意志を持ったイエスマンになろう! | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

・意味は分かるけど、賛同しかねる

・昨日言っていたことと180度違うじゃないか

 

仕事をしていて、そのようなことを感じたことがある方は少なくないと思います。
 

スタッフクラスの研修をさせていただくと、
よく伺うお悩みのひとつに、
方針の変化に対してついていけないことがあり、
モチベーションが落ちる
というものがあります。
(方針が変わると今までやってきたことが水の泡になるような感覚に
陥ってしまうということでした)
 

確かに、振返ってみると、私も新卒で企業に入社して間もないころは、
会社の方針が変わる度に徒労感を募らせてしまうことがよくあったように思います。
ここまで全力疾走したのに、なんだったんだろう・・・と!
 

しかし、組織の中では方針が変更になるということが度々起こります。
トップマネジメントにとって「朝令暮改」は当たり前と言われるように、環境も一定しているわけではありません。
「昨日の判断」と「今日の判断」とが異なることはいくらでも起こりうるわけです。
 

そんな中、当然上司としては「組織人として、気持ちの切り替えのできる部下」を求めてしまいます。
もちろん「まったく意見をしない」ということではありませんし、
「どうせ組織の歯車だから」と諦めることでもありません。

方向性が変化した背景を確認したり、自分で理由を考え、
取り組むための動機を内発的に作り出し、
次の展開への舵を切ることができるということです。

 

ただ、そうはいっても、そんな人になるって難しそうですよね?

 

でも、意志あるイエスマンになるためには、一つ秘訣があります。
意外と簡単なんですよ(^^)/

 

それは、



学びを得るためには仕事を使う



という考え方を徹底することです。
 

その考えが徹底されていれば、例え別の方向に全力疾走したとしても獲得するものがあるはずなのです。
(そう考えると、“すべてが水の泡”にはならないかもしれませんよね♪)
 

同じイエスマンでも、盲信的に上位方針に従うのではなく、
自分としての意見は明確に持ちながらも、組織の方針に沿った方向へ邁進するという、
覚悟をもった「意志あるイエスマン」は最高の参謀になります。

 

人事コンサルタント
金森 秀晃