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ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。




最近、一つ非常に驚いたことがあります。

「SPY×FAMILY」の主人公アーニャと
「葬送のフリーレン」の主人公フリーレン

この2人が同じ声優さんによって担当されているという事実です。

6歳の幼い子どもでかわいらしさ全開のアーニャと、
1000年以上を生きたエルフで
感情が薄く、静かで、どこか遠くを見ているようなフリーレン。

同じ人が演じている、と言われても、
初めて聞いた方のほとんどが「まさか」と思うのではないでしょうか。
実際、私は「え?!嘘でしょ?」と全く信じられませんでした(笑)

その声の持ち主こそが、声優の種﨑敦美さんです。

種崎さんはインタビューでこんなことをおっしゃっていました。

「声を切り替えているわけではなく、
私がこのキャラクターを演じるとしたらこうする、
という考え方でやっている」

「クレジットを出さなくていいくらい。
キャラクターとして見てほしい。
種崎が演じていると思われたくない」

この言葉から、彼女は「声を変えている」のではなく、
そのキャラクターとしてその瞬間を生きているということがわかります。

アーニャなら、アーニャの年齢で、
アーニャの見ている世界で、
アーニャが感じていることを感じる。

フリーレンなら、
1000年という時間の重さを背負い、
人間の「短さ」をどこか遠くに感じながら話す。

声を作るのではなく、
その人物の内側から声が生まれてくる。

だからこそ、聴く人は
「アーニャだ」「フリーレンだ」と感じて、
「種崎さんだ」とは、一切感じないのでしょうね。

私は、これこそがまさにプロフェッショナルの営みだと思いました。

自分の意思で、自分の自我・気配を、限りなくゼロに近づける。

種崎さんの「種崎だと思われたくない」という言葉の中に、
私は、仕事の純度を極限まで高めようとする、プロの覚悟・矜持を感じました。

自我を消すことは、自分を失うことではない。
むしろ、それは最も強い自我を確立した人間だけに
許された営みなのだということをまざまざと感じさせられたような気がします。

「自分がどう見られるか」ではなく、
自分を徹底的にリソース化して、相手に何を届けるか。

その問いを持ち続けることが、どんな職種であっても、
一流への道といえるのかもしれませんね。

それにしても!
本当に、本当に別人みたいなので、ぜひ両方の声をきいてみてください!
この驚きを分かち合いましょう(笑)

人事コンサルタント
金森秀晃

 

先日、
【倒産病院シリーズ】食い物にされる病院の特徴とは?!|組織を守る性弱説経営
という動画を配信させていただきました。

 



動画をご覧頂いた方から、こんなご質問をいただいております。

「私はまさに動画で語られているような状態に陥っている病院の事務職です。
端から見ると明らかに理事長の友人という経営コンサルタントの方にいいようにやられているのですが、理事長が全く気づいていません。
古くからの友人だから私を欺すはずがないと思っているのかもしれません。
例えばどう考えても無駄に高い業者を掴まされていたり、経営的にも不合理な進言をされたりしています。
見かねて理事長に疑問を呈した事務長は、経営コンサルタントがそれを察知し、
理事長にあらぬ事を吹きこまれて、逆に裏切り者扱いされて辞職に追い込まれました。
それ以来、もうどうにもならないと思って誰も何も言わなくなっています。
理事長は非常に良い先生ではあるのですが、さすがに心配になってきています。
理事長に気づいてもらう術はありますか?」

これは確かに大変難しい展開ですね・・・

理事長が経営を学び、搾取されている構図に気づく。
これが一番よいのですが、ここまできてしまうと、その可能性はかなり低いと思います。
まさに性善説でやってきてしまっていますからね・・・

構図から説明をしますと、まずその経営コンサルタントの方はおそらく
理事長に対しては「私がいないと回らない」と信じ込ませており、
理事長の確固たる信頼を獲得していて、
それがバレないように信頼を「独占」する情報操作をしています。

そのため、反対しそうな人やその方にあまり好意的でないと思われる人の
評判を少しでも落としておく、いよいよまずそうなときは
誠心誠意「あの人はまずい」ということを理事長に伝えていくでしょう。

そうなるともう相当やばいのですが、
こういう場合は、その構図をうまく使うことがポイントです。

①まず経営コンサルタントの参謀になる
気乗りはしないと思いますが(笑)
その方に敵だと思われたら消されてしまいますから、まず参謀になりましょう。
具体的にはその方がやっていることの良い面の解説をしていくと良いと思います。

②証拠を掴む
これはおそらくもう色々あるのだと思うのですが、
高いモノを掴まされている証拠だとか、それを意図的にやっている証拠を
粛々と集めていきましょう。

③理事長が信じざるを得ないところまできたら公開
ポイントは「疑いの余地もない」くらいの現実を見せられるところまで
準備をしておくということです。
中途半端だと逆によくないので②の準備は徹底的に。

孤独で大変な作業ではありますし、本当は欺されている理事長の責任なのですが、
先生も人の子ですし万能というわけではありませんから、
ぜひ助けて差し上げて欲しいなと思います。

参考になれば幸いです!

人事コンサルタント
金森秀晃

 

「ドラえもんって、実は地面から3mm浮いているんですよ。」

この話を聞いて
「え、そうなの!?」
と驚いた人は多いのではないでしょうか(笑)

私もこの話を聞いたときに同じ反応をしてしまいました。

でもよく考えると、不思議です。

ドラえもんは

・未来から来たネコ型ロボット
・四次元ポケットを持っている
・どこでもドアやタイムマシンを出す

冷静に考えれば、全部ありえない話です。

それなのに、

「四次元ポケット」には驚かないのに、「3mm浮いている」ことには驚く。

なぜでしょうか。

理由は単純です。

慣れているから!

私たちは子どもの頃からずっと

「ドラえもんは未来から来た」
「四次元ポケットがある」

という設定を見続けてきました。

つまりそれは、脳の中ではもう

“当たり前の前提”

になっているのです。

だから、

「実は3mm浮いている」

という新しい情報だけが、違和感として入ってきて驚く。

ここからわかることは、人間は、

事実かどうかではなく
慣れているかどうかで世界を理解している

ということです。

大変興味深いことですが、これはうまく利用すれば
私たちの人生、生活をとても「楽」にしてくれる可能性を秘めています。

例えば

・毎朝4:30に起きる
・毎日発信する
・毎日勉強する
・毎日運動する

これをみると多くの方は負荷が強すぎて、ぞっとすると思います(笑)
ですが、自分の周りの人全員が当たり前のようにそれを続けていて、
自分も生まれてからこの方そのように過ごしていたら、
おそらくこれは負荷もなにも「普通」の日常になることでしょう。

ということは、

慣れを意図的に作れば、楽に人生は変わっていく

ということになりますよね。

そうはいっても「慣れ」を作るのが難しいからみなさん困っていると思います。
その「慣れ」を作るポイントはこの3つ。

①無理矢理勝利宣言
「席を立ちたかったけど座り直した」勝利宣言、
「寒いから帰ろうかと思ったけど、会社にいった」勝利宣言、
「お風呂入るの面倒だと思ったけど、入った」勝利宣言。
小さく自分に打ち勝ったことを勝ったと認識していきましょう。

②小さく始める
スクワットを毎日20回×3セットから始める!と思っても
おそらく途中で頓挫してしまいますから、
毎日トイレ行く前に1~3回ずつなど
物足りないかもと思えるくらいにしておいてください。

③なりたい自分に近しい生活をしている人と過ごす
これもとても大事です。
そのために転職を考えてもいいくらいだとさえ思っています。
これが当たり前なんだというスタンダードの高い人たちの中で、
打ちひしがれるのではなく、自分の中のスタンダードがちょっとでも
あがれば大大大成功なのです。
(すごい人たちと同じことができなくても全然OKです)

いかがでしたでしょうか。

ドラえもんが3mm浮いてることに衝撃を受けたあなたは
ぜひこれをきっかけに「慣れ」を味方につけてみてくださいね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは。
エナジーサロンFee’z セラピスト牛山です。
今日は私が院長ブログをジャックしようと思います。

みなさんは、一つのことを探求する時に苦戦した経験はありませんか?🫠
できるようになるまではやれるけど、できたら満足してしまったり。さらに探求して深めるとまた次の段階が見えてくる・・・
これが面白い事でもあるとわかっているのに、ちょっともったいない感じがしますよね。
今日は私がセラピストになったときに、探求するときに大事だと気付いた事をお話ししたいと思います😌

セラピストになってから任された仕事のひとつに
Fee'zではこれを”フレンドシップゲイン(Friendship Gain)”というものがあります。
※以下FGとします。

これは一般的にいう所のいわゆる”ビラ配り”です。
私も当初、ビラ配りはお店を知ってもらうためというくらいにしか思っていなかったのですが
先輩方から目的と概念、ストーリーを聞くと”自分の認識レベルが低かったな ”という若干のショックと同時にワクワクしたような感覚がありました🫣

なぜならFGの目的は
・街の案内人になるため
・一人一人と触れ合い街全体と友達になるため
だとわかったからです。

とはいえ、自分としては初めての経験だったので実際はどんなものかわからず
初めて配るときでもその姿を先輩から見守られ、少し緊張しながら始めたことを覚えています。
特に初チャレンジの時は緊張しまくり、声も小さく動きも小さく、それでもたまたま貰ってくれる人がいて
1枚貰ってくれただけでもテンションが上がっているような状態でした✨

ただ段々と仕事に慣れてきたころ、前よりも受け取ってもらえなくなることが増えてきます。

施術件数も増えてきてFGをすることが当然のようになってくると、どうしても焦りが出てきてしまい”早く量を配ればいい”というマインドでスタートしていました💦
せっかく配るつもりで外に出ていても思うように配れないことで、少しずつ腰が重くなり
やりたくないなぁという気持ちが先行するようになってしまいました😖
最終的には知らない人と接点を作ることに苦手意識が作られていました。

ある日、(行きたくないよ~)という後ろ姿を察した先輩たちから背中を押されて街に出たときのこと。
普段自分は同じ場所で配っていることが多かったのですが、その日は開始時刻がいつもより遅い時間でした。
すると、買い物帰りの方から「いつも頑張ってるね、風邪引かないでね。」
とドリンクを手渡してくれました。
当時の私は自分のことを覚えてくれていたことや、応援してくれたことに非常に驚いたことを覚えています😳

それからというもの自分の中で、街に出るときには”RPGゲームに出てくる勇者”という設定をすることにしました。
いろんな場所に出向き知見や情報を得て、時には敵と戦ったり、仲間が増えたりしてレベルがあがっていきますよね。
あのイメージです。
この設定で”FGという行動ができるセラピスト”から”街の案内人として声を掛けられるセラピスト”になろうと模索することにしました。

ただやみくもにやるのでは評価がしにくいと考え、まずはこのようなポイントを設けてみました。
①誰かの記憶に残る人として配ってみる
②友達を作るイメージで笑顔をキープして配ってみる
③配っていて疲れてくるときや目的を失ったときに出てくる自分を認識する

その後はポイントを刷新しつつ自分で設定したことと、そうできない自分のギャップを認識して、どうやったらもっと話かけてもらえるかと思い
・自分の中で考える時間が増えたり
・他のセラピストに教えを乞うたり
・他の業種でビラ配りをしてる人に話しかけたり😏
していました。

こういったことを続けているとチラシをもらってくださる人が
話しかけてくれたり
ありがたいことにFG中に差し入れをいただく、なんていうことも・・・!

自ずと”もっともっと状態”になり、自分としてはめちゃくちゃ頑張ってやるというよりは”なんか楽しい状態”でやっている感じになっていきました。

またこれは個人的によかったなと思う事なのですが
陥りやすい自分の傾向が見えてきました。
一部を共有すると
・できるようになると少しずつ自分の都合の良い解釈で目的を脳内変換する
・慣れてくると機械的にしか動けなくなってくる
というような事があるのですが
こういう設定をするだけでも自分の悪い傾向がへの対策がちょっとずつ取れるようになっていったと思います。
FGを通して、気付ける内容はほかのことでは中々味わえないのだろうと思います。

後輩たちが出来てくると少し違えど昔の自分と重なることが多く、苦しんでいるところを微笑ましく見守りながら、当時の先輩の忍耐強さなどに気付けたように思います🫡
(頑張れ)と心の中で思うだけじゃなく、試行錯誤していくことを信じて見守ってくれていたのだと思うと、先輩たちには頭が上がりません。
あとから気付くこともありますが、こういう環境を次の世代に残していきたいと思います。

誰かにしてもらった設定ではなく自分で設定することで、探求心が芽生えて、その時の自分では想像しなかった気付きが得られるという経験はもしかしたら、日常生活で中々味わえないことかもしれません。
そうしたマインドセットなどの技術構築は、オンラインサロンで学べたりします。
毎月第三日曜の10時~開催しております。みなさんと一緒に出来たら嬉しいです。
 

 

エナジーサロンFee’z
セラピスト
牛山 亮太

 

 

「評価面談が難しい。評価にズレがあるときに、
“できている”、“いや、できていない”で平行線になってしまう。
お手本の動画などはないか?」

実はこれまでも評価者研修などをするたびに、
このようなリクエストを多々いただいてきました。

ただお手本動画を撮って流すというのも少々つまらないので、
今回、みなさんからよく聞く困った事例をもとに、
ロープレとその解説というかたちで動画を発信していくことにしました。
(今後もシリーズ出だしていくのでぜひチャンネル登録をしてお待ちください)

第一弾は、「自己評価の高い部下」編です。

 

 


これは本当に一番よく聞く困ったケースの一つなので
今から評価面談が憂鬱だなぁと思っている評価者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の動画ではかなり多くの参考になるポイントを提示しているので、
是非見てみていただきたいのですが、まずこちらでも
かいつまんでこちらでも紹介をすると・・・


◎相手が話したいことから聞く

評価者が話したいことから話したりするのが最もNG行動です。
自己評価が高いということは、何か訴えたいことがあるということですから
そこを聞くところから始めないとまず聞く耳をもってもらうことは難しくなってしまいます。
まずは相手が話したいことから質問していきましょう。


◎相手の課題認識を確認する

これはすでにやっている方も多いかもしれませんね。
相手が事実をどう捉えているかという解釈を聞いてあげないと
後半で効果的な解釈転換をすることができないので、
まず同じ事実があったとしてもそれをどう捉えているかということを確認する必要があります。


◎相手の最も大事にしている価値観を紐付けて、
こちらが問題と思っているところではそれが適用されていないと伝える

これは少しテクニカルなところでもあるのですが、
あなたのよいところ、大事にしているところはこういうところで、
本当によくできていると認めた上で、
評価に差があるこの点についてはそれが活かされていなくてもったいない
という方向性にもっていくという技術です。
この展開を作れるかどうかで、面談の質が大きく変わってきます。

例)事故が起こらないようにという使命感で勉強をし直したのは素晴らしい。
ただ情報共有が滞ってしまうことで、~~さんがいないところで
患者の命を危険にさらしたら、~~さんも不本意なのではないか。

動画ではおそらく10個以上は細かくポイント解説をしているのですが、
今回このブログでご紹介したポイントを押さえるだけでも
今までと全く違う評価面談になっていくと思います。

ぜひ、参考になさってみてください!

人事コンサルタント
金森秀晃

 

ミラノ・コルティナオリンピックでのフィギュアスケートペア、
りくりゅうの活躍に興奮冷めやらぬ方も多いかと思いますが、
フィギュアスケートのオリンピックでやはり思い出すのは
2014年ソチオリンピックの浅田真央さんの伝説のフリー
『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』ですよね!

もはやラフマニノフを聞いたら、
泣くようにプログラムされてる(笑)
そんな日本人も多いのではないでしょうか。

さて、そんな浅田真央さんですが、
失意のショートからあの伝説のフリーまでに何が起こったか。

先日たまたまそのことについてご本人が語っていらっしゃる動画を拝見したのですが、
一番のきっかけになったのはお姉さんの浅田舞さんとの電話だったそうです。

失意から立ち直れていないことを感じて心配した舞さんから
「楽しんでやったらいいよ」と電話をもらった際、
どうにもならない辛くて悲しいという気持ちから、
楽しんでやれるわけないと「怒り」のスイッチが入り、姉さんにブチギレ。

舞さんからしたらびっくり仰天だったかもしれませんが(笑)
唯一安心して感情をぶつけられるお姉さんにその思いをぶつけることで、
真央さんの中で「なにくそ」、「負けたくない」という闘争心が芽生え、
弱い気持ちが炎に変わるターニングポイントとなったそうです。

「ふざけるな、こんなもんじゃない」

その思いをぶつけたのがあの伝説の4分半だったのですね。

この話をきいて、私は思いました。

怒りは、抑えるものではなく、扱うものだ。

怒りは「感情の暴発」ではありません。
そこには必ず、「本当はこうありたい」という願いが隠れています。

私たちは怒ると、つい自分を責めてしまいます。

「未熟だ」
「大人げない」
「感情的だ」と。

ですが、怒りが出るということは、まだ諦めていないということです。
これはむしろよいことですよね。

「こんな自分で終わりたくない」
「本当はもっとできるはずだ」
「こんな扱いでいいはずがない」

このエネルギーの使い方こそが重要であるということだということを、
あの日の真央さんは教えてくれました。

あの4分半で証明してくれたのは、
本当の強さとは感情を消すことではなく、感情を昇華できることだということ。

あなたが最近、強く憤りを感じた出来事は何ですか?

そこに、飛躍のヒントが隠されているかもしれません。


人事コンサルタント
金森秀晃

 

"悩み相談を受ける際、まずは「共感」が重要だ”

というのは、もはや誰もが知っていることだと思います。

ですが、なんとなく共感は「情緒的なモノ」で、

「共感力は感性、察する力でやるもの。」
「共感できるモノとできないモノがある」

このような印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

実は、全く違うんです!

先日もオンラインのカウンセリングスクールCOAの中でお話しましたが、
共感に「賛同」は必要ないのと、感性ではなく完全に「技術」です。
もっというと丁寧な「作業」といってもいいかもしれません。

共感は自分の感覚に当てはめて賛同できるかどうかということではなく、
言葉から思考プロセスや感情体験を分解し、
クライエントが抱える痛みを
クライエントが感じるように感じようという営みだからです。

そういう意味では、
どんなに理解したくないような人物との間であっても
利害関係が敵対するような間柄であっても、
「共感」することはできるということになります。
(共感=賛同ではないからです)

ポイントは「察する力」を使わないということです。

「察する」という行為は、人の話を自分の思考回路に当てはめて、
この人もこのように感じるんじゃないかと理解しようとする営みで、
これ自体が悪いことではないのですが、
本当に傷んでいる人に対してやってしまうと
「私の痛みをわかってくれない、わかろうとしてくれない」という
疎外感を感じさせてしまうことがあるので注意が必要です。

日本人はこの「察する力」が結構強いもので、
しかも単一民族なので、そこまで派手に外すことも少ないことから、
察する=共感のようになってしまっているのではないかと思います。

察するのではなく、分解する。

①感情言葉に注意をして抽出する
②①を抽象化する
例)彼氏との関係性の悩みを聞いていたとしたら、
過去の彼氏との関係性を聞いてみたり、友人との関係性を聞いてみたりして、
共通項を抽出する
③②を別の言葉にして伝えて確認する

この3ステップを丁寧に踏めば、
クライエントが抱えているモヤモヤを邪推をすることなく
クライエントの思考回路に則って分析し、ともに感じ、
表現してあげることができるようになります。

「そうそう、そうなの・・・」

という言葉を引き出せたら、共感が成立したと言ってもよいでしょう。
(ちなみに、「いや、そうじゃなくて~~なのかもしれない」という言葉を引き出せたとしたら、
それもまたクライエントの自分自身への洞察が深まったということになりますからOKです。)

察するのではなく、分解する。

この技術はどこのコミュニケーションでも効果的なこと間違いなしなので、
ぜひ皆さん、トライしてみてくださいね。


人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは。
人事コンサルタント・講師の三上絢愛です。
今日は金森社長のブログをジャックいたします。

先日、ハンドリフレを学びに来ている訪問看護師の生徒Mさんが、
こんな相談をしてくれました。

「患者さんの話をじっくり聞いて、寄り添ってきたつもりだったんです。
 でも最後に“AIにも聞いてみたんですけど、
 Mさんのいってることあってました”って言われまして・・・。
 正直モヤモヤしてしまってまして…。」

AIが身近になった今、患者さん自身がネットで情報を調べるだけではなく
AIに相談することも当たり前になってきました。
そんな中で、「自分の関わりに意味があるのかな」と不安になることもあるかもしれません。

実は私自身も、同じような経験をしたことが何度かあります。
そのたびに、「AIとどう関わっていけばいいんだろう?」
と自分に問いかけてきました。

そして、あるときふと気づいたんです。
AIは“情報”を届けてくれる心強い存在だけれど、
人の心の奥にある“気づき”をそっと引き出すのは、やっぱり人と人との“対話”なんだと。
だからこそ、私たちは対話を通して、相手の想いに寄り添い、
心に触れる力を育んでいくことが大切なんだと感じました。

私が代表から学んだカウンセリングの技術は、
相手の価値観や背景に丁寧に触れながら、
“何にモヤモヤしているのか”“どんな悩みを抱えているのか”を
 クライエントが気づけるように導く対話だったのだと、改めて実感しました。

カウンセリングでは、相手の話をただ聞くだけでなく、
その奥にある感情や思いに寄り添いながら、
相手自身が自分の中にある答えに気づけるように、そっと支えたり
時には行動を促したりします。

この気づきをもとに、レッスンでMさんにもこう伝えました。

「AIと競う必要はないですよ。
相手の言葉の奥にある背景や思いに寄り添ってみるとよいかも。
その人が“なぜそう思うのか”を一緒に探っていくことが、対話の力になるから。」

しばらくして、Mさんが嬉しそうに報告してくれました(^^)/

「最近、患者さんに“あなたと話すと、自分の気持ちが整理される”って言われました!
AIと比べられることも減って、対話の中で信頼関係が深まっているのを感じるようになりました。」

その言葉を聞いて、私自身も改めて実感しました。

「対話力を磨くことには意味がある。
カウンセリングの学びは、現場で確かに生きるのだな」と。

AIがますます進化していくこれからの時代、
人にしかできない“対話”の力が、より一層求められていきます。

情報はAIに任せて、私たちは“心を通わせる力”を大切にしていきましょう。
AIと対立するのではなく、共存する時代だからこそ、相手との“対話力”が光ります。

弊社では、カウンセリングの技術を実践的に学びたいという皆様のご要望にお応えして、
毎月第3日曜日10時~ オンラインでレッスンを実施しています。
COA - Capitalists Online Academy(キャピタリスト オンラインアカデミー)  
https://f-zac.com/coa/

・スクールに通うのはハードルが高いけれど、学びながら人の役に立ちたい
・カウンセリングを実践で練習する場がほしい

そんな方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

大切な家族や身近な人、現場の利用者様や患者様のために、
この“対話の力”を活かしていただけたら嬉しいです。


人事コンサルタント・講師
三上絢愛

 

「一応、やることはやってくれるんだけど、
部下が本音を話してくれていない気がして距離を感じます。
自分は信頼されていないんだろうかと悩んでいます。
本音で話してくれるようになるにはどうしたらいいでしょうか。」

先日、管理者研修の中でこのような相談を頂きました。

このご時世、プライベートなことを突っ込んで聞くわけにもいかず、
それなりの距離感を保ちつつ、でも仕事の上では信頼関係を育みつつ
ということで、難しさを感じる管理者の方も珍しくないと思います。

みなさんなら、このお悩みにどのように回答しますか?

私は答える前にまず質問をしてみました。

「本音を話してくれないことと、信頼をされていないことはイコールですか?」

すると、必ずしも「完全一致」ではないということに気づいてくださいました。

仕事をする上で信頼のおける上司であったとしても、
早く家に帰りたい理由、休みたい理由、仕事に関する本音、
全部をそのまま話せるかどうかはまた別問題です。

もちろん主体的に話したいと思える間柄であれば
それはそれでプラスに働くことも多いかもしれませんが、
例えば尊敬しているからこそ、言い出せないこともあるかもしれません。

であれば、必ずしも本音を語ってもらえなくても、
仕事上求める役割を果たしてもらえるように支援できていれば
それでいいということになります。

ただ、本音を言い出せないまま、
思い詰めて辞められたりしても大変ですから、
部下が胸襟を開いて話をしてくれることそのものを目的とせず
発言から本音に近いことを汲み取る訓練をしたり(邪推はしない)、
この人にだったら本音をいっても大丈夫だと思ってもらえるまで
行動証明をして待ち続けるというのが最適解といえるでしょう。

ちなみにですが、
「本音を話さなくてもよい」という安心感を与えた方が、
逆に本音を話しやすい雰囲気になるということも
覚えておいて損はないと思います。

部下との距離感で悩んでいる方の参考になれば幸いです!

人事コンサルタント
金森秀晃

 

「動画よりも写真の方がロマンがある」

「どちらかというと動画よりも写真が好き」という方が
こんな風におっしゃることがありました。

というのも、
動画は良くも悪くも、情報量が多く、わかりやすい。
その分、見る人の解釈の余地は少し減るということのようです。
(なので届けたいメッセージをわかりやすく伝える
という意味では動画は最強ということですね)

一方で写真は、1枚の写真の中に、
その人の生き方、背景、人間性、理念、
好み、関係性、気温、天気、時間、目に見えない絆・心、
そうしたものを全部凝縮して表現しようとする営み。
見る人にとっても想起させる部分が大きく、そこにロマンを感じるとのこと。
そしてカタルシスにもなるということのようです。

さて、このブログでは、
写真と動画どちらがよいかというところを論じるためではなく
自分の「好き」は「好きでないもの」をやって始めて引き立つ
ということをお話ししたく、このお話をしてみました。

この方は、両方を探求してみることによって、
どちらが好きで、なぜ好きなのかがより一層明確になったそうです。

どちらの面白みもあるし、目的によって適した表現も違うので、
それにあわせてということもできますが、
それと同時に「自分はなぜ写真に惹かれてしまうんだろう」と思うと、
「ロマンを求めてるんだな」と感じたそうです。

「自分のやりたいことがわからない」
「自分の天職ってんだろう」
「自分の得意って何だろう」

人間ですからこんな風に思うことも珍しいことではないと思いますが、
こんな時こそ、
「やりたいことも、やりたくないことも全部本気でやってみる」
ということが必要なのかもしれません。

「医療従事者憧れるけど向いてないかも」
と思ったら、まずは医療従事者に話を聞きに行ってもいいかもしれません。

「営業向いてないかも」
と思ったら、まずは副業からやってみたらいいかもしれません。

「コンサルタントって憧れるけど、私には無理かも」
と思ったら、納得行くまで仕事内容を確認して
不安も含めてぶつけてみてもいいかもしれません。

今の時代、転職せずとも色々なことに挑戦できるわけですから、
やってみてできるようになったら人生の幅が広がるということですし、
やってみた結果やっぱ違ったと別の道を選ぶことになれば、
それはそれだけやってきた人とはまた違った能力が身についているということです。

やってみたけど違ったという経験は、他者への尊重や尊敬にもつながり、
人間関係を育んだり、マネジメントに役立つかもしれません。

悩んだらまず動く、動けるくらいスモールステップを作ってみる。

これが人生最大のライフハックといえるのかもしれません。


人事コンサルタント
金森秀晃