🎾全豪オープンテニス2024
(グランドスラム:メルボルンパーク/🇦🇺メルボルン)
女子シングルス準々決勝=ロッド・レ―バー・アリーナ
ココ・ガウフ(4)🇺🇸2ー1マルタ・コスチュク🇺🇦
7(8-6)6.6(3-7)7.6-2
昨年全米に続きグランドスラム連覇を目指すまだ19歳のガウフにとってこの勝利は大きい。
優勝するしないはおいといてあれだけミスが多く我慢して勝利にこぎつけた。
今後のキャリアにきっと役に立つだろう。
コスチュクのリターンが良くフォアハンドのミスショットが多すぎた。
フォアのミスは2日前の4回戦でもあったが大差がついたので目立たなかった。
競った試合になると大きく出てしまう。
フォアのミスが多かったことでウィナーが取れなかった。
コスチュクのミスの多さに勝ちを拾ったが内容は完全な負け。
コスチュクのサーブ精度が高ければ完全にストレート負けだった。
女子では珍しく3時間超のロングマッチになったが運動量を落とさなかった。
課題はラリーでフォアを狙われたときにしっかり返せたりカウンターで仕留められるかだ。
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男子シングル準々決勝=ロッド・レ―バー・アリーナ
ノバク・ジョコビッチ(1)🇷🇸3ー1テイラー・フリッツ(12)🇺🇸
7(7-3)6.4-6.6-2.6-3
第1セットから1stサーブで苦しんだジョコビッチ。
それに相手のサービスゲームをブレーク出来そうで出来ないもどかしさ。
そして第2セット第1ゲームのサービスをブレークされて戦術を変えた。
身体全体を脱力化して確実にプレーすることを選択。
第2セットはその後サービスキープ合戦となり落としたがフリッツを走らせ倒した。
その効果が第3セットにでて運動量が落ちたフリッツに対して圧倒。
ラリーで主導権を握り左右に打ち分けるとフリッツはついて行けなくなった。
1stサーブで安定感を取り戻しエースの数でもフリッツを上回った。
ジョコビッチのサービスブレークされた後の修正力は見事としかいいようがない。
5セットマッチでジョコビッチを上回るには何かを改めて思い知らされる試合だった。