ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ -3ページ目

ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

こんにちは。
人事コンサルタント・講師の三上絢愛です。
今日は金森社長のブログをジャックいたします。

リアクションが薄かったり、なにか思っていそうなのに自分の意見をなかなか言わない部下に対して、
「さすがにこの問いかけには返してくれるだろう…」
そう期待して伝えてみたのに、思ったような反応が返ってこない。

そんな瞬間、がっかりしたり、
「もうどうしたらいいのか…」と諦めたくなることはありませんか?


チームリーダーとして育成に携わるようになったばかりのころ、
今よりも未熟だった私はまさにその真っ只中でした。

当時、メンバーのひとりにリアクションの薄い部下がいました。
チーム全員で成果を出すためにも、もう少し相互理解を深めたいなと思い
いろいろと仮説を立ててアプローチを変えていたものの”塩対応”の日々でした(-_-;)

そんな日々が数か月ほど続いたころ、まだ模索中だった私は
仮説を立てて、いつもと違う伝え方で説明してみました。
感覚ですが”よし、これなら“承知しました。試してみます”って返ってくるはず”
と確信めいたものがあり内心ワクワクしていました。

でも返ってきたのは、いつも通りの
「はい~…」という何とも釈然としないリアクション・・・(><)

その瞬間、「あれ?なんでこんな反応なんだろう…」と
想定と違う反応に戸惑いと苛立ちが入り混じりました。

自分の未熟さゆえに招いていることかもしれないと思う一方で
部下を想定して準備したリアクションと違う反応が返ってくるたびに、
どう伝えればいいのか悩みすぎて、正直しんどくなっていました。

仕事も思うように進まず、他のメンバーのことも考えると
「伝えても響かないなら、もう自分でやった方が早いかも…」
そんな思いが頭をよぎることもありました。


そんな私の行動を大きく変えたのが、ある「視点転換」でした。

それは、代表からいわれた一言でした。

「仮説は“当てにいく”んじゃなくて、“壊しにいく”ものだよ」

この言葉に、私はハッとさせられました。

そもそも仮説を立てるのは、
「目指すゴールと現状のギャップを見つけて、次の一手を考えるため」。

なのに私はいつの間にか、
「一発で正解を出すこと」が目的になっていたんです。

「この伝え方なら、きっと伝わるはず」
「こう説明すれば、納得してくれるはず」

でも、現実はそう甘くない。
思い通りの反応が返ってこないと、ついイライラしてしまう。

気づけば、頭の中で“こう言えば、こう返ってくる”
という正解のシナリオを描いていたんですよね。
なので仮説と違う結果に対して”間違えた”と思い、がっかりしていたのかもしれません。

でも、「壊しにいく」というのは、
ギャップを発見し、柔軟に修正し続けることです。

こうなるとギャップは「上手くいかなかった事」ではなくて
「修正のための情報」に変わります。

「なるほど、そうじゃなかったんだ」と気づけたら、
次のアプローチを考えればいい。
むしろ、ズレが見えるからこそ、前に進めるんですよね。


そこで私は、仮説を立てたことで得られたギャップ(情報)を使って伝え方を工夫してみました。

私:「今の説明、どう感じた?やりにくそうなところある?」

すると部下は、
「実はちょっと不安で…」
「こういうやり方もあるのかなと思ってて…」
と話し始めたんです。

その瞬間、
“反応が薄い=やる気がない”  
という私の仮説は、見事に崩れました。

本当は、

不安があった

別案を考えていた

どう切り出せばいいか迷っていただけ

実は、そんなシンプルな理由だったんです。

この経験から私は、
“伝えたつもり”ではなく、“伝わるまで工夫する”  
という姿勢を持てるようになりました。

以前は「はい~…」だけだった部下が、
今では自分の考えを素直に話してくれるようになり、
コミュニケーションが格段にスムーズになりました。


もし今、
「部下と話がかみ合わない」
「どう伝えたらいいかわからない」
そんなお悩みを抱えている管理者の方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度ご相談ください。

一緒に“伝わる”コミュニケーションのヒントを見つけて、
部下と信頼関係を築きながら、チームの力を引き出すお手伝いができたら嬉しいです。


人事コンサルタント・講師
三上絢愛

 

2026年度診療報酬改定で、
看護職員の配置基準が一部柔軟化される方針が示されました。

「人手不足対策」と説明されていますが
これはまさに
「少人数で回る病院」と「人がいないと崩れる病院」の二極化が始まる、
そして後者は潰れてもいいと国が考えている、
ということを示していると思います。

看護職員の配置基準を緩和するということは
厚労省はすでに、
“十分な看護師がいる前提の制度”が
現実に合わなくなったと判断していることだと考えられますから、
“十分な安全性”よりも
現実的な“経営”に舵を切ったということです。

ニュアンスとしては
「このくらいの人員体制で安全に運営してください」から、
「一定の基準はクリアしつつ、なんとかまわしてください」
になったというイメージでしょうか。

そういう意味で、今後絶対的に必要になるのは
「コスト・プロフィット発想」です。
(コストパフォーマンスではありません!)

コスパ発想だと「人手が足りないから業務効率化だ!」となりそうなところなのですが、
業務効率化だけ推し進めても現場は疲弊するだけだったりします。

なぜなら、「今の仕事をより早く、より多く」というように現状の
延長線上で「少ない人数でもっと頑張る」というような発想になりがちだからです。

正直、今でさえかつかつで一生懸命頑張っているのに
人手不足なので効率化せよ!とお達しだけきても
現場はそれどころではないというのが本音でしょう。

だからこそ必要なのが 「コスト・プロフィット」の発想  です。

出すべきプロフィット(効果)とそのために使うコスト(手段)について考えるということなのですが・・・

・人数が減っても絶対に押さえなければならないポイントは何か?

というプロフィットについてきちんと設定し、

・仮に半分の人数で、そのプロフィットを出すとしたらどうすればよいか?

と考えるということです。

ちなみにこれは、実際に半分の人数でやるということではなくて、少し極端な発想をしておくと
「じゃあこれはロボットに」、「これは看護師ではなくコンシェルジュ部門を作ってそこに担ってもらおう」、
「そもそもそうなる前に気づくにはどうしたらいいだろう」、「これは外注してしまうのはどうか?」
などなど様々なコストのかけ方のアイディアがわいてくることから、このように考えることをお勧めしています。

その議論の過程で「あれ?そもそもこの業務いる?」
「そもそも人手不足なのに、そこまでのクオリティはいらなかったのでは?」
というような業務効率化も話題も自然と出てくるので、
業務効率化は勝手に進んでいきます。

配置基準の緩和は国が指針を示している部分ですから、
遅かれ早かれ全国の医療機関で
「いかにして少ない人材で患者の命を守るか?」
というような話になってくると思います。

抜き差しならない状態になる前に、ぜひ参考になさってみてください。

人事コンサルタント
金森秀晃

 

「こんなはずじゃなかった」、ではない人生にしたい。

こんな風に思われる方は珍しくないと思います。

でも、実は自分自身が無意識に毎日毎日
その方向に歩みを進めているとしたら・・・

すごく怖くありませんか?

多くの偉人たちによって語られてきたことですが
私たちの人生は、1回の大きくて重大な選択よりも、
日々の「小さな選択」の積み重ねの方によって形作られると言われています。
(それが結果的に重大な決断の勝率もあげるという意味においても)

・今日やろうと思っていたことを、
「忙しいから」と先送りする。

・本当は違和感を覚えているのに、
「波風を立てたくない」と飲み込む。

・自分の望みよりも、
「周りがどう思うか」を優先する。

一つひとつは小さくて、
その瞬間は極めて合理的な判断に見えるかもしれません。

でも、その選択が積み重なった先に、
ふと振り返ったとき、

「こんなはずじゃなかった」

そう感じる未来が
静かに形作られていくのです。

怖いのは、
大きく道を踏み外したわけではない、
むしろ“ちゃんとやってきたつもり”で
望まぬ未来に辿り着いてしまうこと。

では、どうすればよいか。

必要なのは、たった1つ。

「この選択で、私はどこへ向かっているのか?」

と自分に問いかける習慣です。

その問いを持つだけで、
無意識だった日常が、意識的な一歩へと変わるからです。

そして、
ほんの少しでも「あれ、これ違うぞ」と感じたときに、
小さく修正する勇気。

それが、
「こんなはずじゃなかった」と
後悔する人生ではなく、

「思い描いた通りではないけれど、
自分で選んできた道だった」

そう胸を張って言える人生へと
私たちを導いてくれるのだと思います。
これが本当の意味の「幸福感」と呼べるものではないでしょうか。

しかも、私は弱い自分に負け続けてもいいと思っています。
負け続けてもいいから、問い続けることが正解で、
問い続ける中で毎日少しずつ勝率を高めていけばよいのです。

そう考えると、人生を変えるためには
特別な才能や劇的な決断は全くいらないのかもしれませんよね。

私も道半ばですが、ブログを読んで頂いている皆さんも
ぜひ一緒に後悔のない人生を形作っていきましょう。

人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは!管理部の佐々木です。本日は私がブログをジャックします。
本やSNS等をみて、上手くいってそうな人をみて”自分もああなれたらなぁ”と思ったことはありませんか?
かといってあんなに寝食を忘れて没頭もできないし、べらぼうに物覚えがいい方でもないし、突出して何か才能があるわけでもない・・・

私は”もしかしたら何か世間に出てない、秘伝の飛び道具的なものがあるのだろうか・・・”と心のどこかでチラつくことがあります笑

今回は、このチラつきが学生との面談で希望に変わった気付きを共有したいと思います!
私はライフワークとして学生の就活相談を行っているのですが3月は本選考前に就活軸をもう一度見直したい、模擬面接をして欲しいなど多くの依頼をいただきます。

その学生(Aさんとします)の相談は”ガクチカの内容が弱いと言われたので修正したもののしっくりきていない”ということでした。
ガクチカに対してフィードバックを行い、使った感じを確認してもらおうと模擬面接を行いました。

模擬面接後、特に今後のAさんにとって特に必要だと感じた
・面接官から突っ込まれた時ほど絶好のチャンス(理由が説明できるから)
・自分が話すターンじゃない時が勝負という
二つを伝えました。

これは私自身がZACに入社後に、先輩方に口酸っぱく教えてもらったことを就活Verにアレンジしたものの一部でもあります。
Aさんは「はっ!そうですねなるほど!!目からウロコです!」と言いつつノートにメモを取りまくっていました。

最後の振り返りでAさんは「よく考えると確かに当たり前のことですね」と何度も言っていました。
私はこれを聞いて一瞬ですが落胆と納得が混じったような、なんとも言えない気持ちになりました。
なぜなら”結果を出すための秘伝の飛び道具的なものは、やっぱりないんだな”と気付かされたからです。

ですがその後に、安堵と納得が混じった気持ちがどんどん湧いてきました。
"自分のような凡人でも、当たり前を抑えれば自分次第で結果を作れる確率を高められるかもしれない"と感じたからです。

世の中にはライフハックが溢れていますし、私たちはどこかにもっといい方法があるんじゃないかと探してしまいがちです。
ですが”当たり前(基本)”をしっかりと尊重して行動することが、一見すると遠回りなようでいて実は近道なのかもしれませんね。
基本に忠実に、精進します!

 

先日、女性の生徒さんからこんなお話を伺いました。

「女って何を選んでもどこか後ろめたいんですよね。
結婚してもしなくても、仕事してもしなくても、
出産してもしなくても、介護してもしなくても、
何を選んでもなんとなく後ろめたさが残るんです。
なんとなくどこか社会から責められているような気がしてしまいます。」

この感覚は男性陣にはなかなか気づけない感覚ですが、
言われてみると確かにそうだなと思いました。

昔は昔でよりステレオタイプな感じの
これを選ばないといけないというようなモノが合ったと思うのですが、
今はどちらかというと全部選べると言われつつも
選んだら選んだで漠然と責められるように感じる
というイメージなのかもしれませんね。

結婚して、仕事を辞めて、子どもを育てていても、
「で、仕事はしないのか?」となり、
結婚して子どもを産んで仕事をしたらしたで、
「子育てを疎かにするのか?子どもがかわいそうだ!」となり、
独身でも結婚していても子どもを作らなければ
「子どもも生まずに自分のやりたいことを選ぶなんて」となり・・・
親の介護を自宅でせず施設に預けたら、
「冷たい女」といわれたり・・・

これは確かに男性ではあり得ない感覚です。
独身をいじられることはあっても、
子どもを作らないことを責められることなんてことは、あっても親御さんくらいでしょうし、
子どもがいてバリバリ仕事をするのも普通、むしろ好印象でしょう。
親の介護でよい施設を選んだら、
なんなら親孝行息子と言われるかもしれません。

これを思うと、女性はかなり精神的にハードモードですよね。

そしてこれはいわずもがな、
社会の構造の問題だと感じています。

女性にすべてを求めすぎですし、
精神的にもっと自由になってほしいと思います。
何を選んでも後ろめたい気持ちにならない社会にしていきたいと心から思います。

私が事業を起こした動機は、がんで亡くなった母親ですが、
母親の生きがいが僕ら息子たちだけでなく仕事にもあったら・・・
なんて思うと、そういう環境を整備したいという思いがわいてきます。

「少子化だから子どもを生んでもらわないと困るだろ!」
なんていう人もいますが、
社会全体で考えたらそれはそうかもしれませんが、
自分の人生を生きる女性一人ひとりには関係ない話です。

もし本当に困るなら(困ると思いますが)
先に安心して生める環境を作るべきですし、
自ら生み育てたいと思える環境を作らなければならないと思います。

大きな話になると政治の領域のお話でもあるのかなとは思いつつ、
それは働く環境という意味で、実業の中、
会社の中でも推進していくことはできます。

弊社には男性の社員も女性の社員もいますが、これは女性だけの問題ではありません。
男性社員にはパートナーとなる女性や身近な女性が後ろめたい気持ちがなく
自由に自分の人生を生きられるようにサポートしてあげてほしいし、
女性社員には何を選んでも後ろめたいことなんて一つもないということを伝えていきたいです。

とはいえ、しばらくはこうした葛藤は尽きないと思いますので、
以前やったようなキャリア女子会、男子会などのような場も設けて、
少しでも精神的なうしろめたさのようなものから
解放してあげたいなと考えています。

 


女子会、男子会もカウンセリングコミュニティCOAのサテライトとして
開催していく予定ですし、COAの中でも
そうしたお話をすることもあると思いますので、
興味のある方はぜひのぞいてみてください!

 


人事コンサルタント
金森秀晃

 

診療報酬改定で話題はもちきりというところですが、
未だ赤字経営に苦しむ病院の経営者の方よりこのようなご相談をいただくケースが増えています。

「評価はきちんとやらなきゃいけないと思いつつ、
正直今収支改善、立て直すところで精一杯でそれどころじゃないという意見が多いのも事実です。
当たり前ですが評価をやっても報酬で還元できるほどの財源もなく・・・
むしろ賞与を下げないといけないくらいの厳しさです。
どこまで落ち着いたらやるべきか迷っています。」

確かに難しいところですね。

プラスの報酬を与えることができなければ
評価制度を導入しない方がよい

という判断になる病院も多いかもしれません。
感情的には理解できるところも多分にあるのですが、
組織作りの専門家としての答えとしては、明確に「No」です。

今まで1000法人以上をみてきましたが、

経営が厳しい時こそ評価制度を入れた方が間違いなくいいと思います。

理由は、経営が厳しい時こそ、収支改善、経営改善に向けて
職員たちにはっきりと道を示し導かなければならないからです。

ここにたどり着くためには、ここを守るためには、
皆さんにこういう動きをしてもらう必要があります、
皆さんにこういう役割をしてもらう必要があります、
そういう動きをしてくれる人をこの組織は高く評価して
こうなった暁にはこのように厚遇したいと考えています。

このメッセージなくして、職員に
「とりあえず今病院大変だから頑張って、
あなたたち頑張らないと患者さん死にますよ」
というのは、ものすごく酷な話じゃないかと思うのです。

制度構築をしなければ売り上げがあがって報酬配分できるなら
確かに評価制度はしなくてもいいのかもしれないのですが、
これから診療報酬が変わってこういう動きを皆さんに求めたいですと言うときに、
それに従って頑張ってくれる人とそうでない人とで待遇が同じだったら、
いったい誰が動くのでしょうか。
そして善意と使命感で動いてくれた人は果たして報われるのでしょうか。

そう考えていくと、どう考えても今すぐ多くのプラスの報酬を与えられなくても
評価制度を整備すべきだと心から思います。

もちろん制度を「作る」ことが目的なわけではないですから、
最初、内容はシンプルでいいと思います。
例えば最初は収支改善に求めたい3要素をリストアップして
その達成度ではかるだけのシンプルなものでも
あとから少し余裕が出てきたときに少しずつ増設していけば問題ないでしょう。

そうはいっても作り方がわからない、
入れたら反発が出てきそうで心配という方も多いかと思います。

そうした方向けに無料の個別相談会などもやっていますので、
気になる方はぜひお気軽にご質問ください。

 

 

こんにちは!
管理部の佐々木です。
本日は私がブログをジャックします。

仕事やプライベートでなにかルールや仕組みを作ろうとするときに
”あっちを立てればこっちが立たず”状態にはまってしまい、なかなか進めない・・・ということはありませんか。

私は面倒くさがりな割に完璧主義なところがあり、こうなることが多々あるのですが
そんな自分でも、だからなかなか決まらなかったのか・・・!とハマったときに抜けるヒントになった話がありました。

それは亀屋良長 (かめやよしなが)の 「スライスようかん」という商品です。
この商品は3年で売上が1000倍になった、大ヒット商品なのだそうです。
スライス状になった「スライスようかん」を食パンにのせてトーストすると、あんバタートーストのような感じで食べられるというものです。

亀屋良長は京都にある創業1802年の老舗の和菓子屋です。
京都かつ老舗の和菓子屋というと、贔屓にしてくださるお客様がいるのだろうなどと勝手に想像していましたが
業界全体では20年前と比べると洋菓子に押されて和菓子離れが進んでいるのだそうです。

こちらのお店もその例外ではなく、特にようかんの販売が年間に50本程度(1週間に1本売れる程度)にまでなったそうです。
そんな中、女将の吉永さんがある事に着想を得て開発・販売に至ったのが「スライスようかん」でした。
この商品が開発された着想に”あっちを立てればこっちが立たず”から脱するヒントがあるように思います。

■ヒント1:万人にではなくて”たった一人”を想定して作る
全体の軸を作るようなイメージです。
ルールを作ろうと思うと、みんなに当てはまるようにと考えていると間違いなく決められないですよね。
”たった一人”を想定してその人に特化することで想定することがクリアになると思います。
実際、亀屋良長でも女将の息子さんがパンにあんこが塗りにくそうだったという所が開発の起点になったのだそうです。

■ヒント2:未完成が実は完成(その時点での)
不良品でいいという意味ではないのですが、一旦出してみることで気づくことが多いという事です。
(商品だと不特定多数のお客様に提供する者なので、度重なるテストやある程度のクオリティを求めたり思うのですが)
ルールで言うと、こういう傾向がある人には定着しにくいかもな・・・と想定していたけれども思いのほか大丈夫で拍子抜けするような感じです。
もちろんこの逆もありますが、完成とは実は100%という意味ではないのかもしれませんね。

商品開発とルール作りは事象としては全く異なりますが
”あっちを立てればこっちが立たず”状態に陥っている時は、両方立てなくてはいけないという思い込みが自分自身にあったのかもしれません。
もしかすると、まずはどっちかをしっかりと立てる(たった一人を明確にする)ということが自分を動かしてくれますし
未完成さに気付いたときの受け止める構えも作られるように思います。

まもなく新入社員が入社するシーズン。
ルールの設定や見直しを行う際の参考になりましたら幸いです!

 

「今の中間管理者層は結構大変だよね。
難易度としては昔の方が低かったように思う。
発想を転換すれば、むしろ楽になれるかもだけれど・・・」

先日、尊敬する70過ぎの大ベテラン経営者が
こんなことをおっしゃっていました。

これに関しては私も首がもげるほどの大賛成です。

というのも現代は昔と比べて・・・
・変化の速度が今よりも遅く「経験値」で対応しやすかった
※今は経験値では対応できないことが多い
・人手が十分だった
・多様性が少なく暗黙の了解がより大きく共有されていた
・パワハラ、権力で制圧できた
・失敗が表に出にくかった
などの“管理統制のしやすさ”があったと思います。

一方で現代は
・変化スピードが早く世の常識がどんどん変わる
・基本、人手が足りない
・多様な価値観
・パワハラはもちろんできない
・不祥事はすぐに露呈し拡散される
これがスタンダードになっていると思います。

そんな中、マネジャーたちは
プレーヤー時代の「タスク処理力」や「対処力」だけでは
組織を統制することが不可能になってきているというわけですね。

ただし、多くの方がそういう状態ということですから、
発想を切り替えれば、
大きく差をつけられる時代になった(市場価値爆上がり)
ということにもなると思います。

では、どのように発想を切り替えればよいか?

今求められるのは、ずばり・・・

火消し型マネジメントから、
防火型(火事を起こさない)マネジメントへの転換

だと考えています。

火消し型:問題が起きてから、人が動く
防火型:問題が起きる前に、構造で止める

今までは火消し型でも圧倒的な運動量(タスク処理力)で
なんとかなっていたところもあると思うのですが、
それでは対応しきれないくらい世の中の変化スピードがあがっているので、
火消し力も必要ではありますが、それ以前に火事を起こさない、
防火型のマネジメント力のある人材が重宝される時代となりました。

例えばぱっと見そこまで問題ではなさそうな事象から、
人が増えたらどうなるか、時間がたったらどうなるかと考え手を打っておく。
他の案件でも同じことが言えるのではないかと考える。
これが防火型のマネジメントです。

これは100%後天的な技術なので、才能は必要ありません。
トレーニングをして技術を獲得したもん勝ち。
ただ、今の日本だとこれを学ぶ機会が少ないのも実情です。
(対処の仕方や考え方の研修が多い印象です)

そういう意味では、もう早く学んだもん勝ちなので、
ぜひ早めに技術を獲得して練習してしまいましょう!

組織向けのマネジメント研修ではその技術を提供しているのはもちろんですが、
個人の方向けにカウンセラー養成スクールのCOAでもそうした技術を少しずつご紹介しているので、
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

 

 

 


人事コンサルタント
金森秀晃

 

まだ映画館でロングランを続けている
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』!

煉獄さんで一世を風靡した無限列車編から早5年ということで、
時の流れの早さを感じますね。

人間時代のエピソードから最後の散り方も含めて、
悪役の最高傑作とも名高い猗窩座さんですが、
一方で、あまり注目はされないものの、
私が地味に大注目している鬼さんがこの無限城編第一章で出てきました。

その名は・・・

上弦の陸(ろく)獪岳(かいがく)

獪岳は作中で何度も決定的に卑怯な選択をしてきた人物で、
あまり共感を得られるタイプではない、
なかなかの不人気キャラクターだと思います(笑)
(自信過剰で他責傾向の強いねずみ男みたいなイメージです)

獪岳を知らない方にも少しご紹介しておきますと・・・
幼い頃、彼は寺で育ててくれた
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい←鬼殺隊の柱)に恩を受けながら、
盗みを働いて子どもたちに寺を追い出され、
外で鬼に脅されると自分だけ助かるために鬼を寺へ引き入れ、
結果として多くの子どもたちが殺されています。

鬼殺隊の剣士となってからも、自分が一番でなければ我慢ならず、
自分を評価してくれない(と思っている)相手を恨みます。

そして最終的には非常に自分本位の理由をつけて、
鬼殺隊を裏切って鬼になってしまいます。

これだけでも大嫌いになった方も多いのではないかと思いますが(笑)
私が大注目している理由は、
獪岳が誰しも持っているであろう人間の弱さやずるさを
強調し象徴してくれる存在だと思うからです。

絶対に友達にしたくない、組織に入れたくない
タイプNo1ではないかと思いますが、
実は組織作りということを考えたときに格好の材料になるのは
獪岳のような人材なのです。

どういうことか?

仮に弱さとずるさの塊「獪岳」のような人物が入社してきても
「魔が差さない」仕組みを整える

これができればかなり精度の高い
リスクマネジメントが可能になるということなのです。

獪岳ほどいかなくても
追い詰められたら魔が差してしまう人がいるかもしれません。
でもそういう方も何も魔が差したくて差してるわけではないでしょうから
そういう気持ちになったときに抑止力になる仕組みがあれば、
そういう人でも救われて、「鬼」の道ではなく
「剣士」の道のまま活躍できる道もあるかもしれません。

正直、出会わなくてよいならば出会いたくないタイプの人材ですが、
おそらく多かれ少なかれ出会ってしまう人材タイプの一つだとも言える獪岳。

でもすぐにはお目にかからないかもしれませんので、
この仕組みは「獪岳でも魔が差さない」かどうか?
とイメージするには最適な人材。

ぜひ、何か組織の仕組みを作る際は、
この問いをたてて考えてみてくださいね。

人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。

決まりきった仕事で面白さを見出せない…
自分のやりたいことと違っていてモチベーションが上がらない…

仕事をしていると、どうしてもこのように行き詰ってしまうことはありませんか?
今回は、そんな状態を払拭するためのヒントに気づかされたエピソードを共有したいと思います!

先日、友人と東京メトロが主催でやっている謎解きゲームに参加した時のことです。

その謎解きゲームは、謎を解き、導かれた駅に向かって東京メトロで移動しながら、
最後の答えにたどり着くというもので、事前の口コミによると、最速でも5時間はかかるというものです。

謎解きゲームは1時間程度で完結するものには何度か参加したことがあったのですが、
今回のように移動しながら、しかも1日中謎を解くのは初めての経験だったので、
胸を躍らせていました。

しかし、序盤の方の謎でかなり苦戦してしまい、1つの謎で2時間ほどかかってしまいました。
私は先に進まないといけないという焦りもあり、気落ちしていました。

そんな時に、一緒に謎を解いていた友人が、
「解き応えがある問題だったね。確かに時間はちょっとかかったけど
せっかく色々な駅を巡れるし、観光も楽しもうよ!」
と話しかけてくれました。

そこで私ははっと気づかされました。

私は、謎解きが大好きがゆえに、謎を解くことだけに執着してしまっていましたが、
友人のその一声のおかげで、
同時に普段訪れない場所や施設も楽しむことができるのではないかということです。
(今振り返ると、本来はそっちの方が目的の企画だったように思います…)

その後も、様々な駅で下車したのですが謎解きにまっしぐら!ではなく
周辺のお店に立ち寄って名物料理を食べてみたり、
見たこともないモニュメントを背景に写真を撮ってみたりと東京観光も楽しみました。
すると謎解きも、これまで下車した駅の伏線に気づいたり、
目の前の謎だけに盲目的になるのではなく”あれ?これって、前に解いた謎がヒントにできるのでは?”と
視点を広げて謎を見られるようになり、無事に最後の謎まで解ききることができました。

この一日の経験を通して、一つのことをやるにしても、
自分自身の設定次第で、楽しみ方が変わったり、
別の視点で取り組むことで理解が深まったりと、
思わぬ出会いや気づきを獲得したりなど、
得られるものを増やせるのだということに気づかされました。

このケースと同様にお客様との施術の時間も、
メンバーとのミーティングも、
どのように過ごすか、どういう状態にまで持っていくかを
事前に設定しておくことで、
より多くのことに気づけたり、メンバーの新たな視点に気づけたり、
見落としていたことを発見できるのではないかと思います。

この設定力を活かして、
自分自身でも楽しさや学びを創り出せるような人間になり、
多くの人に届けられるように鍛えていきたいと思います。

実は、今回のような設定の技術を学べるオンラインスクールがあります。
ぜひ、一緒に学び、人生を豊かにしてみませんか?

▼オンラインスクールCOAはこちら▼

サロン事業部
定道 勇斗