善意のクラッシャー上司に要注意! | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

 

皆さんは、「クラッシャー上司」という言葉をご存じですか?

 

気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責めるなどの言動で
部下を次々と「潰す」上司のことをいうのだそうです。

 

叱る,潰す,クラッシャー

 

実は先日初めてこの言葉を聞いたのですが、
確かに、こんな上司がいたら、会社に行くのも億劫になりそうです・・・

 

しかし、ハラスメント問題とも密接に関わってきますが、
クラッシャー上司側は、自分がクラッシャー上司であることに
全く気がついていないということがほとんどなのだそうです。

 

▶部下からみたクラッシャー上司
気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責めてくる

 

▶クラッシャー上司本人
部下が分かるまで何度も何度も拘ってやるのが愛情だ!

 

クラッシャー上司からするとこのような思いがあるのかもしれません。
本人としては悪意がなく、むしろ善意でやっていることもあるので、
クラッシャー上司を根絶することは非常に難しいことなのです。

 

これは、ハラスメントでも同じことがいえますよね。

 

組織としてクラッシャー上司を生まない方法はたった一つ。

 

会社の評価基準を見直すこと

 

です。

 

マネジメント,部下,助けてもらう

 

上に立つ人間の評価を、業績を上げていることだけでなく、
下記の基準も付随させることがポイントです。

 

人を勝たせることを評価基準にする
(部下が成果を上げていることを評価する)

 

もしくは

 

専門職として職位は高いが部下を持たせない形も作る

 

善意のクラッシャー上司を増やさないためにも、
組織がそうした評価基準になっているか
是非一度、見直してみてはいかがでしょうか(^^)/?

 

人事コンサルタント
金森秀晃