映画『違国日記』を観てきました^^
予告を見て、
なんか美術さん(セットなど)の感じが好きかも〜^^
と思って。
原作のコミックを読んでいないし
まったく先入観のないまま行ったんですが、
すっごく良かった!!
事故で両親を亡くした中3の朝と
同居することを決める、小説家の叔母の槙生(まきお)
世代も何もかも
お互いに未知なふたりの同居生活が
それぞれの視線で描かれていくんだけど、
新垣結衣さん演じる槙生がすごく素敵で^^
多感なときに一度に両親を失うというのは
私にとっては、ちょっと想像がつかないことだけど
若いときに、どういう大人に会うかっていうのが
いかに大事か、っていうのをすごく感じる映画だった。
槙生は常に率直だし、
朝を子供扱いしないで対等に接するし
自分の考えをちゃんという。
何かを押し付けない。
朝は槙生の姉の子で姪だけど
槙生は姉をものすごく嫌っている。
子供の頃から姉にされて嫌だったことをバネにしているところもあるので
朝の母親の価値観とは違うことを言う。
もちろん何が正しいかというのはわからないけど、
早い時期に、
自分の気持ちを大事にすることとか
やりたいことをやってみるとか、
そういうことを否定しない大人に会えるっていうのは、どれほど人生を変えることになるか。
基本的に何気ない場面が多いんだけど
私にとっては
ほんと、素敵な映画だった。
実はまだ病み上がりが抜けきれていなくて
すぐに疲れちゃうのが続いていたんだけど^^;
なんとこの映画を見終わったら、すごく元気になっていた!!
ちょっと自分でも驚くくらい。
それくらい私には
しっくり染みる映画だったんだろうなあ〜。
セリフにも出てくるけど、
大人の世界では『ダメな大人』と言われるかもしれないけど
私も多感なときに
素敵な大人に出会いたかったな〜って思う^^
それにしても新垣結衣さん、
綺麗な人だな〜と思っていたけど
役者さんとしても、とっても魅力的な方なんだなあ〜って。
私の中では
元気でかわいいガッキーってイメージが強かったけど
年齢重ねて、より素敵だな〜って思った♡
関係ないけど映画の中で、
私が持っているのと同じブラウスを、新垣さんが着ていてびっくり。
朝ちゃんが初めての作詞を槙生さんに見てもらうシーン。
同じ服でも着る人が違うとこんなに違うのかww
って、あたりまえなんですけど^^;
ブラウスをガン見してしまって
このあたりのシーンを覚えていないというのも
ちょっと初めての体験でした〜^^
全国的には判りませんが
札幌近郊ではヒットしていないのか
週末からは縮小上映になっちゃうんですが^^;
ほんと派手さは無いけど
素敵な映画だったので、
もし観にいくか迷っている方にはオススメです〜。