脱★”イタチごっこ” コンプライアンス研修のポイント | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

間もなく秋の研修シーズン!
昨今の過重労働やパワハラ問題などの印象が強かったためか、
コンプライアンス研修のご依頼をいただくことが多いように思います。
 

一般企業ではもちろん、医療・介護業界でもコンプライアンスの重要性は、よく指摘されるところです。
しかし、そもそも何がコンプライアンス違反に当たるのか、どうすればコンプライアンスを強化できるのか、ということをお悩みのようです。
よく伺うのが、「カバーしなければならない範囲が広すぎて」というお声です。
 

はい、確かに広いかもしれません(>_<)!
企業に関する法律としてはまず商法と会社法があり、それ以外にも独占禁止法、不正競争防止法、個人情報保護法などもコンプライアンスに関わる法律として認識されています。
また、違法行為に当たらなくとも、組織や社員個人による不正、不祥事、ハラスメントなども、コンプライアンス違反に該当する事例として捉えられるなど、多岐にわたります。
これを網羅すべく、対処療法として事例だけ取り上げてしまうと、異なるケースが来た時に対応ができない・・・
といういわゆる”イタチごっこ”になってしまいます。
 

”脱!イタチごっこ”のためにも、コンプライアンス問題が起こる、根本的な課題を掘り下げてみることが重要ではないでしょうか。
弊社が考える、根本的な課題には大きくふたつあり、
▶忙しさのあまり、業務の目的ではなく目の前の業務効率化や利益追求を行い、それが体質化してしまうこと
▶組織の中に不正を監視し合い、指摘する風土がないこと
というのが挙げられます。
 

これを改善するには、社員に改めて企業理念や使命感を浸透させるしかありません。
ZACのコンプライアンス研修では、事例を活用しながら、同時に理念や使命感を浸透させる研修プログラムをオーダーメイドで行います。

一口にコンプライアンスといっても、組織によって優先度の高い分野の事例を用い、「組織の一員として、どうあるべきか」も皆さんにお伝えすることができ、「いつも研修では、こういう場合は?というように「手段」ばかりを求めていました。ですが根本的には「どうあるべきか」を職員に持たせることが、根本的な解決になるのだと分かりました」というようなお声もいただいております。
 

コンプライアンス研修で、「何をどうしたらいい?」とお迷いの際は、ぜひお気軽にお問合せ下さい!
 

人事コンサルタント
金森秀晃