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ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

こんにちは!
サロン事業部の定道です。

本日は私がブログをジャックします。

新人育成をしていると、
「結構ちゃんと伝えたつもりだったのに、次の現場ではまた同じところでつまずいてる…」
そんなことってありませんか?

そのたびに、
「自分の伝え方が悪かったのかな」
「説明する順番を間違えたのかな」
と、頭の中でぐるぐる考えてしまいます。

相手の問題というより、
こちらが“伝えたつもり”で終わっていたんだろうな…と反省することが、何度もありました。

そんな時に新人さんへのアプローチが変わったきっかけがありましたので、そちらを共有したいと思います。

新人さんがデビューしてまもない頃のことです。

施術やコミュニケーションのポイントを伝えても
中々課題が変わらない。

そのたびに「自分の伝え方を変えないと」と思って、言葉を選び直したり、説明の仕方を工夫したりしていました。

そんなとき、代表の金森から言われた言葉があります。

「新人育成は、教えることじゃない。気づける場を作ることだよ。」

この言葉を聞いたとき、正直すぐにはイメージが湧きませんでした。
ただ、「確かに自分は“教えること”ばかりに意識が向いていたかもしれない」と感じて、
まずは一度、場を設けてみることにしました。

私たちの現場には、もともと セラピストラダー という仕組みがあります。

これは簡単に言えば、
「できるようになる順番」を段階ごとに整理した成長のロードマップです。

たとえば、

まずは施術の基本動作を安定させる
次に、お客様の状態を見立てられるようになる
さらに、説明や提案までできるようになる
というように、成長を“感覚”ではなく段階として整理しています。

このラダーを使って、
新人と一緒に「今どこにいるのか」「次に目指すのはどこか」を確認するためのMTGの場を設けました。

すると、そのMTGの中で新人からこんな言葉が出てきました。

「自分の課題って、ここだったんですね。」
「次はこれをやればいいってことですよね?」

こちらが一方的に説明している時にはあまり出てこなかった、
主体的な気づきや質問が少しずつ増えていったんです。

「何を改善すればいいか」が本人の中で整理されてくると、
その後の行動も、受け身ではなく“自分で進めようとする形”に変わっていきました。

今回の経験を通して感じたのは、
新人の成長を決めるのは、教える内容の正しさだけではないということです。

本人が自分で考え、振り返り、
「自分の課題はここなんだ」と整理できる場があるかどうか。

その場があることで初めて、
新人が“自分のテーマ”として捉えて前に進めるようになるのかもしれない。
そう思うようになりました。

新人が自分の力で気づきを掴める場を作り続けることで、
結果としてお客様に価値を届けられるお店として、組織そのものを強くしていきたいと思います。

サロン事業部
定道 勇斗

「マイクロマネジメント、やってしまうんですよね。
でも、一流の経営者の方の中には
経営者たるものマイクロマネジメントくらいできなければならない
というようなことをおっしゃる方もいます。
実際、どっちなんでしょうか。」

これは、多くの現場で伺う質問です。

結論から言うと、
どちらも正しくて、どちらも間違っています。

まず前提として、

マイクロマネジメント=悪
という単純な話ではありません。

むしろ・・・

・細部に違和感を持てる
・業務の流れを分解して理解できる
・ミスの起きるポイントが見える

これらは
マネージャーとして絶対に欠かせない能力の一つです。

だから一流の経営者が
「それくらいできなければならない」と言うのも、
おっしゃるとおりだと思います。

一方で、マイクロマネジメントが現場で歓迎されないのも事実です。

理由はシンプルで、
“やり方を間違えると組織が止まる”ことがあるからです。

・すべてに確認が必要になる
・自分で判断しなくなる
・指示待ちになる

結果として、
人が育たなくなると言われています。

では、どうすべきか?

「マイクロマネジメントができる人間が
マイクロマネジメントをしなくて済む状態を模索する」

ということが重要です。

マイクロマネジメント「できない」人が
マイクロマネジメントしないのは
ただのスタンダードなき放任になってしまいます。
これでは人も組織も育ちません。

マイクロマネジメント「できる」人が
やきもきしながら、ままならない状態を耐え忍び、
細かく言わなくてもできる状態にするために試行錯誤する営みが
「マネジメント」そのものであり、
人と組織を育てる秘訣だからです。

そういう意味では今マイクロマネジメントをしてしまっているという自覚のある方のほうが
本物のマネジメントを構築しやすいと言えるかもしれません。

やきもきするのも正解、ままならない状況に憤るのも正解、
その思いをエネルギーにして自分が言わなくてもそうなる状態を作る
という行動をとってみてください。

それを続けていれば
必ず近い将来、素敵な名将になっていかれると思います!


人事コンサルタント
金森秀晃

 

先日、こんな動画をアップしました。

「自覚なきパワハラ気質の上司にどう気づかせるか」というテーマです。

すると、こんなご質問をいただきました。

「まさにうちの師長を見ているようでした。
でも実際、本当にこんなうまくいくんでしょうか?
うちの師長はかなりあくが強いので心配です」

率直で、とてもいい問いだと思います。
あくが強いということで(笑)心中お察しします。

結論からいうと

「うまくいきます!!」

当然カウンセリングや面談の技術力によって
効果に差異は生まれてしまいますが、
ポイントを押さえれば確実に効果は出すことができます。

そのポイントというのは、
とても大雑把に言うと以下の2点です。
(詳しくは動画を見て頂いたほうがわかりやすいと思います)

①相手の価値観を徹底的に尊重する
②その上で、その方が大事にしてきた価値観が
実際の言動で適用されていない領域があるという点を示す

この①②をやるだけで、
認知的不協和が生まれるので、
最初はリアクションとしてわかりにくくても
その差分をどんな人でも埋めたくなってしまいます。

動画の中では以下のように、その手法が使われています。

>①相手の価値観を徹底的に尊重する

この方はプロ意識が高く、きちんと仕事をしてくださる方ですから、
当然仕事に対する美学や許せないことが存在します。

そこを問題だという風にはせず、
そういう基準を持ってくださっていることが
組織としてまずありがたいということを示しています。
(実際そうだと思うのです)

>②その上で、その方が大事にしてきた価値観が
実際の言動で適用されていない領域があるという点を示す

しかしその美学は患者へのその方の姿勢であり、
そうでない看護師が量産されることや
人手がいなくなりそういうケアができなくなることは
この方の望むところではありません。

そこでその差分を埋めていく
アプローチを提案していくという流れになっています。

構造がつかめると、どんな人にも適用ができる技術ですので、
ぜひ繰り返し動画をみて、練習してみてください!

人事コンサルタント
金森秀晃

 

 


先日、こちらの動画でもお伝えさせていただきましたが、
「労働組合からの賃上げ要求にどう向き合うか」というテーマは、
今かなり多くの医療機関で深刻な課題になっています。

実際に現場では、

・経営は厳しいのに賃上げ要求が止まらない
・説明しても「それは経営側の問題」と言われてしまう
・ストライキを匂わせられて精神的に限界

こうした声を本当によく耳にします。

そして多くの方からの相談が・・・

「どうやって説得すればよいか」
「どうやって納得させたらよいか」

という内容になってきます。

ただ、ここに大きな落とし穴があります。

この問題は
「説得」や「交渉」 で 解決しようとすると、
ほぼ確実にこじれてしまうのです。

「交渉」になってしまうと、
最初から対立構造が前提になるからです。

対立構造が明確になってきてしまうと・・・

・勝つか負けるかの話になる
・いくらこちらが冷静でも感情論になりやすい
・どちらかが折れるまで終わらない

まさにデスマッチのような状況であり
構造的により対立が深まる設計になってしまいます。


そこで重要なのが「三角構造」です。

第三の軸=共通目標を入れることで
「交渉」の問題から「構造」の問題にすることができます。

その際のコツは、まず「賃金アップを全力で肯定する」ということです。

同時に、こういう状態にならないと、
賃金アップどころか賃金が払えなくなるということ、
こうすれば賃金アップを目指せるということを明確に示すことも重要です。

賃金アップが目的であれば
労働組合の方にとっても望ましい未来のはずですから、
「対立」ではなく、お互いの理想を
「どう協力して実現するか」の議論に変わります。

ですが、その三角構造の設計にも
苦しまれている方がいるのもいらっしゃいますよね。

「言わんとすることはわかりますけど、まず賃金を上げて頂かないと」
「わかりますけどそれは経営側の問題ですから」

の一点張りで主張されることがあると思います。

その場合のポイントは・・・

「感情」と「論理」の切り分けです。

「賃金を上げてほしい」という声の裏には、必ず感情があります。

・認められていない感覚
・将来への不安
・「経営側は自分たちの頑張りを軽視している」という不信感

この感情部分を先に受け取らないまま、
いきなり論理の話(数字や経営状況)をしようとすると
「それは経営側の問題」という言葉として表れてきたりします。

ですから、
まず最初にやるべきことは「説明」ではなく「承認」。

「皆さんが賃金を上げてほしいと思うのは、当然のことだと思っています。
それだけ頑張ってくださっているからこそ、
私たちも本当に申し訳ない気持ちがある」

この一言があるかどうかで、その後の対話の質が全く変わります。

感情が受け取られたと感じて初めて、
人は「では、どうすれば実現できるか」という話にも
聞く耳を持てるようになります。

それでもなお、聞く耳を持たないケースもあると思いますが、
それ(議論や戦うこと)が目的という方もいらっしゃるので、
その場合は、粛々と経営者としての責任を果たすことが重要です。

・適切な情報開示を続ける
・法的に必要なプロセスを踏む
・病院の存続と、働いている人全員を守るための判断をする

交渉が成立しない相手に対してエネルギーを使い続けることは、
経営者としての本来の仕事を止めることにもなります。

誠実に向き合った上で、それでも前に進まないなら、
静かに、やるべきことをやる。

それが結果として、病院を守ることにつながります。

ぜひ、参考になさってみてください。

人事コンサルタント
金森秀晃

 

 

「うちの主任は、とにかく指示待ちで ・・・ 」
「管理者が受け身で・・・」
「師長も言われたことしかやらないからなぁ・・・」

これは医療機関でよく伺う相談です。

確かに管理者がこうなってしまうと死活問題ではあるのですが、
少しだけ立ち止まって考えてみたいのです。

その方は本当に、
“指示がないと考えられない人たち”
なのでしょうか?

それとも、
“考えない方が得策だと順応した人たち”なのでしょうか?

鋭い方はすでにピンと来たと思いますが、
現場を見ていると、答えはシンプルです。

「考えない方が評価されてきただけ」

これに尽きます。

・言われたことをやると評価される
・ミスなく回すと評価される
・波風を立てないと評価される

こうした環境の中で、
「自分で考える」という行為は
必ずしも“得策”ではありません。

むしろ 考えない方が正解になる事の方が多いでしょう。

組織は期待を示した通りにしか育っていきません。

考えない管理者しかいないというのは、
考えない管理者を組織が高く評価してきた結果でもあるのです。

そこで重要になるのは、

「はっきりとしたメッセージ性を有した」評価制度です。

あえて「 」をしたのには理由があります。
メッセージがない評価制度を使っている病院がとても多いからです。

「私たちはこういう人たちを高く評価したいです。
こういう役割を担ってくれる人に高く報酬を支払いたいです。」
これらを定めるのは等級制度という概念なのですが、
この等級制度がないまま評価だけをやっている組織がどれほど多いことか・・・
(もしくはこの等級制度が全員認識されないまま形骸化している)

「何を評価しているか」
それがそのまま、
「どういう役割を担って欲しいか」
「どういう意識をもってほしいか」
「どういう結果を出して欲しいか」
になっていないとおかしいのです。

例えばもし今、
等級制度も評価制度もなく、
評価に対する明確な指針の共有もなされていないとしたら
それは「考えなくていい」というメッセージを出しているも同然です。

そういう意味では管理者に
「管理者なのだから主体性をもて」と言う前に、
組織はそもそもその行動を評価しているかどうか?

主体性をもって動く人が損する形になっていないか?

制度はもちろん、日々の関わりも含めて、
一度見直してみてもよいかもしれません。


人事コンサルタント
金森秀晃



こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。

「なんかモヤモヤする…」
「これじゃない感があるな…」
そんな違和感、つい流してしまっていませんか?
私はどちらかというと過剰に期待しがちな方なので、こうした違和感を持ってしまいやすいです。
でも、この違和感をどう扱うかで次の自分が作られるのだと、お客様から紹介された小説に気づかされたことがありました。

私が推理小説好きなことを知って、これまで何度かおすすめの小説を紹介してくださるお客様がいらっしゃいます。
その中の一冊が「屍人荘の殺人」という『このミステリーがすごい!2018年版』第1位を獲得した作品です。
次の予約までに感想を伝えられるようにと、ワクワクしながら読み始めました😊

ところが読み進めるうちに、「確かに面白いんだけど、なんかモヤモヤするな」と感じる展開が始まり、一旦読むのを止めてしまいそうになりました。
とはいえ続きが気になってそのまま読み進めたのですが、最後まで読み終えても漠然とした違和感が残ったままでした。

「これは一体何なんだろう…」と原因を考えてみたところ
過去に読んだ推理小説から「推理小説はこういうもの」というフレームワークを、自分の中に作っていたんです。
今回の小説をそのフレームにあてはめて読んでいたけれど、はまらなかった。それが違和感の正体だったのだと気づきました。

最初は「自分の好みじゃなかっただけかな」と流しそうになっていたのですが、すべての推理小説が自分のフレームにはまるはずがないと思い直して、もう一歩踏み込んでみることにしました。
すると、著者がこの小説を書いた背景や他の作品との比較など、様々な角度から小説を楽しめるようになっていったのです😌

このとき気づいたのは、違和感は「自分がどんな価値観を持っているか」を教えてくれるサインだということです。
モヤモヤを無視せずに「なぜそう感じたのか」を掘り下げると、自分でも気づいていなかった大切にしていることが見えてくる。
違和感は、自分の価値観を知るための鍵なんだと思います。

この気づきは、セラピストとしての仕事にも通じるものがあると感じました。
施術中は仮説を立てていても、その通りにならないことは当たり前です。
むしろその「違い」をスタートにして、お客様との会話の仕方や手の当て方を刷新し続けることで、それまでの自分にはわからなかった様々な価値観に触れることができるのだと思います。

違和感を流さずに掘り下げていくことで、自分の価値観も、相手の価値観も、もっとよく見えてくると思っています。
「なんかモヤモヤ」を丁寧に掘り下げて相手の捉え方や価値観を知るきっかけに活用していきたいと思います!

サロン事業部
定道 勇斗

 

みなさんはマニャーナの法則という言葉を聞いたことがありますか?

スペイン語で「明日」を意味する「マニャーナ(mañana)」という単語を由来としていて、
「新しく入ってきた仕事は、明日に持ち越す」という考え方を原則としたタスク管理方法なのだそうです。

なんだかとっても意外な法則ですよね!

私自身は「置いておいて生産性のない仕事は日をまたぐな!今日やりきれ!」
と教わってきたこともあり、興味がわいてどういうものか調べてみました。

そうすると・・・

単なる「先延ばし」ではなく、
意図的に“明日やる”ことで、今日やるべき仕事を絞り込むための技術であるとのこと。

・仕事に1日分の余白(バッファ)をつくる
・目の前のタスクに集中する(シングルタスク化)
・結果的にすべての仕事を終わらせるための仕組み

という考え方であることがわかりました。

つまり、「明日に回す」という行為そのものが目的ではなく、
“今日やる仕事を明確にするために、あえて明日に逃がす”という設計なのです。

なんでもかんでも「今やる」と抱え込むよりも、
「今日はこれだけやる」と決め切ったほうが、
結果として仕事は前に進みやすくなるということですね。

そう考えると、

「置いておいて生産性のない仕事は日をまたぐな!今日やりきれ」
という考え方と、
マニャーナの法則は、一見真逆に見えて、
実は同じ方向を向いているのだと気づかされました。

どちらも本質は、

“決めること”

なのだと思います。

明日に持ち越すか持ち越さないかではなく、
きちんと「自分で基準をもって決めきる」ということ。


過去に囚われ、未来を不安視するのが人間の常だからこそ
「今やることをきっちり決めて、今に集中する」
この技術を卓越させていくだけで見える景色も変わってきそうです。


結局のところ、

仕事が前に進むかどうかは

“決めているかどうか”

それだけなのかもしれませんね!



人事コンサルタント
金森秀晃

 

皆さんは、義手のバイオリニスト・伊藤真波さんをご存じですか?

東京2020パラリンピックの開会式でバイオリンを演奏した方としても有名ですが、
伊藤さんは20歳のときに交通事故で右腕を失い、それでも看護師として働き、
パラリンピックで銀メダルまで取ってしまうとんでもないファイターです。

その不屈のストーリーそのものも胸を打つのですが、
私がとりわけ驚いたのは、彼女がなぜ水泳を選んだか、という理由でした。

「右腕の傷跡、自分にとって一番弱い部分を見せることで、
さらに強くなれると思ったから」

というのです。

服を着ていれば隠し続けられる傷跡を、あえて水着姿でさらけ出す。
その覚悟が彼女を次のステージへ連れていきました。

私は記事を読んで、
私自身がこういう覚悟がもてるリーダーでありたいという思いと、
こういう発想ができる人材が育つ組織を育てていきたいと改めて感じました。

「弱みをさらけだせるか」

これは組織の強さを左右する、すごく本質的なテーマであると考えています。

ですが、日本は「恥の文化」とも言われるくらい、
それが最も難しい文化であるとも言えると思います。

今は若い方にもそうした傾向があるかもしれませんが、
中堅やベテランであってもそれはあるでしょう。

その空気を打破する一番の方法は、
リーダーが「失敗を語ること」「先に弱みをさらけ出すこと」です。

リーダーが先に弱みをさらけ出すことで、
メンバーは「ここは正直に言っていい場所だ」と感じるでしょう。
これが、心理的安全性の正体です。
難しい概念ではなく、リーダーが自分をリソース化する覚悟が
この文化を形作っていくのです。

さて、伊藤さんの話に戻りましょう。

彼女が傷跡をさらけ出したことで、実質失ったものは何もありません。
むしろ、水泳で鍛えた肩甲骨が後に
バイオリン演奏の土台になったというではありませんか。
あの時の彼女の覚悟が、誰も、想像もしていなかった未来を開かせたのです。

弱みを見せる、恥をさらす。
これは非常にハードルが高いように感じるかもしれませんが、
組織の文化でこれを後押しすることができます。
そして、人と組織の未来を切り拓く起爆剤になるかもしれません。

ぜひ小さくトライしてみてください!

人事コンサルタント
金森秀晃

こんにちは!
エナジーサロンFee'zセラピスト牛山です。
今日は私が院長ブログをジャックしようと思います。

「自分にはどうせ無理」
「あの人と違って自分には素質がない」
そう感じて、動けなくなってしまったことはありませんか?
その"出来ない"は、能力の問題ではなく思い込みかもしれません😳

実は、私こそが自分の限界を勝手に決めていた人間であり、何をするにしても自信が持てないでいました。
新人の頃などは全体MTGで意見を求められても
・「今の自分が発言しても参考にならないだろうな」と意見するのを控える
・的外れなことを言って迷惑をかけたくないと思う
・知らないことがバレたら恥ずかしいと考える
などなど自信がなさ過ぎて当てられないように息をひそめていたことがあります(笑)

そんなことを続けていると、周りの人と比較してどんどん自分の限界を決めていくようになります💦
ひどいときには出来ない理由を探しては「自分はどうして出来ないんだろう」と落ち込み
「あの人には素質があるから出来る。自分にはないから出来ない」と、根拠なく決めつけてしまうこともありました😥

自分への自信のなさが積み重なっていくと、立ち振る舞いにも現れてしまいます🥹
そもそもMTGに参加するのが億劫になって表情が暗くなっていったり、お客様(ファミリー)にも「最近疲れてる?」と言われる始末…。
どんどん立ち振る舞いが、人を癒すセラピストとはかけ離れていってしまいました。
いつも見てくれている先輩が、さすがに院長との時間を作ってくれることになりました💦

院長と最近の状況を話させてもらっていた時に、こんな言葉をもらいました。
「限界を自分で決めて比較し、落ち込んでしまうのはもったいないよ。新人の時期だからこそ一つだけでも発言してごらん。少しずつ自信も回復してくると思うよ。」

正直、最初は「そうは言っても…」と思いました。
でも振り返ってみると、わかる話題が出ても意見を言わずに周りの様子をうかがっていたこともあったなと思いました。
出来ないのではなく、最初からやろうとしていなかっただけかもしれないと気づいたのです。

院長からの「新人だからこそ~」という言葉が頭から離れず、次のMTGではわからないことを素直に聞いてみることにしました。
すると、先輩たちは「確かに、それは面白い視点だね!もう少し詳しく教えて」といった感じで
意見をどんどん掘り下げてまとめてくれました😖

「出来ない」と思っていたのに、やってみたら出来た。
この体験が少しずつ積み重なると、「自分にも出来るかもしれない」と思える瞬間が増えてきたのです✨
この経験を通じて気づいたのは、自分の限界は自分で決めていたということ。
そして、認識を少し変えるだけで、行動も変わるということです。

「出来ない」は能力の限界ではなく、自分が作り出した思い込みであることが多いです。
まず一つ、完璧じゃなくていいのでやってみること。
その小さな一歩が、自分の可能性への認識を変えてくれるのだと思います。

院長や先輩たちが作ってくれた、気づける環境があったからこそ今の私があります。
今度は私たちの世代でその環境をさらに強化し、新人の方たちの不安を払拭して”思い込んでる限界突破”の助けになれたらと思っています。

思い込みというのは、誰でもあると思いますが自分の未来を決め切ってしまうのは勿体無いですよね😥
払拭するための技術構築を毎月第3日曜日10時〜オンラインで勉強会を実施しております!
みなさんと一緒に学べるのを楽しみにしています🫡
 


エナジーサロンFee'z
セラピスト 牛山亮太

 

フィギュアスケート界において、ひとつの時代を築いた坂本花織選手。
世界選手権で日本人初となる4度(2022-2024, 2026)の優勝を果たした
言わずと知れた日本フィギュアスケート界のレジェンドです。

2026年、オリンピック、そして世界選手権と、
まさに“集大成”ともいえるシーズンで、彼女は結果だけでなく、
その在り方でも多くの人の心を動かしました。

世界選手権での多幸感溢れる完璧な演技も魅力的でしたが、
私が特に印象的だったのは
オリンピックのショートプログラム前日、
報道陣の前で涙を見せた場面です。

坂本選手は
「頑張りが報われなかったらどうしようという不安が、
めちゃくちゃ襲いかかっている。毎日泣いている。
確実に胃腸炎になって倒れる。全身ストレスがかかっている」
と涙ながらに胸中を吐露しました。

りくりゅうペアのショートプログラムでの思いもよらないミス、
男子の鍵山選手のフリープログラムでのミスを目の当たりにして、
極度の不安に襲われていたのだと思います。

ですがその不安をここまでオープンにする選手が、
未だかつていたでしょうか。

彼女は、大崩れしない非常に安定感のある選手としても知られますが
(世界選手権 3連覇:2022〜2024、主要国際大会での継続的な表彰台)
メンタルの「ブレ」を恐れず、事前に爆発させる技術が
その安定性に一役かっているかもしれません。

実際「泣けるだけ泣いて、すっきり迎えられたら、
きっと(五輪の)魔物も味方につけられる」という言葉の通り、
金メダルには届かなかったものの、
2大会連続のメダルを獲得しました。

そして、現役生活最後の大会となる世界選手権では
パーフェクトな演技を見せて有終の美を飾っています。

ここから学ぶべきは、
「素直さ」は技術であるということです。

・自分の弱さを認める力
・それを人前で表現できる胆力
・そして、それを次の行動に繋げる力

これらはすべて、やろうと思えば誰でもできることです。
ですが多くの人がわかっちゃいながらできないことでもあります。

彼女はスケーティング技術においても
メンタル面においても、人間性においても
スケートを始めてから20年以上、すべてをかけて
自分に正直であり続けた戦士なのだと思います。
かっこいいですね。

浅田真央選手の内から溢れ出るような闘志も大好きでしたが、
坂本花織選手のどこまでも正直で素直な強さも大好きです。

これから指導者として活躍されるとのことで、
今後の活躍からも目が離せませんね!

人事コンサルタント
金森秀晃