「期待しない。でも、信じる」辞めると言う部下への向き合い方 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

先日公開した「注意するとすぐ『辞めます』と言う部下」という動画に、
 大変大きな反響をいただきました。 

 

 

 今回のケースは、仕事上のミスを繰り返し、注意されると 
「自分はこの仕事に向いていない。もう辞めます」と言ってしまう25歳の男性でした。

こうした方に悩まされている管理者の方が多いことが伺えますね。

動画の流れとしては・・・ 

そういう方がメンタルが弱いかと言われると
実はそういうことでもなかったりするので、
「自己価値の随伴性」という概念をもとに、なぜ仕事上のミスや注意を、
自分自身の価値の否定として受け取ってしまうのかを紐解いていきました。

そのうえで、人格を否定しているのではなく、
問題なのは具体的な「行動」であることを整理し、
どうすればその行動を変えていけるのかを一緒に考えていくという動画でしたね。 

動画を見た方から、「確かにこういうアプローチをすればいいんですね!」ということと、
一方でこういうタイプではなく「辞める辞める詐欺」のような方については
どのように対応すればよいのかということのご質問を多数頂きました。

今日はその対処法についてお伝えしてみたいと思います。  

①すがらない

一番重要なのはこれかもしれません。

人手不足だからと足下を見られるような状態になってしまうと、
引き留めることが必ずしも組織のためにもなりませんし、
もっというと「泣けば主張が通る」という事実が繰り返されると、
健全な成長痛すらも受け入れないマインドになってしまうので、
将来的に本人が一番困ることになってしまうからです。


②すがらなくてもよい環境作り

そうはいっても、
本当に人手不足で辞められては困ると言うこともあろうかと思います。
①と同時進行ではありますが、「すがらなくてもよい」環境作りを行います。
具体的には採用はもちろん、その方がいなくなったとしても
一定期間頑張れるという職員の方々のマインドを作るだけでも十分です。
なぜなら、そうした方には現場の方も困っていることが多いので、
そこに適切に対処しているというメッセージを現場の方々にも
伝えることになるからです。


③期待せず信じる

①②だけだと、見捨てているようになってしまうかもしれませんので
この③が非常に重要です。
①②と両立で「期待」はしないけれど、
一方である種の問題行動が改善され生き生きと働いているその方の未来を信じること。
そのためにベストを尽くす姿勢があると、本当にその方が変わることもありますし、
変わらなかったとしてもそれに見合う方が採用できたりします。

この3点を抑えて、
ぜひ「辞める辞める詐欺」の方の対応を模索なさってみてくださいね!


人事コンサルタント
金森秀晃