凍結乾燥)をご紹介します。

 

 

■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。

 

 

<今までのコラムの一例とお問合せ先>

★調質・脱水とは

 

★廃棄物処理☆乾燥とは

 

★廃棄物処理☆乾燥機の種類

 

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