ケアレスミスの多い部下対策 | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

上司の部下に対するお悩みは様々なものがありますが、
その中のひとつに”早とちりしてケアレスミスが多い”というのがあります。

本人としては、指示受けが正しくなされていると思っているのですが
”こうだ!”と思い込んで指示を微妙に間違えて実施してしまうのだそうです。

例えば
3種類ある資料を1部ずつコピーを依頼したら、1種類を3部印刷した。
というような感じです。

誰にでもミスはつきものとは分かっていても・・・
何度もこういったミスをされると
「単に注意散漫なだけでしょ!」
と片付けたくなったり、
「そのくらい自分で気付けるようになって欲しい」
と思いますよね((+_+))

以前このような相談を研修受講者の方からいただいたことがありましたので、
本日はその対策を共有したいと思います!

ズバリ、“ダブルチェック”です。
なんだ、当たり前のことじゃないか
と思う方もいらっしゃるかもしれません(笑)

4年前(https://f-zac.com/hideakikanamori/2017/10/06/lisk/)や最近の記事(https://f-zac.com/hideakikanamori/2021/10/27/miss-6/)にも挙げましたが、
ダブルチェックは本当に奥深いので、改めて効果的なポイントを\(^o^)/

ポイントは、2つだけです。
1つ目は、部下側にダブルチェックは組織にとってとても重要な業務であることを伝えること
(単なる『やらなくてはならない面倒なタスク』ではないという意味づけですね!)

2つ目は、上司側は『自分含め部下、つまり人間はミスをする生き物』という前提で確認すること
(部下でとどめてくれよ…と思いたくなりますが、そうした前提があるだけで他のことにも転用できる『仕組み』になります。)

どうしても、やらされ感や他人任せになってしまうと精度が落ちてしまうのが
人間だと思います。
ちょっとした意識の違いなのですが、得られる効果は180度変わります!

ミスは注意力や意識低さが問題と
片付けられがちですが、確認する仕組みと
その目的を明確にしておくだけで、お互い気持ちよく仕事進められそうですね!
ぜひご活用なさってみてください!


人事コンサルタント
金森秀晃