キャリア選択の道は、一日にしてならず?! | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

 

ミスを恐れず、社会人として一皮剥けてもらいたい・・・
そういった法人様の研修で必ずお伝えすることのひとつに
「上手くいかないことを織り込み済みにする」
というのがあります。

 

組織で働くということは、多くの事が自分の思い通りにはならないもの。
期待通りになることの方が少ないかもしれません。
先述した折込済みの前提がないと、
配置換えがあったときなどに
期待通りにいかないと、そうではないと頭では分かっていても
「自分は期待されていないのだ」
「この仕事、自分にあってないのだろうか・・・」
と落ち込む方もいるほどです。

 

疑う,管理者

離職に頭を抱える法人様からの要望も多く、
そういう方々のキャリア相談ということで
私やスタッフが話を伺うことが、最近特に
増えてきました。

 

お話を伺う際の軸として必ず持っているのは、
その方が、「今の仕事で活躍できること」を前提とすることです。
理由としては、その仕事が合っているかいないかは
その前提をもって、あらゆるアプローチを試してみてからでないと判断が付かないからです。

 

今やっている仕事が
本当にその方に合ってるかどうかは、
すぐにはわかりません。
むしろ自分には合わないと思っていた仕事が
自分に向いていたということもあります。
すぐに結果が出ないからと言って、
諦めてしまうのはもったいなさ過ぎますよね(T_T)

 

最初は自分に合わないと思い込んでいたことが、
真剣に向き合うことで、面白さに気付き活路を見出せたり、
取り組みが評価され、希望していた部署に配属される
ということもあるかもしれません。

 

尊敬,先輩,背中

 

配属とは、あの部署の人員が足りてないなど、
その時の一時的な事情で決まることが殆どです。
会社の都合で振り回されたと捉えがちですが
見方をかえればチャンス!です(^^♪

 

真剣にやってみて、やはり合わなければ、
その時間はまた一歩、自分の希望に繋がる選択肢の精度が上がった
といえるように思います。

 

人事コンサルタント
金森 秀晃