タイヤ変えるし、一度足回りを見直そう(サグ出し) | うらっちのブログ

うらっちのブログ

サーキットを走ったり撮ったりする日々

twitter
https://twitter.com/Uratch_NSF100

久々に12インチのタイヤを新品で買いました爆  笑


ダンロップのTT93GP PROです。



レースに出ないのに新品のタイヤ買うのって実は初めてかも。。。ニヤリ
ちゃんとレース出てた頃(25年くらい前のまるち杯とか)は
レースで新品下ろして練習は中古だったからねぇ。。。
最近は中古タイヤ買ってたし。

 

 

 



んでどうせタイヤ変えるなら足回りを一度見直そうと思って
改めてサグ出しから始めます。

いままで漠然と「1Gでこれくらいだよ~」なんて人から聞いて
合わせてましたが、実はあまり理解できてません口笛
なので今回ちゃんと測ってみようとみようと思います。

いろいろ調べてみると1G´(乗車時の位置)が総ストローク量の1/3に
合わせるのがいわゆる「サグ出し」だそうです。
ここを基準にしてサスセッティングを始めるわけです。

ただメーカーの諸元に総ストローク量(ホイールトラベル)の記載が無いんですよね。ガーン

フロントはフォークをバラせば簡単に総ストローク量がわかりますが、

リアってどうしたらいいんだ?

 

 

 

 

 

 

NSF100(NSR50も)のリアの総ストローク量(ホイールトラベル)って検索しても出てこないし・・・
じゃあ自分で測ることにしました。

調べるとサグ出しは2人でやって一人がバイクにまたがりもう一人が
測れってありますがそんなの頼める人残念ながらいません。
一人で測るための道具が売ってないか調べたらありました。

ディーアールシー(DRC) サグチェッカー

 

 

 

 

 

 

ん~微妙に高い。。。お小遣い制のパパには厳しい金額です。
でもこれくらいなら自作できるんじゃねってこんなの作りました。



ヒモは子どもと正月使った凧から拝借。家に転がってた大きめのクリップでシートカウルを
挟んでオモリは使ってないプラグ用のソケット・・・
これをリアホイールのアクスルに引っ掛けて測ります。

まず0G(空車時の位置)は車体(フレーム)の下に台を置いてリアホイールを浮かせて
ヒモがクリップに引っ掛かる位置にヒモにペンで記しをつけます。

で、この状態でリアサスを車体から取り外し、スプリングを外してダンパーだけにして
車体に取り付けます。

車体を台からそーっと降ろします(いきなり降ろしたらサス壊れちゃいそうだし)
その状態でヒモがクリップに引っ掛かる位置からさっきの0Gの時につけた記しとの
距離を測ります。

 




結果として総ストローク量(ホイールトラベル)は82mmでした。
参考までに現状サスの仕様はNSF100ノーマルベースにサス長を2mm長く改造したものです。
ストローク量もノーマルのままです。(内部は変えてるけど) 過去記事→ リアサスへの試み NSF100純正サスで車高を変える




この総ストローク量を元にしてサグを決めます。1G'は総ストローク量の1/3なので82÷3=27.33・・・
約27mmになるようにイニシャル(プリロード)をかけていきます。

測り方はさっきのヒモにインシュロックをつけてバイクにまたがり、
降りた後に0Gの位置の記しからのインシュロックまでの長さを測ります。



0mm、3mm、5mm・・・・とイニシャルをかけていきますが

なんかいっぱいストロークしてます。なかなか27mmにならない。
うん、体重が重すぎるんだね。。。笑い泣き
ちなみに今ついてるバネはブリッツシュネル製20kgf/mm。

イニシャルを7mmかけたところで1G'が35mm

これ以上は手持ちの工具では回りませんでした(フックレンチ買おう・・・)
イニシャルをこんだけかけちゃうと走らせると固い印象になりそうでちょっと怖いショボーン
一度これで走らせてみようかと。

っていうかもっと固いバネ買わないとダメかな。。。ブリッツで21kgfのバネあったかな?
もしくはハイパコでID53(NSFと同じ径)で1200ポンド(21.5kgf)か1250ポンド(22.4kgf)の
バネがヤフオクに出てたからそっちかな。

リアサス自体もボチボチO/Hも必要だしブリッツさんに合わせて聞いてみるか。。。