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ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

「これから病院経営も戦国時代を迎える」

これは長く病院を経営されてきた理事長がおっしゃっていた言葉です。

確かに、医師の働き方改革に伴う医師の獲得競争、
インフレの中にありながら他業種に比べて給与をあげにくい現状、
コストはあがるけれど診療報酬等の収益はあがりにくい社会情勢、
地方税の減収に伴う地域の公立病院への補助金等の打ち切りなど、
今後の病院経営はかつてない困難な時代を迎えるといっても過言ではないと思います。

その中で、生き残る病院とそうでない病院の差はどういうところに生まれるのでしょうか。

私は「組織デザイン力」だと思います。

組織デザインというのは簡単にいうと
組織を効果的に動かしていくための役割設定や情報共有、
意思決定のルールを設計していくことですが、
今後はそういうものがないと
戦略を決められない、舵を切れない、人がついてこないなど
様々な問題を多重債務のように抱えることになってしまうからです。

その中でも、
組織はトップの決断で決まるということを考えると、
トップの意思決定力(ビジョンある決断技術)は
最も重要なポイントになってくると思います。

そういう意味では
病院戦国時代のリーダーに欠かせない必携スキルは間違いなく
「周りの声に耳を傾け、誰の声を聴かずに決める力」。

おいおい、矛盾しているじゃないか!と思われると思うのですが(笑)、
これらは「両立」することが大切なのです。

職員の不安や不満、意見を広く聴くというのは
マネジメントの要素として必要ですが
「みんなの声を聞いて決めましょう」というアプローチは
経営状況が悪いときや組織が混乱しているときには得策とは言えません。
統計的に、誤った決断をする可能性が高くなってしまうためです。

なぜ決断を誤る可能性が高くなるかというと
経営状況が悪い時や不安定な時は職員も不安になっているわけで、
自分の生活を守るためにどうしても自分の権利や
自分の事情が先立つからです。

組織のためにといいつつ、
自分の事情がかなり多めに入ってしまうものです。
(みなさん自分の生活がありますから
それを優先したい、守りたいと考えるのは悪いことではないですし、
むしろ当然のことだと考えています)

リーダーの一番大切な仕事は
とにもかくにも経営を成り立たせることであり、
そのために必要なことを「決めること」と
「決めたことをなんとかすること」です。

もちろん現場の意見を聞くことは重要なことなのですが、
みんなの意見を真摯に聴いてその通りにした結果
病院を潰してしまっては役割を果たしていないことになってしまいます。
結果的に現場を見殺しにすることにもなりかねません。

両立するためには何が必要かといえば、それは「軸」。
当然いきなりはできませんので、経営判断をする時の自身の判断軸、
意思決定技術を、普段から鍛えておく必要があります。

そうはいってもなかなか一人で軸を作るのは難しいと
ご相談いただくことも多いので、数は限定されてしまうのですが、
理事長・院長・事務長など病院の経営陣を対象としたエグゼクティブ・コーチングを
2024年の6月以降を目標に復活することになりました。
(直近は予定が入りすぎているので申し訳ありません…!)

病院経営における判断軸、決断軸などを作って
盤石の経営基盤を築きたいという方がいらっしゃいましたら、
ぜひこの機会にお問い合わせください。
病院戦国時代を戦い抜くための軸を一緒に作っていきましょう。
 

 

人事コンサルタント
金森秀晃

 

 

ひとり一人を活かし組織強化のお役に立てましたら幸いです。

人事コンサルタント・講師
三上絢愛

 

「自分は繊細というか細かいことが気になってしまうし、
周りの意見がどうしても気になってしまうので、
嫌われ役のリーダーは向いていないと思うんですよね。」

先日、次世代リーダー研修(中堅職員研修)の中で、
このようなことを吐露してくれた方がいらっしゃいました。

実際、どういう人がリーダーに向いていると思っているのかなと思って
質問してみたところ…

「みんながこう思ってるかもとか気にならない人」
「メンタル強い人」
「お金貰えれば嫌われてもなんとも思わない人」

などの声があがりました(笑)

みなさんはどう思いますか?

実はこれ、真逆なんです。

実際のところ、
リーダーは「繊細」で「感受性が強い」人の方が圧倒的に向いています。

理由は…
メンバーの負の感情を感知できない人は、そもそもメンバーのマネジメントができないし、
そういうものを感知しながらもやるべきことは断行するという覚悟を抱いた瞬間から、
自身のリーダーシップスタイルが作られていくからです。

人の気持がわからない人は一時よい成果をあげることはできるかもしれませんが
継続的に経営をしていくことはどう考えても難しいですよね。
(人が絶対的に離れていきます)


実際、とんでもなく強面で、周りから見ると
豪傑でわが道をゆく、圧倒的無慈悲!のようなイメージのトップ(経営者)が
実はとっても繊細だったり、ものすごく気遣いのできる人だったりします。

以前、経営者が集まる飲み会のようなところで、
冗談交じりに先輩経営者から言われたことについて、
私自身はあまり気にしていなかったのですが、
豪傑なイメージで近寄りがたいと思っていた経営者の方が
その後すぐ近くに来てフォローしてくださり、
「この方は本当はとっても繊細で優しい方なんだな」
と思ったりしたことがありました。
「剛柔併せ持つとはこういうことか…」と感動したことを覚えています。

そうしたことを考えていくと、
周りの人の負の感情が読み取れたり、
気遣いができる人というのはリーダーとしての立派な資質の一つで
リーダーとしてのスタートラインに立つパスポートのようなものなのかもしれません。

パスポートさえもっていれば、
あとは周りの気持ちも感知しながら
「リーダーとして必要な決断ができる技術」を
練習で身に着けていけばよいということになります。

嫌われるというのもある意味一つの手段(スタイル)なのかもしれませんが、
別に必ずしも嫌われなくてもよいので、
組織に必要なことをやりきる、やりきらせる自分なりのスタイルを
試行錯誤して見つけていきましょう。

自分は繊細だからリーダーとか向いてないかも…
と思った方はぜひこの記事を通して自分の才能に気づいていただけたら幸いです!


人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは!
サロン事業部の定道です。

本日は、どんなトラブルが発生しても、焦らずに対応するための方法に気づかされたことがありましたので、お伝えしたいと思います!
先日、サロンで使っている洗濯機の乾燥機能が使えなくなったことがありました。

日々の営業に直接影響するようなことだったので、メーカーに問い合わせたり、
説明書を何度も読み直したりしてなんとか対応しようとしましたが、改善は見られませんでした。

結局修理が必要かもしれないということになり、
メーカーの方に直接来てみてもらい、修理することになりました。

修理期間は当然洗濯機は使えないので、近くのコインランドリーに往復して洗濯から乾燥までやって、
それをお店に持って帰ってたたむということを繰り返していました。

洗濯機が故障してしまったことは、仕方ないと思いますが、
本来必要のないスタッフの往復の時間や追加のお金などが発生してしまっていて、
なにかもっとやれることがあったのではないかと思っていました。

状況は都度、金森社長にも報告していたのですが、直接お話できる機会があり、
感じたことを伝えてみると、ハッとするような言葉をかけてもらいました。

「各所に連絡や確認を取りながら進めてくれて助かってるよ。確かにもったいないコストを使っているかもしれないね。
そういうときのために日頃から”最悪な状態”をイメージして準備しておくといいかもしれないね」

発生したものごとに対して一生懸命対応することしか考えていなかったので、
事前にイメージしておくというのは、発想になかったのですが、
今後のためにどうすればいいか、考えるきっかけにしようと思いました。

お店に戻って振り返り、もう一度洗濯機が壊れるような状況をイメージしてみると、
一つ一つ事前にやれることがあるのではないかと思うようになりました。

・説明書をよく読んで、量や洗剤種類など調整できることはないか…
・定期清掃が行き届いていないところはないか…
・故障するよりも前に、保証の範囲でメンテナンスしてもらえることはないか…
・詰まりやすい事例をWEBで調べておいてその使い方を避けられないか…

などなど、ひとつひとつはとても小さなことかもしれませんが、
起きてほしくないことをイメージするだけで、どんどん準備できることがあるということに気づきました。

今後も思わぬトラブルが発生することはあると思います。
だからこそ起きてから対処するのではなく、日常から最悪設定をすることで強化された準備力を駆使して、
いつでもお客様が安心してきていただけるようなお店作りをしていきたいと思います!

サロン事業部
セラピスト
定道 勇斗

 

「どうすれば形骸化しない人事評価制度が作れますか?」

最近、人事制度の構築に色々と腐心されている人事の方から
よくこんなご質問をいただきます。

色々な要素はあるものの、
一言でいうとすれば…

関わる人全員が認知・理解できるくらいシンプルなものにすること

かもしれません。

ですが、シンプルだとしても
ざっくり過ぎて評価ができなかったら意味がないですし、
「シンプル」が目的になってもいけません。

そういう意味では、「ちょうどよいシンプルさ」を
見つけていくことが評価制度の勘所といえるかもしれませんが、
今日はそれを見つけていくためのポイントについて少しご紹介したいと思います。


1)修正を前提として、時間軸を持って制度を育てること

細かめに作ってどんどんシンプルにしていくパターンもあれば
ざっくり作ってからもっと評価がしやすいように細かくしていくこともあります。
どちらが正解というわけではありませんが、
いずれにせよいきなり100点満点(ちょうどよいシンプルさ)を目指すのは無理があるので、
60点くらいの制度を運用するたびに5点ずつ高めていき
80点~90点の制度を目指していくのが形骸化しない制度づくりの王道です。


2)修正時は必ず目的から外れないこと

シンプルにすることを目的とせず、
厳密な評価をすることを目的とせず、
制度を使って人が育つかどうか、人が動くか、
被評価者が納得するかどうか、そうした点に拘ることが肝要です。


3)運用担当者と評価者の「楽」よりも被評価者の納得度

実際に運用していると慣れないと
正直「これ面倒だな」と思うところも出てくると思いますが、
安易に「面倒だから(大変だから)シンプルに」としてしまうと
大切な柱を中抜きにするような事態を招くことがあります。
面倒だけど歯を食いしばってでもやるべきものか、
そうでないかの見極めが重要です。


ちなみに弊社の場合、絶対に外してはいけないポイントと
自由に柔軟に変えていってよいポイントを
20年以上の実務経験の中で完璧に体系化しておりますので
そのポイントを知るだけでも、形骸化しない制度構築ができると思います。

2024年度はもうすでに件数制限がかかってきておりますので
少しお待ちいただく可能性がありますが、
形骸化しない人事評価制度を作っていきたいとお考えの方は
ぜひお気軽にお声がけください!


人事コンサルタント
金森秀晃

「Z世代は人材の質が下がってきている」
「いやいや、そういう子しか来ない会社の責任では?(優秀な子も多いですよ)」
「そもそも、育てられない無能な上層部がいるだけでしょ」

SNS上ではよくこのような議論が巻き起こりますよね。

実のところ、どうなのでしょうか?

そもそも何をもって
「質が高い・低い」というのかにもよると思いますが、
事実として
「雇用側(経営側)が扱いにくい人材」
が増えてきているということは間違いなく言えると思います。

雇用側が扱いにくい人材というのはストレートにいうと
「権利主張はするけれど責任は果たさない(果たせない)」人材のことです。
高い給料とお休みは要求するけれど、
売上をあげる努力もしないし(何なら他人のせいにするし)
全く売上をあげない営業マンみたいなものでしょうか。
(まさかそんな人はいないと信じたいですが…笑)

大前提として
「使えない部下はいない、無能な上司がいるだけだ」というのは
管理者・経営者であれば肝に銘じておくべきものですが、
(現状まだ能力や専門性が開発されておらず)使えない部下を
使える状態にするためのやり方や手段は昔よりも格段に制限されています。

他責ではなく自責で考えるべきだと指摘すること、
専門技術を高めるための勉強や練習(自己研鑽)を求めること、
プロとしての責任を果たすために仕事をやりきらせること、
これらは一昔前ならば当たり前に上司が部下にやってきたことですが、
最近では一歩間違えるとすぐに「パワハラ」になってしまいますし、
リスクを負って指導したところですぐに転職してしまうかもしれないと考えると、
正直部下に対して「あなたの人生なんだから勝手にしたら?」という発想になってもおかしくはないと思います。

その結果…
専門性や能力もない、やり切る責任感もない、指摘されると早々にくじけてしまう
というような新人が誕生しやすい環境が増えてきてしまっているのかもしれません。

つまり、Z世代がどうこうというよりは、
未来のために今めいっぱい頑張って成長したい人材とそうでない人材で
大きく差が生まれやすい状態になっているということなのでしょうね。
(なので、当然優秀な若手もたくさんいらっしゃると思います)

そういう意味では、冒頭の議論は全員が全員正しいというか
同じ現象を別の側面から見ているにすぎない可能性が高いですよね。


では、 管理者・経営者はもう諦めて「育つ人が育てばいい」と考えたほうがいいのでしょうか。

それは違います。

強制力を持って容易に人を従わせる方法が時代とともに制限されだしたのは、
不便だと思う方もいるでしょうが、世の中の流れとしては真っ当でとても良いことです。

問題は、そうでない環境で育ってきた経営層や管理者層が
新しいやり方や手段に慣れていないことと、
そうした手段を無限に生み出すための「認知」がまだまだ浸透していないことです。

その認知さえ手に入れてしまえば、様々な手段を構築できるようになり、
今まで諦めかけていた人材をも「戦士」にすることができるようになります。
そういう意味では今こそ私たちは新時代のマネジメント手法を
無限に生み出す認知を手にするべきと言えるでしょう。

ちなみにZACでは、その認知工学を誰でもできる技術として体系化したものを近々リリース予定なので、
ぜひ皆さん楽しみにしていてくださいね♪


人事コンサルタント
金森秀晃



こんにちは。
エナジーサロンFee'z 牛山です。
 

本日は私が院長ブログをジャックします。
 

みなさんは、数字に対しての苦手意識はありますか?😎
さらには仕事でマーケティングを頼まれたらどうでしょう?
自分は数字も数字を使うであろうマーケティングもかなりの苦手意識を持っていました🙈
 

これはサロンデビュー1か月後の自分です。
ある日のサロンミーティングで「来月はどんな数字作っていこうか。じゃあ今度分析お願いね。」
と依頼されたときに、完全停止したことがあります(笑)
 

なぜなら計算すら苦手なのに、お店の数字というプレッシャーと「そもそも分析ってなんだ。」
と何からやればいいかわからなかったからです。
 

あまりにも混乱している様子を見かねて
当時の先輩がヒントをくれました。

そのヒントの内容は、すごくシンプルで2つのことです。

①数字が示すことは事実
②なぜその数字が作られたのかはこちらの予想でしかないこと

だから正解はないからどんな数字を集めてどうしてそうなったのかは自由に考えていいんだよということでした。
 

たったそれだけで、出来そうだと感じてしまうのも単純な話ですが
それからは、「自由に考えていいんだよね。」とちょっと楽になり
当時の自分でもわかるレベルの数字を集めてみて
自分なりに
「ここがいつもと違うから今回はこうしてみたいです。」
と次のミーティングで話せていました。
 

計算すらも苦手意識を持っていた自分が少しでも動けるようになったのは、数字集めがいわゆるゲーム感覚だったことと、自由に考えて良かったことです。
 

一度数字集めに熱中出来た後は、来週の数字はこれを作りたいからこう動いてみたいなとか、日々の過ごし方まで変わっていったことが不思議でした🥹
 

あとから先輩に「新人だった頃ってこういう分析は出来ました?苦手意識はなかったんですか?」と聞いてみたところ、先輩も自分と同じように苦手意識から何もできなかったと話してくれました。
 

でも、当時先輩が新人だったころは院長から直接話を聞けてその通りにやり続けていたら少しずつ出来るようになったから今後輩に伝えられているそうです。
 

何でも出来てかっこいい先輩も新人の頃は自分と同じだったのかと驚いたこともそうですが、少し動けるようになったとはいえ苦手意識を持っていたらもったいないなと感じました。
なぜなら、やり続けたらかっこいい先輩と同じように出来るようになるし、その先輩を育てた院長に相談した時にもっとヒント貰えるかもしれないなと思えたからです✨
 

あれから、先輩と同じレベルには到達出来ていないのですが、精度は甘いとしても当時のゲーム感覚でやり続け苦手意識はなくなっていると思います。

もちろん、高度なものを求められたらまた混乱しそうですが(笑)

数が示すことに興味を持ち始めると子供の時にゲームしていた楽しいワクワク感のもと動けるようになると思います😌
これから出会う新人の方が同じように止まってしまったら
先輩のように導いていけるよう、精進してまいります!
 

Fee'z セラピスト
牛山亮太

 

「もうこの会社で学ぶことがないので辞めようと思います」

みなさんが転職を考える際に、
これは会社を辞める理由として妥当だと思いますか?

当然、妥当なこともあれば妥当でないこともありますが、
私が今まで3万人以上のキャリアカウンセリング経験を経て感じるところでは
多くの場合、この理由は「危うい」ことが多いと思います。

というのも、その会社がどういう会社であれ、
「学ぶことがない」ということはほとんどないからです。

仮によいところがなくても反面教師としてなぜそうなってしまうのかを
学び取ろうと思えば学び取れますし、
目的意識次第では誰からでもどんな組織からでも学ぶことはできます。
学びの種は散りばめられていても、
自分の目線では気づけないこともあるでしょう。

そういう意味では「学ぶことがない」というのは
自分の視野の狭さや自分の(学び取る能力の)限界を
公言してしまっている可能性もあるわけです。
(なので、転職の面接であまり言わないほうがいいですよ)

一方で、同じ「学ぶことがない」という理由でも
「それなら転職を考えてもよいのでは」という方もいます。

それは目的と目標が明確な場合です。

例えば…

「3年後にこういう分野で起業をしようと思っていて、
この会社ではこの点について学びたいと思っていたが、
~~の事業に関わらせていただき、
100%ではないものの知見を獲得することができた。
その仕事自体もやりきったので、
次にこの分野で経験を積みたいので転職したい。」

こうしたお話では「現時点で学びたいことは学びきった」というのは
転職の理由として至極真っ当だと思います。

そういう意味では
「もうこの会社で学ぶことがないから転職しようかなぁ」と
漠然と思っているうちは、まだその会社で学ぶことがあるかもしれないと考え、
明確な目的や目標をもとに学ぶことを学びきったと自信をもって言える状態ならば次のステップを考える、
というのがいいのかもしれませんね。

もちろん一概に言えることではないのですが、
キャリア選択に迷った際の参考にしていただけたら嬉しいです。


人事コンサルタント
金森秀晃

 

こんにちは!
サロン事業部の定道です。

本日は、ちょっとしたことで、自分を最大限に活かせるかもしれないと思ったエピソードがありましたので、
共有したいと思います。

私がサロンで働き始めて2ヶ月が経った頃、
お客様の身体について説明するための資料を作成していた時のことでした。

初めての機会だったので、
できるだけいいものを作りたいと思っていたのですが、
中々納得するものが作れず、
先輩と約束していた期日も遅らせてもらいながら、
なんとか作成して提出!

ですが、先輩に見せたところ、
たくさんの修正点をいただき、結局最初の期限から1週間も遅れての完成になりました…。

せっかく時間をかけたのに、遅れているし、
たいしたものを作れないなんて…と落ち込みました。

どうすればよかったのか知りたくて、金森社長に質問してみたところ、丁寧に話してくれました。

「成果にこだわることは、プロとして大事だよ。でもそれは期日を守れていることが前提なんだ。
次もし機会があったら、期日を死守するつもりでやってみたら新たなことが発見できるかもしれないね。」

よりよい資料を作るための方法を知りたかった私にとっては、
期日ですか…とその場ですぐに理解はできなかったのですが、
金森社長が伝えてくれたことだったので、ものにしたいと思い、
実践してみました。

別の機会にお客様に見せる資料を作成することがあり、
今度こそは先輩と決めた期日に間に合わせようと意気込んで作業を開始。

作り始めのときは気づかなかったのですが、
期日が迫ってくるにつれて、
今と同じやり方では間に合わないということに気づき、次のことに取り組みました。

・ちょっとでも作業を早く進められるようにパワポの使い方を勉強する
・作っている資料の参考になるようなテンプレートはないかと探す
・いきなりパワポを使うよりも、ラフに手書きをしてからそれをデジタル化してみようとする

などなど、まだまだやれることがあるのではないかということに気づかされました。

結果として、先輩に期日よりも早めに確認していただき、何度か修正はもらったものの、期日に間に合わせることができました。
また、私の作った資料をわかりやすいと言ってくださるお客様が多く、
時間を短縮できただけでなく、同時に喜んでいただける資料を作成することができ、嬉しかったです。

もし期日を死守しようとしていなかったら、パワポスキルも向上していないだろうし、
一般的な意見を取り入れたテンプレートにもふれることなく、センスもないのに自分の独自性で考えてしまっていたと思うと、
恐ろしいなと今になって思います。

今後も、未知な自分がやり方や考えに基づいて作業をしてしまいそうになったときは、
その作業の締め切りを明確にして、そこを必ず守れるように、
試行錯誤することで、新たな自分を獲得し、できることを増やしていきたいと思います!

サロン事業部
セラピスト
定道 勇斗

 

 「誰一人取り残さない、ではDXは失敗する」

これはLINEヤフー川邊会長の言葉です。

川邊会長は、民間と比べて行政のDX化が遅れた要因として以下の2点をあげています。

・既存のユーザーに対して優し過ぎた
・既得権益に対して優し過ぎた

これを見て、私が最初に頭に思い浮かべたのは病院のバックオフィスの光景でした。
(先進医療のイメージがあると病院ではバックオフィスもさぞIT化が進んでいるのでは
と勘違いされることも多いのですが、バックオフィスのIT化が進んでいるのはごく一部だと思います)

人事管理システムがなくいまだに紙で履歴書や資格証を管理していたり、
500人以上の職員がいらっしゃるのに人事評価を紙でやっていたり
勤怠管理をExcelでやっていたり…
というのはまだ序の口で
給与明細を紙で印刷して糊付けして配っていたり
稟議を紙で行っていたり…

とにかくそれだけで相当な労力を無駄にしている可能性があるので、
人事制度リニューアルに伴い、
それに関連する勤怠管理システムや
人事管理・人事評価システムの導入をお勧めすると…

・一人1つメールアドレスを割り振ってないのでできない
・ログインから苦戦する人が出てくるから難しい
・スマホ持っていない人もいるから難しい
・一人1台端末がないから難しい
・ネットワーク環境がないから難しい
・現場の反発が強すぎて現実的じゃない

などの理由でシステム化にこぎつけないことがとても多いのです。

一般の事業会社でも似たような事例は有ると思うのですが、
おそらく病院の方がその割合や現場の抵抗感は大きいと思います。

病院がDXを推進できない理由も、
川邊会長がおっしゃるように
「最も(システムを)使えない人に合わせようとする」
発想からくるものだと思います。

今まではそれでもギリギリ病院経営も成り立っていたかもしれないのですが、
今後はそうしたバックオフィスの「コスト意識」もしっかりもって
”経営”をしていかなければ立ち行かなくなっていきます。
(無駄な人件費がそこに投下されていることになるからです)


この問題を解決するために重要なことはたった1つ。

「本来あるべき姿から下って考える」

単純ですが、これだけです。

ですがこれは、できない人を見捨てようという話ではありません。
一部の「できない」方にあわせて何十年前のやり方を継続するために
労力を費やすのではなく、
むしろそういう方々が「できるようになるために」
創意工夫をすることに労力を使うべきだという話です。

年齢層が高いからできない人が多いという声をきくこともありますが、
年齢層が高い人でもシステムを若者より使いこなす人もいるのです。
ということは、結局慣れれば誰でもできるということですから、
「やるべきことをなす」ことを当たり前の文化にしていきたいですね。

病院バックオフィスのDX化において、
進めるか否かを悩んでいる方がいらっしゃれば、
1つの指針にしていただけましたら幸いです!


人事コンサルタント
金森秀晃